東洋大学京北中学校 の過去問分析

東洋大学京北中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

東洋大学京北中学校 過去問分析(2012〜2025 年度・第 1 回相当・14 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都文京区
男女 共学(2015 年に共学化しました。それ以前は男子校です)
旧称 京北中学校(1899 年開校)、京北中学校・高等学校
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前 — 4 科(国語・算数・理科・社会)/第 2 回(算数・国語)2 月 1 日午後 — 2 科(算数・国語)/第 2 回(算数・理科)2 月 1 日午後 — 2 科(算数・理科)/第 3 回 2 月 2 日午前 — 4 科/第 4 回 2 月 4 日午前 — 4 科
試験時間・配点(4 科の回) 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・理科 30 分 50 点・社会 30 分 50 点。第 1 回・第 3 回・第 4 回で共通です
試験時間・配点(2 月 1 日午後の 2 科) 算数・国語の回は国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点。算数・理科の回は算数 50 分 100 点・理科 50 分 100 点で、理科は 4 科入試の 50 点 30 分と同じ方針・難易度のまま 100 点 50 分に広げたものです(理数教育の充実の一環)。算数の問題は算数・国語の回と同一問題です

2 月 1 日午後の第 2 回は「算数・国語」と「算数・理科」の 2 種類があり、上の表ではその 2 つを別の行として書き分けています。上の表は 2027 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

このレポートが分析したのは午前の 4 科入試(第 1 回)に相当する問題だけです。2 月 1 日午後の 2 科の回・第 3 回・第 4 回については、この資料からは何も言えません(→ 4 節・13 節)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. この学校は「大問の並びが科目ごとにはっきり決まっていて、中身は毎年作り直される」学校です。同じ問題が再び出るのではなく、同じ種類の問題が同じ場所(座席)に出ます
  2. 社会がいちばん強く決まっています。大問 1=地理/大問 2=歴史/大問 3=公民という 3 題構成が精読した 2023・2024・2025 の 3 年で一致し、大問 3 は 3 年とも小問 4 問で最後が資料を読んで書く記述です。
  3. 算数は大問 1 の座席が決まっています。「計算から始まる小問集合 8 問」が 3 年とも大問 1 にあり、小問の総数は 3 年とも 20 問ちょうどです。理科だけは並びが動き、2024 年から大問 4 題・21 問に変わりました。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 の 8 問を、2023・2024・2025 と続けて解き、15 分で抜ける状態を作ります。
  2. 社会の大問 3(公民の記述)を 3 年分続けて解き、「グラフを読む→そこから言えることを書く」手順を固めます。
  3. 理科の 20〜50 字の理由記述を毎日 1 本、「〜だから。」で言い切る形で書きます。

今週やる 1 つ

  1. 2023・2024・2025 の算数の大問 1 を時間を計って解き、「計算 2 問+図形 2 問+文章題 4 問」を 15 分で抜けられるか確かめます。

注意

  1. 国語は 2019 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いた国語の話は 2018 年度までのものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問ごとの単元の並びの記録だけを見た年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 備考
算数 3 年(2023・2024・2025) 11 年(2012〜2022) 14 年(2012〜2025) 小問はどの年も 20 問前後。2023・2024 は転写に文字化けが少しあります
理科 3 年(2023・2024・2025) 11 年(2012〜2022) 14 年(2012〜2025) 2024 年から大問 5 題→4 題・小問 25 問→21 問に変わっています
社会 3 年(2023・2024・2025) 11 年(2012〜2022) 14 年(2012〜2025) 3 大問 22 問前後。図・資料が多く、転写でも設問の文言まで読み取れます
国語 3 年(2016・2017・2018) 4 年(2012〜2015) 7 年(2012〜2018) 2019 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)

5. 一番大きな結論

東洋大学京北は「大問の並びが科目ごとにはっきり決まっていて、中身は毎年作り直される」学校です。

同じ問題が再び出るのではなく、同じ種類の問題が同じ場所に出ます。以下ではこの「同じ種類の問題が来る場所」を座席(問題の置き場所)と呼びます。これが 4 科目に共通する最大の特徴で、過去問を「大問ごとに縦に」使う価値が高い作りです。

したがって過去問の使い方は「出る問題を覚える」ではありません。①大問ごとの役割を知って時間配分を決める、②その座席に来る単元の解き方の手順を身につける——この二つに近いものになります。とくに社会の大問 3(公民の記述)と算数の大問 1(8 問)は、毎年ほぼ同じ役割を担っているので、そこだけを何年分も縦に解く練習が直接効きます。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・漢字語彙)を先にしてください。過去問を使った演習は小 6 の夏以降が目安です(→ 11 節)。

各項目の先頭は目安の時間、末尾の(確認: 〜◯年度)はその項目の根拠が確認できている最後の年度です。根拠の細かい中身は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の 8 問を縦に解く(確認: 〜2025 年度)。2023・2024・2025 の大問 1 を続けて解き、15 分で 8 問を抜ける状態を作ります。中身は「計算・逆算(□にあてはまる数を求める計算)・図形 2 問・文章題 4 問」で 3 年とも同じで、ここが 20 問中 8 問=配点の 4 割を占めます。
  2. [週 1 回] 社会・大問 3(公民の記述)を縦に解く(確認: 〜2025 年度)。3 年とも 4 問で、最後は資料つきの記述です。消費税の負担(2023)・価格の決まり方(2024)・為替と経営(2025)と、テーマは違っても「グラフを読む→そこから言えることを書く」手順は同じです。資料 2〜4 点を突き合わせて 2〜4 行で書く形がこの学校の記述のほぼ全部なので、「資料から読めること」→「だから何が言えるか」を分けて書く癖をつけます(2023 大問 3(4) が指示そのものです)。指定語を使う記述(2025 大問 2(6) の「主従関係」「権威」)は、書き始める前に指定語に丸を付ける手順を固定します。
  3. [毎日 10 分] 理科・20〜50 字の理由記述(確認: 〜2025 年度)。3 年で 9 問あり、字数指定がほぼ全部に付きます。過去問の記述をそのまま書き写して字数に収める感覚を作り、「〜だから。」で言い切る練習を毎日 1 本。
  4. [週末 60 分] 算数・平面図形の面積比と規則性(確認: 〜2025 年度)。等分点を結ぶ・長方形の中の三角形が連鎖する形が 2023 大問 4・2024 大問 4 と 2 年連続で大問になりました。「面積比→辺の比→面積比」を往復する手順を決まった順序で。規則性は 2023 大問 3 の当番表・2024 大問 3 の等差数列・2025 大問 1(8) の階段で、周期を表に書き出す手つきをそのまま真似ます。
  5. [週末 60 分] 算数・速さの 3 系統と立体の見え方(確認: 〜2025 年度)。往復と平均の速さ・通過算・動く歩道のような和差の速さの 3 つを、2024 大問 2 と 2025 大問 4 を並べて解いて確かめます。立体(投影図・積んだブロック・穴あき立方体)は 2023 大問 5 と 2025 大問 5 で、数え上げを図に書き込む練習が直接効きます。
  6. [週末 60 分] 理科・水溶液と気体の判別、浮力とばね(確認: 〜2025 年度)。水溶液と気体は漆喰(2023)・粉末 A(2024)・落ち葉の灰(2025)と 3 年連続で必ず 1 大問あり、指示薬(BTB・フェノールフタレイン・石灰水・万能試験紙)の反応を一覧にしておきます。浮力とばね(2023 大問 5・2024 大問 3・2025 大問 1)は、物理の座席が 3 年とも「力とつり合い」から出ているためです。
  7. [週 1 回] 理科と社会の図・グラフの読み取り(確認: 〜2025 年度)。理科はグラフと表の読み取りを 2023 大問 3・2024 大問 4 で(2 本のグラフを重ねる・3 本を見分ける形)、地層と火山を 2023 大問 2・2025 大問 4 で(つぶの大きさと沈み方、重なりの順序、火山の形の名前まで)。社会は地形の断面図と雨温図(2023 大問 1(7)・2024 大問 1(7)・2025 大問 1(4))が 3 年連続なので必ず通します。あわせて、歴史は人物・時代をばらばらに覚えるのではなく「女性の地位」「信仰」のような 1 本の線で原始から現代まで並べ直し、経済のことば(消費税・年金・為替・労働三法・日本銀行の役割)は意味と資料の読み方までセットで覚えます。
  8. [毎日 10 分] 国語・知識 15 問と意見作文(確認: 〜2018 年度)。漢字の書き取り 8 問は送りがなつきの訓読み(退く・貯める・退ぞく など)を重点的に。語彙(慣用句・ことわざ・四字熟語・熟語の組み立て・部首)は大問 1 の後半 7 問で、範囲は広いものの 1 問 1 答なので取り切りたいところです。意見作文は「私は〜だと思う。なぜなら〜だから。」の 2 文を決まった形として、40〜50 字をテーマを変えて週 2 本、2018 のように 90〜100 字になる年もあるので 100 字版も用意します。抜き出しは「三字」「十一字」と細かいので、指定字数を見てから本文に戻る手順を固定し、物語文の 4 択(心情・理由・人物像)は選択肢を最後まで読んで言い過ぎている語を消す練習をします。

8. 科目別の詳細

まず 4 科目を並べた一覧です。

科目 形式の決まり方 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 高い。大問 5〜6・小問 20・50 分・全問答えのみ(記述と作図は精読した 3 年でゼロ) 大問 1 の 8 問+大問 4〜5 個。平面図形の面積比・規則性・速さ・立体が回る 大問 1 の 8 問を 15 分で抜ける処理力と、平面図形の面積比
理科 中くらい。2024 年から大問 4・小問 21・30 分。記号選択が主軸だが記述が毎年 3〜4 問 4 分野を均等に。身近な物や観察・実験をその場で読ませる 20〜50 字の理由記述とグラフ・表の読み取り
社会 非常に高い。3 大問・小問 22 前後・30 分・地理→歴史→公民(3 年一致) 1 本の文章や地図から全国・全時代へ飛ばす。記述が毎年 3〜5 問 資料 2〜4 点を突き合わせて 2〜4 行で書く練習
国語(2018 まで) 高い。3 大問・小問 29〜31・50 分 知識 15 問+物語文+説明文。最後は必ず自分の意見を書く作文 漢字と語彙の 15 問と、40〜100 字の意見作文

4 科目に共通するのは「資料を読んでその場で考え、短く書く」ことを必ず求める点です。理科・社会・国語のいずれにも、知識だけでは書けない設問が毎年入っています。一方で算数だけは全問答えのみで、処理の速さと正確さを測る試験になっています。

8-1. 算数(50 分・100 点・大問 5〜6・小問 20・答えのみ)

通過算・和差算・仕事算・食塩水などは受験用教材の単元で、学校の教科書には出てきません。

年度×大問の題材表(原本で精読した 2023〜2025 年度)

年度 大問 1(小問集合・8 問) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2023 計算 2 問
逆算
さいころ 3 個の場合の数
姉弟のカード交換(比)
正五角形と平行線の角度
正六角形の対角線と面積比
三角柱の切断
記号[ ](整数部分を取り出す約束記号) 規則性(34 人が 10 人ずつ交代で掃除する当番表) 平面図形の面積比(長方形の中の三角形 AGE から連鎖) 立体(1 辺 2 cm のブロックを積んだ立体・投影図と表面積)
2024 計算
逆算
七角形の対角線の数
角度
通過算(トンネル)
タイヤの回転と速さ
和差算(425 ページを 7 日で読む)
割合(男子は全体の 52% より 22 人少ない)
速さ(家と駅の往復・平均の時速) 規則性(19 で割ると 5 余る 3 けたの数の並び) 平面図形の面積比(3・4・5 等分点を結んでできる三角形) 仕事算(A・B・C の 3 人・順番に働く)
2025 計算(2025・202.5・20.25 を並べた工夫計算)
逆算
縮尺と速さ
食塩水(ふっとうさせて 45 g 蒸発)
角度(アンケートの円グラフ)
22/7 の循環小数
二等辺三角形の面積
階段を 4 段上がって 3 段下がる
場合の数(0000〜9999 の 10000 枚のカード) 円とおうぎ形(正方形に内接する円の斜線部分 2 題) 速さ(空港の動く歩道・歩数と歩幅) 立体(1 辺 4 cm の立方体に穴をあける) 水量とグラフ(水そうに直方体を 2 つ沈める)

頻出単元と周期

問い方の特徴

8-2. 理科(30 分・50 点・大問 4〜5・小問 21〜25)

年度×大問の題材表(原本で精読した 2023〜2025 年度)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2023 一問一答 8 問(豆電球の回路・太陽光発電・気体・水の状態・食物連鎖・メダカの背びれ・海陸風・校門の銅像と太陽の向き) 地層(がけの観察+つぶの沈み方の実験) 植物(アサガオを種から育てた記録・つるの長さと花の数のグラフ) 水溶液(漆喰と貝殻・石灰の話を先生と生徒の会話で) 浮力(300 g・200 cm³ の物体とばねばかり)
2024 種子の発芽(条件を変えた A〜E の比較実験・光合成の説明) 気体(おかし作りの白い粉末 A を加熱・BTB 液と石灰水で追う) 浮力(川のゴミの会話から風船・氷山・タンカーのバラスト水へ) 気象(4 月 25〜27 日の観測グラフと天気図)
2025 ばね(ばね A・B ののびと直列つなぎ) 水溶液(落ち葉の灰から取り出したアク・炭酸カリウムの溶解度) こん虫・動物(ダンゴムシの迷路実験と交替性転向) 地層・火山(伊豆大島のフィールドワークの会話・よう岩と地層の重なり)

頻出単元と周期

問い方の特徴

8-3. 社会(30 分・50 点・大問 3・小問 21〜22)

年度×大問の題材表(原本で精読した 2023〜2025 年度)

年度 大問 1(地理) 大問 2(歴史) 大問 3(公民・経済)
2023 日本地図の A〜E の矢印に沿って地形と産業をたどる(なまはげ・真珠の養殖・諏訪湖周辺の工業の変化・鉄道と時間距離) 那須の「殺生石」が割れた話から、九尾の狐伝説をたどって佐渡のタヌキ・川越の童謡・南樺太まで 消費税(1989 年導入から税率引き上げ・年金・世帯年収別の負担グラフ)
2024 標準時子午線と明石・姫路城・関門海峡・新幹線・雨温図・八幡製鉄所 女性の地位を軸に原始から現代まで(『とりかへばや物語』・鎌倉の相続・明治の教育資料) 電気料金の規制料金と自由料金・ダイナミックプライシング
2025 東京都の地形から始め、本校最寄りの茗荷谷駅・横須賀・尾道・長崎・港のしゅんせつへ 富士山の世界遺産登録から、富士塚の絵・源頼朝の巻狩・聖徳太子・正岡子規 本校「哲学の日」の講演を導入に、労働三法・貿易・日本銀行・為替と養豚業

頻出単元と周期

問い方の特徴

8-4. 国語(50 分・100 点・大問 3・小問 29〜31)※資料は 2018 年度まで

国語は 2019 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2012〜2018 年度、とくに原本で精読した 2016〜2018 年度に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。

年度×大問の題材表(原本で精読した 2016〜2018 年度)

年度 大問 1(知識・15 問) 大問 2(物語文・8 問) 大問 3(説明文)
2016 漢字の書き取り 8+同じ漢字が入る慣用句 5+熟語の構成 2 体育祭の応援団長になった中学生「僕」 暦と時計の歴史(うるう秒・宣明暦)/8 問
2017 漢字の書き取り 8+二字熟語の組み立て 4+似た意味のことわざ 3 如月かずさ『サナギの見る夢』(卒業パーティと嘘をつく同級生) お金と幸せの研究(カナダと南アフリカの実験)/6 問
2018 漢字の書き取り 8+部首の意味 3+四字熟語 4 小川糸『サーカスの夜に』(綱渡りに挑む少年) 好井裕明『「今、ここ」から考える社会学』(異邦人のまなざし)/8 問

頻出単元と問い方


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

「最終確認年度」は、その単元が資料の上で最後に確認できた年度です。

科目 単元 最終確認年度 状況
理科 てこ・つり合い 2018 精読した 3 年にありません。資料では 2013〜2015・2018 に集中しており、ばね(2025)と入れ替わる形で戻る余地があります
理科 天体(月・星・太陽) 2023(大問 1(8) の小問) 精読した 3 年では 2023 大問 1(8)(校門の銅像と 8 月の太陽)だけ。天体は資料では 2013・2014・2018・2019 に出ており、地学の座席が地層・気象で埋まっている間は控えています
理科 人体、動物の誕生 2018 精読した 3 年にありません。資料では 2013・2018 に記録があります
理科 電気回路 2023(大問 1 の小問 1 問) 資料では 2018・2020・2022・2023 と定期的に来ており、大問での復活は十分ありえます
社会 三権分立と日本国憲法の統治機構 2018 精読した 3 年の大問 3 は経済・労働・財政に寄っており、統治機構の設問が薄いです。資料では 2015・2017・2018 に出ており、戻ってくる余地があります
社会 国際社会・国際協力 2025(大問 3(2) の小問) 2023 大問 3(3)・2025 大問 3(2) に小問で出ますが、大問の主題としては 2022 の記録が最後です
社会 地方自治 2021 2021 の記録以降、精読した 3 年にはありません
社会 人口・都市問題 2019 2019 の記録以降、大問の主題としては見当たりません
算数 水量とグラフ 2025(大問 6) 2025 大問 6 で復活したばかりです。その前は 2020 の記録まで遡ります。グラフの読み取りとセットで来る形なので、2025 年の形(沈めた直方体の体積)を必ず一度通しておきます
算数 食塩水 2025(大問 1(4) の小問) 大問としては 2021 の記録が最後です
算数 場合の数 2025(大問 2) 2025 大問 2 で大問に戻りました(2023 は大問 1(4) の小問扱いでした)
算数 仕事算 2024(大問 5) 3 年で 1 回だけですが、比で処理する文章題の代表として押さえておきたい単元です
国語 表現技法(比喩・擬人法などの見分け) 2018(大問 2 問二) 用語として答えられるようにしておきます
国語 段落どうしの関係を問う設問 2018(大問 3 問七) 説明文の構成を意識した読み方が要ります
国語 本文の内容に合うものに ○、合わないものに × をつける形 2018 資料では 2012・2013 にも同じ言い回しの設問が確認できます。長く使われている問い方です

10. 形式面の注意

4 科目まとめ

算数

理科

社会

国語(2018 まで)


11. 学年別ロードマップ(小 4 から始める場合)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) ①計算の正確さ(算数は大問 1 の 8 問が最大の得点源で、その半分が計算と逆算です)②図形に親しむ(面積・角度)③漢字の書き取りを毎日(国語の大問 1 の半分)④「なぜそう思うか」を 2 文で言う習慣(4 科目すべてで短い記述が出ます)⑤理科は 4 分野を偏りなく。時間を計る練習はまだ不要です。
小 5(幅) 単元をひととおり学び終える時期です。週の使い方の目安は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」。平日の 15 分は、月・水・金を算数(平面図形の面積比 → 規則性 → 速さ → 立体の順に 1 本ずつ)、火・木を国語の 20〜50 字で理由を書く練習(週 2 本)に割り付けます。週末の 60 分は理科と社会に使い、理科は物理・化学・生物・地学の 4 分野を均等に(この学校は 2024・2025 とも 4 分野 1 題ずつです)、社会は地理 → 歴史 → 公民の 3 本立てを大問の並びと同じ順に固めていきます。通過算・和差算・仕事算・食塩水は受験用教材の単元で、学校の教科書には出てきません。ただし国語は 2019 年度以降の資料が無いので、ここに書いた国語の分量は 2018 年度までの形にもとづくものです(→ 13 節)。
小 6(仕上げ) 上の「今からやるなら」8 項目(7 節)。夏以降は過去問を ①大問ごとに縦に(算数の大問 1、社会の大問 3)②年度通しで時間を計る の 2 通りで使います。理科・社会は 30 分という短さが効くので、時間内に記述まで到達する配分を年度通しで確かめます。

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか: 差がつきやすいのは、小 5 で全分野をひととおり学び終えることと、小 4 からの「短く書く習慣」です。社会は 3 分野・理科は 4 分野を毎年必ず浴びるので、苦手分野を残すとそのまま失点になります。加えて、理科・社会・国語のすべてで「資料を読んで 20〜100 字で自分の言葉にする」設問が毎年あり、これは直前期に急に身につくものではありません。逆に算数は答えのみ・記述なしなので、小 4〜小 5 での計算の正確さがそのまま大問 1 の 8 問に直結します。早く始めた分の効果が最も見えやすいのは、この「計算」と「短い記述」の 2 本です。


12. この学校と併願するなら(勉強が転用できる学校)

観点は同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方かどうかだけです。難易度・偏差値帯・通学圏・入試日程の有利不利は扱いません(男女と日程の注記は自動集計の表のまま載せています)。近い順に 3 校を挙げます。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。

「近さ」は科目ごとの大問数・小問数・記述と選択の比率・図表の比率・同じ位置に来る単元の一致・設問文の使い回しの距離と、単元分布の似かたを合成した数字です(100 に近いほど出題の作りが近い)。同じ問題が出るという意味ではありません。

この学校には 2 月 1 日午後に 2 科の回があります。2 科の回で受ける場合でも、併願先が 4 科目校のときは、受けない科目(算数・国語の回なら理科と社会、算数・理科の回なら国語と社会)を本校の準備とは別に立てる必要があります。


13. 資料の限界

資料の中で食い違っている数


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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