国士舘中学校 の過去問分析

国士舘中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

国士舘中学校 過去問分析(2013〜2026 年度・算数 4 年分/国語 3 年分/理科・社会は 2015 年度のみ)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都世田谷区
男女 共学
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前/第 2 回 2 月 2 日午前/第 3 回 2 月 2 日午後/第 4 回 2 月 4 日午前/第 5 回 2 月 4 日午後 — この 5 回はいずれも 2 科(国語・算数)。第 6 回 2 月 5 日(若干名)はプレゼンテーション入試で、自己 PR 1 人 5 分と質疑応答(時間・配点は募集要項で確認してください)(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 第 1 回〜第 5 回は国語・算数とも各 45 分・各 100 点
奨学生 学業優秀奨学生があります。2 科 200 点満点中 160 点以上が対象で、複数回受験できます

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)・一行問題(数行で終わる短い文章題)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 算数は「大問 1 = 計算 5 問/大問 2 = 一行問題 15 問/合計 20 問・各 5 点・45 分」という形が、精読した 4 年(2013・2015・2025・2026)で 1 問も動いていません。
  2. 並ぶ順まで決まっていて、大問 2 の 6 番は数の性質、16〜17 番は角度、その後ろが図形です。この座席(問題の置き場所)の固定がこの学校の中心です。
  3. 国語も「大問 1 = 漢字 10 問 → 大問 2 = 説明文 → 大問 3 = 物語文 → 大問 4 = 知識 3 問」が、精読した 3 年(2013・2014・2015)で同じです。

家でやること 3 つ

  1. 算数の計算 5 問(100 点中 25 点)を、毎日 5 問・5 分で解きます。
  2. 国語の漢字 10 問(読み 5・書き 5)を毎日やります。
  3. 同じ番号を年度をまたいで縦に解きます(6 番だけ 4 年ぶん、17 番だけ 4 年ぶん)。

今週やる 1 つ

  1. 直近 2 年(2025・2026)の算数を 45 分で通して解き、最後の図形まで手が届くかを確かめます。

注意

  1. 科目によって資料の揃っている年がまったく違い、算数は 2016〜2024 年度の 9 年間、国語は 2016 年度以降の問題文が資料にありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びだけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。科目によって揃っている年がまったく違うので、そこを先に押さえてください。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年
算数 4 年(2013・2015・2025・2026) 0 年 8 年(2010〜2015・2025・2026)
国語 3 年(2013・2014・2015) 0 年 6 年(2010〜2015)
理科 1 年(2015) 0 年 1 年(2015)
社会 1 年(2015) 0 年 1 年(2015)

5. 一番大きな結論

この学校の出題は「同じ種類の問題が、毎年同じ場所に出る」つくりです。 出る問題そのものを覚えるのではなく、番号ごとに何が来るかを覚えて、そこを取りにいく使い方が合います。

精読した範囲で固定されているものと、毎年変わるものを分けると次のようになります。

固定されているもの

毎年変わるもの

過去問の使い方はどれに近いか。「出る問題を覚える」ではありません(精読した範囲で、まったく同じ設問文が別の年に出た例は確認できませんでした)。近いのは「時間の使い方を身につける」+「決まった座席の単元を確実に取る」の組み合わせです。とくに算数は 45 分で 20 問なので、1 問に 2 分以上かけると最後の図形まで届きません。年度を通して時間を計り、そのうえで「6 番だけ 4 年ぶん」「17 番だけ 4 年ぶん」と縦に解くやり方が、この学校の作りに一番合っています(手順は 過去問の使い方)。

科目ごとの性格を 1 枚にすると次のとおりです。

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 非常に高い。大問 2・小問 20・各 5 点・45 分が精読した 4 年で不変 一行問題を広く薄く。1 問完結で、小問がぶら下がる大問が無い 計算 5 問(25 点)を落とさない。公約数・公倍数、角度、円とおうぎ形
国語 非常に高い。大問 4・小問 30〜32、漢字 → 説明文 → 物語文 → 知識 の順が 3 年で不変 抜き出しと記号選択が本体。最後に「あなたは」の意見記述 漢字 10 問、字数を数える抜き出し、50 字前後で自分の考えを書く練習
理科 1 年分のみ・判断できない 2015 年度は 5 分野を 1 大問ずつ。実験の手順を問う 現行入試で課されるかを募集要項で確認するのが先
社会 1 年分のみ・判断できない 2015 年度(第 2 回)は記号選択が主軸・記述 0 問・図表が多い 同上

6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々は 1・2・7 を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 5 問 — 20 問中 5 問(25 点)が計算そのものです。整数・小数・分数の混合が毎年入り、そのうち 1 問は分配法則でまとめると速くなる作りになっています(2015・2025・2026 で確認)。5 分以内・全問正解で固めると、残り 40 分を 15 問に使えます。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 国語・大問 1 の漢字 10 問 — 読み 5 問・書き 5 問という内訳まで 3 年とも同じです。小学校で習う範囲の熟語と送りがなつきの書き取り(「なれる」「モやす」「クラベる」「シメす」「タズねる」)が中心。(確認: 〜2015 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・6 番の公約数・公倍数 — 6 番の座席がほぼこれです。2015 = 公倍数の個数、2025 = 3 数の最大公約数、2026 = 3 数の最小公倍数。3 つの数で練習しておきます。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・角度を「折り返し」と「多角形」の 2 本立てで — 4 年とも 16〜17 番にあります。長方形の折り返し(2013)、二等辺三角形(2015)、おうぎ形の折り返し(2025)、正六角形(2026)。折り返しで等しくなる角と、多角形の内角の 2 系統で足ります。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 算数・円とおうぎ形の複合求積と、最後の立体 — 円とおうぎ形は 4 年連続(正方形の中の半円、3 つの半円、おうぎ形の転がり)。円周率は 3.14 で、まとめてから最後に 1 回だけ掛ける計算の順序を身につけます。立体は体積・表面積・展開図・切断の 4 つで、直近 2 年は 20 番が立体に固定。展開図から表面積を逆算する形(2026)も出ています。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 算数・約束記号の入れ子と、文章題の回転 — 約束記号はかっこの中を先に計算し、その答えをもう一度規則に入れる練習を(2 年連続で同じ組み立て)。文章題は深追いより回転で、速さ・割合・和差算・規則性・場合の数を各 1 問ずつ、5 分で 5 問という練習が形式に合います。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週末 60 分] 国語・「あなたは〜」を 50 字で書く練習と、抜き出しの字数合わせ — 説明文の最終問は 3 年連続でこの形です。「ある場合/ない場合」の両方に答え方が用意されている問題が多いので、どちらを選んでもよい、ただし理由は必ず書く、と覚えます。抜き出しは「七字で」「十六字で」「三十四字で探し初めの五字を」といった指定が毎年複数あり、候補を見つけたら必ず数えます。(確認: 〜2015 年度)
  8. [週 1 回] 国語・知識 3 問の総ざらいと、空欄補充・読書 — 大問 4 は部首・総画数・主語述語・四字熟語・慣用句・対義語のどれかで、枠は 3 問で固定です。空欄補充は接続語(順接・逆接・例示・言い換え)と擬態語の 2 系統。説明文は「大人が中学生に語りかける本」を読み慣れておくと入りやすくなります。(確認: 〜2015 年度)

年度通しで 45 分を計る演習も、直近から順に並行してください(時間の見取りは 5 節と 11 節に書きました)。


8. 科目別の詳細

8-1. 算数(45 分・100 点・大問 2・小問 20・答えのみ)

精読した年 4 年(2013・2015・2025・2026)/構成だけ数えた年 0 年/資料のある年 8 年(→ 4 節)。

年度×大問の題材表

大問は 2 つしかありません。精読した 4 年すべてで大問 1 = 計算 5 問/大問 2 = 一行問題 15 問/合計 20 問で、1 問 5 点・20 問で 100 点(2014・2015・2025・2026 年度の転写に配点 5 点の記載を確認)。試験時間は 45 分です。

年度 大問 1(5 問) 大問 2(15 問)の並び
2013 四則計算(整数・小数・分数の混合、逆算的なかっこ計算を含む) 概数 → 単位あたり量 → 数の性質 → 速さ → 規則性(平方数)
→ 円とおうぎ形 → 直方体のくりぬき → 平均算 → 場合の数 → 和差算(りんごとみかん)
→ 食塩水 → 折り返しの角度 → 面積の単位換算(ha) → 速さとグラフ(2 問組)
2015 四則計算(分数・小数の混合、85×4.9+15×4.9 のような分配法則の工夫を含む) 公倍数 → 分数列 → 単位換算(dL→mL) → 割合 → 逆算
→ 消去算 → 和差算(折り紙のやりとり) → 規則性(等差数列) → 場合の数(3 の倍数) → 速さ
→ 二等辺三角形の角度 → 正方形と面積比 → 3 つの半円 → 水量とグラフ(2 問組)
2025 四則計算(36×3.14+3.2×62.8 など 3.14 をまとめる工夫を含む) 最大公約数 → 逆算 → 比の値 → 長方形の周と和差算 → あめの分配
→ 植木算 → 速さ(時速と分速の往復) → 約束記号 → 記録の比 → 推理
→ 過不足算 → おうぎ形の折り返しの角度 → 平行四辺形と面積 → 正方形の中の半円とおうぎ形 → 三角柱の切断
2026 四則計算(1.8×0.15+0.3×4.1 など分配法則の工夫を含む) 最小公倍数 → 単位換算(km・cm・m) → テープの割合 → 約束記号 → りんごとみかんの代金
→ 速さ(時速をそろえる) → 3 人での分配 → 売買損益 → 平均算 → 規則性(ミニカー)
→ 場合の数(旗の塗り分け) → 正六角形の角度 → おうぎ形の転がり → 2 つの直角三角形の重なり → 角柱の展開図と表面積

表の「逆算」は □ にあてはまる数を求める計算です。和差算・消去算・過不足算・平均算・売買損益・植木算などの中身は 用語集 にあります。

座席の固定(同じ場所に同じ種類の問題が来る)

大問 2 の 15 問は、ただ 15 個並んでいるのではなく、座る場所がかなり決まっています。精読した 4 年(2013・2015・2025・2026)で確認できた並びは次の 3 つです。

座席 何が来るか 確認できた年
大問 2 の 6 番 数の性質(うち 3 年は公約数・公倍数そのもの。2015 = 3 と 4 の公倍数の個数/2025 = 28・70・112 の最大公約数/2026 = 24・72・120 の最小公倍数。2013 だけは概数) 4 年すべて
大問 2 の 16〜17 番 「あ の角の大きさは □ 度です」という角度(2013 = 長方形の折り返し/2015 = 二等辺三角形/2025 = おうぎ形の折り返し/2026 = 正六角形) 4 年すべて
角度のすぐ後ろ 平面図形の面積(面積比)と円・おうぎ形が 1 問ずつ、そして最後に立体またはグラフ 「角度 → 平面図形の面積 → 円とおうぎ形」の 3 連続は 2015・2025・2026 の 3 年で確認(2026 だけ円とおうぎ形と平面図形が入れ替わる)

言い換えると、20 問のうち後ろの 4〜5 問が図形専用の座席になっていて、そこに至るまでの 10 問前後で文章題(速さ・割合・和差算・規則性・場合の数)を薄く広く回しています。「同じ問題が出る」のではなく「同じ種類の問題が同じ場所に出る」という固定のしかたで、番号を見ればおおよそ何の問題かが分かります。

頻出単元と回数

精読した 4 年での出現回数(大問 2 の中)です。

問い方のくせ


8-2. 国語(45 分・100 点・大問 4・小問 30〜32。2013〜2015 の資料のみ)

精読した年 3 年(2013・2014・2015)/構成だけ数えた年 0 年/資料のある年 6 年(→ 4 節)。

2016 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)ため、以下は 2013〜2015 年度に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。算数が 2026 年度まで見られるのに国語が 2015 年度で止まるのは、この事情によります。

年度×大問の題材表

精読した 3 年とも大問 4 つ・小問 30〜32 問。順番も中身の役割も完全に同じでした。

年度 大問 1 大問 2(説明文) 大問 3(物語文) 大問 4
2013 漢字 10 問(読み 5・書き 5) 羽生善治『大局観――自分と戦って負けない心』/集中力と「大局観」(小問 10) 朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』/映画部の仲間と脚本(小問 9) 知識 3 問(部首・慣用句・反対の意味の熟語)
2014 漢字 10 問(読み 5・書き 5) 佐藤剛史『大学で大人気の語る〈失敗〉〈挑戦〉〈成長〉の自立学』/「友達」と「仲間」の違い(小問 8) 森沢明夫『青森ドロップキッカーズ』/カーリングの決勝で反則を申し出る場面(小問 9) 知識 3 問(主語と述語・総画数・四字熟語)
2015 漢字 10 問(読み 5・書き 5) 重松清『みんなのなやみ』/順接と逆接、青春(小問 8) 工藤純子『ピンポンひかる』/卓球に熱中する「あたし」と母(小問 9) 知識 3 問(主語と述語・総画数・四字熟語)

出典はいずれも本文末尾または導入文の表記で確認しました。

座席の固定(国語)

問い方のくせ — 「あなたは」で終わる

この学校の国語で一番特徴的なのは、長文の最終問が「あなた」に向けられていることです。

説明文(大問 2)の最終問は 3 年連続でこの形です。しかも 2014・2015 は「ある場合/ない場合」の両方に答え方を用意していて、どちらを選んでも理由を書かせます。物語文(大問 3)でも 2013・2014 は最終問が同じ調子で、いずれも五十字以内(2013「あなたが仲間と一緒に取り組んで楽しかった経験を五十字以内で」/2014「あなたには、この場面のあと、雄大にどのような言葉をかけますか。反則を申し出た雄大の気持ちもふまえて、五十字以内で」)。2015 の大問 3 の最終問だけは、本文の情景描写が誰のどんな心情を表すかを説明させる形でした。

つまり本文を読み取る力と、自分の考えを短くまとめる力が、最後の 1 問で必ず一緒に問われます。精読した 3 年に共通して、題材も「友達・仲間・集中・がんばる」といった学校生活に近いところに寄っています。

形式の内訳


8-3. 理科(2015 年度の 1 年分のみ・傾向は語れない)

精読した年 1 年(2015)/構成だけ数えた年 0 年/資料のある年 1 年(→ 4 節)。1 年では「毎年こうだ」とは言えないので、以下は「2015 年度はこうだった」という記録として読んでください。 現在の入試で理科が課されるかどうかは、必ず学校の最新の募集要項で確認してください(1 節)。

8-4. 社会(2015 年度の 1 年分のみ・傾向は語れない)

精読した年 1 年(2015)/構成だけ数えた年 0 年/資料のある年 1 年(→ 4 節)。この冊子は表紙に「第 2 回 受験用」と書かれていて、他の科目・他の年とは別の回のものである可能性が高いです。 理科と同じく、現在の入試で社会が課されるかどうかは 1 節と最新の募集要項で確認してください。


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した古い年(2013・2015)にあって直近(2025・2026)に無かったものです。枠の数が固定なので、戻るときは他の単元と入れ替わりで入ります。 最終確認年度は、その単元を原本で最後に確認できた年度を指します(算数は 2026 年度、国語は 2015 年度までを見ています)。

単元 出ていた年 最終確認年度 中身
速さとグラフ/水量とグラフ(算数) 2013・2015 2015 年度 2013 年度の 19・20 番(ダイヤグラム)、2015 年度の 19・20 番(水そうのグラフ)は、1 つの図を 2 問で共有する組でした。2025・2026 年度では消え、20 問すべてが独立した一行問題になっています。精読した範囲で最後に出てから 10 年空いていますが、末尾の座席が図形で埋まっているだけなので、戻る余地はあります。ただし 2016〜2024 年度の資料が無いので、いつ消えたのか、その間に出ていたのかは分かりません。グラフの読み取りは捨てないほうがよいです
食塩水の濃度(算数) 2013 2013 年度 直近 2 年では割合の枠が比・売買損益・平均算に回っています
消去算(算数) 2015 2015 年度 2026 年度の「りんご 4 個とみかん 5 個」は和差算寄りの扱いでしたが、消去算そのものの形でも出せます
段落分け(国語) 2013 2013 年度 2013 年度大問 2 問六「三つの段落にわけるとき、二つめ、三つめの段落の初めの五字ずつを」。2014・2015 年度では見ませんでしたが、説明文の枠にはまだ入りえます
大問 4 の知識 3 問の中身(国語) 2013・2014・2015 2015 年度 部首・慣用句・対義熟語(2013)と主語述語・総画数・四字熟語(2014・2015)が入れ替わった実例があります。枠は 3 問で固定ですが中身は入れ替わるので、部首・画数・慣用句・ことわざ・四字熟語・対義語・主語述語は、どれが来ても答えられる状態にしておきます

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)

小 4(土台)

小 5(幅)

1 週間の組み立ては「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は計算と単位換算を毎日、週末 60 分はその週の単元 1 つにあてます。

小 6(仕上げ)

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか

差がつくのは小 5 での全分野の一巡です。算数は 1 問完結の一行問題が 15 問並ぶ作りで、大問の中で誘導してもらえる場面がほとんどありません。つまり「途中まで解けたから部分点」が無く、知っている単元は取れる/知らない単元はゼロという形になりやすいです。だから小 5 のうちに単元の抜けを消しておくと、小 6 では「座席ごとの練習」と「45 分の時間配分」だけに集中できます。逆に小 6 で単元の穴埋めをしながら過去問を回すと、20 問を 45 分で回す練習の時間が取れません。国語も同じで、漢字 10 問と知識 3 問という毎年の固定枠は小 5 までに土台を作れる部分にあたります。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・合格可能性・通学圏は扱いません(男女・日程の注記は自動集計の表からそのまま引いたものです)。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界

このレポートを読むときに、必ず頭に置いてほしいことです。

  1. 入試回が特定できません。この学校は 2027 年度で第 1 回〜第 6 回の 6 回制ですが、手元の資料は校 × 年 × 科目につき 1 冊しかなく、それがどの回のものかは表紙が残っている場合しか分かりません。実際、転写に残っていた表紙は 2010 年度算数・2013 年度国語・2014 年度国語が「第 1 回(午前)」、2015 年度社会が「第 2 回」と食い違っています。科目ごとに別の回の冊子を見ている可能性があるので、「算数と国語で作りが違う」といった科目間の比較は避けました。
  2. 算数の 2016〜2024 年度が抜けています。この 9 年間の資料がありません。したがって「2015 年度まではこうだった/2025・2026 年度はこうなっている」という前後比較はできても、変化がいつ起きたかは言えません。グラフ問題が消えた件は、この空白をはさんだ観察です。
  3. 国語は 2016 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)ため、国語について書いたことは 2013〜2015 年度に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。出典(著者・作品)も同じ制約を受けます。
  4. 理科・社会は 2015 年度の 1 冊ずつだけです。1 年分では「毎年こうだ」とは言えないので、書いたのはその年の記録にすぎません。しかも 2027 年度の募集要項では第 1 回〜第 5 回とも国語・算数の 2 科で、理科・社会は課されていません。今の入試で何が課されるかは、必ず学校の最新の募集要項で確認してください。
  5. 座席の固定について。「6 番は数の性質」「16〜17 番は角度」といった並びは、精読した年(算数 4 年・国語 3 年)の原本で 1 問ずつ確認したものです。ただし精読した年が飛び飛びなので、間の年でも同じだったかは確かめられていません。
  6. 同じ問題の使い回しは確認できませんでした。精読した範囲で、設問文がそのまま別の年に再登場した例は見つかりませんでした。国語の大問 4 のように指示文がそのままで中身だけ替わる例(2014・2015)と、算数の約束記号のように組み立てが同じで数と規則が替わる例(2025・2026)は確認できましたが、これらは「同じ問題」ではありません。
  7. 転写の読み落としの可能性があります。この分析は問題冊子を文字に起こしたデータに基づきます。図の内容は文章で説明されたものを読んでいるので、実際の図の細部までは追えていません。配点は転写に記載のあった算数(1 問 5 点)以外は不明で、国語・理科・社会の設問ごとの配点は分かりません。
  8. 難易度・偏差値・合格可能性・お子さんとの相性・学校の理念や入試結果には触れていません。ここに書いたのは「どんな問題が、どこに、どのくらいの頻度で出ているか」だけです。「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、裏づけ資料はありません。

国士舘中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 用語集 / 過去問の使い方


数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

国士舘中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値(4 出所併記) / 過去問分析 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 校風・理念

索引: 出題スタイル別 / 単元別 / 問い方別 / 同じ場所に同じ種類の問題 / 入試結果の公表状況 / 国語の出典 / 校風キーワード / 旧称 / 入試日程 ・ 共通: 過去問の使い方 / 用語集 / 資料の限界 / 方法論 / トップ