明治大学付属中野中学校 の過去問分析

明治大学付属中野中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

明治大学付属中野中学校 過去問分析(2010〜2026 年度・最大 17 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都中野区
男女 男子校
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 2 日午前 — 4 科(国語・算数・社会・理科)/第 2 回 2 月 4 日午前 — 4 科(同じ科目)
試験時間・配点 国語 50 分 100 点/算数 50 分 100 点/社会 30 分 50 点/理科 30 分 50 点(第 1 回・第 2 回とも同じ)
募集人員 第 1 回 男子約 180 名/第 2 回 男子約 90 名
面接 第 1 回・第 2 回とも面接はありません
旧称 中野中学校

上の表は 2027 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 算数は同じ種類の問題が同じ場所に出る学校です。大問 1 が計算 3 問、大問 2 が独立した小問 6 問という並びが 2024・2025・2026 の 3 年連続で続いています。
  2. 理科は大問数が 5〜8 と年ごとに動くのに、小問数は 26〜29 でほとんど動きません。社会も大問数は 3〜4 と動きますが、小問数は 25〜29 です。理科・社会とも 30 分に対して 1 問 1 分ちょっとです。
  3. 国語は 2020〜2022 の 3 年とも、長文 1 本(21 問)+語彙の知識 5 問+漢字関連の知識 5 問+漢字の書き取り・読み 10 問の 4 本立てで、50 分で 40 問前後です。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 と大問 2 の 9 問を、年度をまたいで縦に解きます(15 分・9 問が目安)。
  2. 算数の速さを、設定を図に描き起こしてから解く形で練習します。速さは 3 年連続で大問の柱です。
  3. 理科・社会は 30 分を計った通し演習、国語は漢字 10 問と語彙の知識 10 問を落とさない練習をします。

今週やる 1 つ

  1. 2024・2025・2026 の算数の大問 1・2 だけを解き、前半 9 問を 15 分で通せる状態か確かめます。

注意

  1. 国語は 2023 年度以降の問題文が資料にありません。また、転写がどの回のものかは資料からは分かりません(→ 4 節・13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並び・小問の数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2024・2025・2026) 12 年(2010〜2023 のうち資料のある年) 15 年(2010〜2026。2011・2013 は資料が無い) 転写の読み取り確度が低めの年が 15 年中 9 年(2025 を含む)。すべて答えだけを書かせる短答(語句や数値を短く答える形式)で、図のある小問が 3 割強
理科 3 年(2024・2025・2026) 13 年(2010〜2023 のうち資料のある年) 16 年(2010〜2026。2011 は資料が無い) 転写の読み取り確度が低めの年が 16 年中 14 年(2024・2025・2026 を含む)。表・グラフが多く、図のある小問が 5〜6 割
社会 3 年(2024・2025・2026) 14 年(2010〜2023) 17 年(2010〜2026。資料が無い年はありません) 転写の読み取り確度が低めの年が 17 年中 11 年(2024・2025・2026 を含む)。選択肢の文言まで読めます
国語 3 年(2020・2021・2022) 8 年(2010〜2019 のうち資料のある年) 11 年(2010〜2022。2012・2017・2023〜2026 は資料が無い) 本文・設問とも読めます。2023 年度以降の問題文は資料に無く(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)、直近の形式は市販の過去問集で確認してください

5. 一番大きな結論

算数は「同じ種類の問題が同じ場所に出る」学校、理科・社会は「箱の切り方は動くが問題数は動かない」学校です。

したがって過去問の使い方は、算数では「同じ座席(問題の置き場所)を年度をまたいで縦に解く」のが最も効きます。理科・社会・国語では「出る問題を覚える」より、「決まった問題数を決まった時間で処理しきる」練習が中心になります。4 科目に共通するのは、時間あたりの処理量が多いという点です。

科目ごとにまとめると次のようになります。

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数(50 分・100 点) 高い。大問 5〜6・小問 16〜18。大問 1 は計算、大問 2 は小問集合 6 問が 3 年連続 前半 9 問が単発、後半 7〜8 問が長い設定問題。速さ・ニュートン算・水量・場合の数が常連。答えは数値だけ 大問 1 と大問 2 の 9 問を 15 分以内で確実に。そのうえで速さの設定を図に描き起こす練習
理科(30 分・50 点) 中程度。大問 5〜8 と動くが小問 26〜29 は動かない 生物・地学・化学・物理を一通り。人体と力のつり合いが 3 年連続。表から比例を読む計算が毎年 1 問 1 分の処理速度と、表・グラフから未知の値を出す計算
社会(30 分・50 点) 中程度。大問 3〜4・小問 25〜29 地理・歴史・公民を一通り。歴史が最大(9〜11 問)。記号選択が主軸で、記述は 1 年 1 問だけ 正誤の組み合わせ・3 対 3 の組み合わせ問題の精度と、通史を年代順に並べ直す力
国語(50 分・100 点) 高い(2020〜2022 で確認)。長文 1 本+知識 3 題・小問 40 問前後 読解 21 問は字数指定つきの抜き出しが中心。知識 20 問は毎年出し方を変える言葉の問題 漢字 10 問と語彙の知識 10 問を落とさないことと、字数指定つき抜き出しの速さ

共通するのは「量を時間内にさばく」ことです。長く考え込ませる設問は少なく、手が止まらないことが 4 科目とも得点に直結する作りになっています。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・漢字語彙)を先に進めてください。時間を計った通し演習は小 6 の夏以降が目安です。学年別の道筋は 11 節に書きました。

各項目の根拠は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。

  1. [週 1 回] 算数の大問 1 と大問 2 を「15 分・9 問」で通します(小 6)。大問 1 は分数と小数が混じった四則計算 1 問・逆算(□にあてはまる数を求める計算)1 問・その他 1 問。大問 2 は独立した 6 問で、「1 問 2 分・6 問 12 分」が目安です。ここは 3 年連続で同じ構成なので、年度をまたいで大問 1・2 だけを縦に解くのが最も効率がよくなります。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数の速さを、設定を図か線分図に書き起こしてから解きます(小 6)。2024 大問 5(徒歩・自動車・自転車の 3 人)、2025 大問 6(流水算)、2026 大問 3・4(徒歩と自転車の追いつき/進行方向が変わる登山電車と時刻表)。速さは 3 年連続で大問の柱で、しかも設定が入り組みます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数の立体を「数える」練習と、ニュートン算・水量とグラフを固めます(小 6)。立体は 2024 が積み木の投影図、2025 が展開図から頂点と辺の数、2026 が回転体の体積と、毎年違う角度で出ているので、立体を見て頂点・辺・面を数える練習を別立てで入れます。ニュートン算・水量は「一定の割合で増える/減る」の考え方を、量の増減を式に直す形で固めます。2024 大問 6(牧場の草)、2026 大問 5(行列と券売機)、2025 大問 5(排水管を増やす水槽)が該当します。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週 1 回] 理科を 1 問 1 分で解き切ります(小 6)。30 分で 26〜29 問。知識問題を即答できる状態にして、計算に時間を残します。過去問を解くときは必ず 30 分を計ってください。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 理科の力のつり合い(てこ・ばね・浮力)を固めます(小 6)。てこ(2024・2025)・ばね(2026)が 3 年連続。棒そのものの重さを考える問題(2025)、2 本のばねをつなぐ問題(2026)まで扱います。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週末 60 分] 社会の組み合わせ問題の精度を上げます(小 6)。正誤の組み合わせが 3 年とも 2 問ずつ、記号と資料の 3 対 3 の組み合わせが年 4〜7 問。1 問で 2〜3 個の判断が要るので、間違えたら選択肢 1 本ずつ正誤の理由を書き出します。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週末 60 分] 社会の通史を人物・役職・事績の三点セットで押さえます(小 5〜小 6)。歴史の大問は 9〜11 問で原始から現代までを 1 本で通します。2024 の記述は「[X] は(が) [Y] として(の時)、[Z]」という形式で歴史上の人物・役職・事績を自分で組み立てさせる問題でした。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語の漢字 10 問と知識 10 問を落とさない練習と、字数指定つき抜き出しの練習をします(小 5〜小 6)。大問四の漢字 10 問(書き 7・読み 3)は位置も設問文も固定です。大問二・三の語彙 10 問は、慣用句・ことわざ・熟語・画数と毎年出し方が変わります。抜き出しは「十字で」「三十字以内で」「二十五字以内の一文の最初の五字」のように枠が細かく、句読点も一字に数えます。(確認: 〜2022 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・100 点)

年度×大問の題材表(2024〜2026 は設問文を原本で精読しました。2010〜2023 は転写の単元分類を数えたものです)

年度 大問数/小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2024 6/18 計算 3 問(四則・逆算・約数の個数) 小問集合 6 問(和差算/食塩水/長方形の転がり/和差算/平行四辺形の面積比/積み木の投影図) 場合の数(数直線上をさいころで動く) 場合の数+つるかめ算(個数を合計から逆算・うどん屋の追加具材) 速さ(駅と図書館の一本道・徒歩と自動車) ニュートン算(中野牧場のヤギとヒツジ)
2025 6/18 計算 3 問(四則・逆算・2025 を使った工夫算) 小問集合 6 問(時計算/過不足算/三角形の重ね合わせ/燃費と割合/3 けたの整数と 5 の倍数/立方体の中点でできる立体の展開図) 割合と比(正六角形の分割と面積比) 数の性質(4 で割った余りの約束記号) 水量とグラフ(排水管 A と B を増やす水槽) 流水算(川を上下するボート)
2026 5/16 計算 3 問(四則・逆算・集合の人数) 小問集合 6 問(分数と整数/食塩水/さいころ 3 個の 3 けた/仕事算と売れ残り/円とおうぎ形/正方形の組み合わせの回転体) 速さ(1980 m の一本道を徒歩と自転車) 速さとグラフ(進行方向を変える登山電車の時刻表) ニュートン算(テーマパークの行列と券売機)

(2010〜2023 の転写の分類では、大問数は 6 が 10 年・7 が 2 年、小問数は 17〜20 でほぼ一定です。)

同じ場所に同じ種類の問題が来ます

つまり、前半 9 問(大問 1 の 3 問+大問 2 の 6 問)が単発の問題で、後半 7〜8 問が長い設定問題という組み立てが 3 年続いています。前半 9 問をどれだけ速く正確に片づけるかで、後半に回せる時間が決まるという時間設計になっています。

頻出単元と周期

問い方

8-2. 理科(30 分・50 点)

年度×大問の題材表(2024〜2026 は設問文を原本で精読しました)

年度 大問数/小問数 大問の並び
2024 7/26 ①花のつくりと受粉(トウモロコシ・タンポポの小花)
②人体(消化管の順序と位置)
③星・星座(夏の大三角の日周運動)
④地震(P 波と S 波・緊急地震速報)
⑤熱と状態変化(氷のでき方と温度変化の実験)
⑥てこ・つり合い(円形磁石と鉄板・台ばかり)
⑦物体の運動(斜面を転がる球と木片の移動距離)
2025 8/29 ①植物(花粉の運ばれ方・変態・蒸散)
②人体(心臓の断面・血液成分・腎臓と尿の量)
③流水のはたらき(川底の形状・海底のたい積)
④月(公転と自転・南中時刻のずれ)
⑤実験器具(メスフラスコの操作 6 手順)
⑥光(水中の球の見え方・レンズと像・鏡)
⑦てこ・つり合い(100 cm 100 g の棒)
⑧溶解度・再結晶(食塩とホウ酸の表)
2026 5/27 ①化石(示準化石・岩石の種類)
②気象(乾湿計と湿度表・暑さ指数)
③人体(だ液のはたらきの実験と会話文・柔毛)
④燃焼(ガスバーナーの使い方・マグネシウムの酸化・粒のモデル)
⑤ばね(2 本のばねの直列・両端おもり・棒のつり合い)

大問数は動きますが、小問数は動きません

分野の並び

精読した 3 年では、2024 が 生物 2 →地学 2 →化学 1 →物理 2、2025 が 生物 2 →地学 2 →化学 1 →物理 2 →化学 1、2026 が 地学 2 →生物 1 →化学 1 →物理 1 でした。生物・地学・化学・物理が毎年一通り入り、物理が後半に来るという並びは 3 年に共通します。ただし 2026 は地学から始まっており、先頭が生物とは限りません。

頻出単元と周期

問い方

8-3. 社会(30 分・50 点)

年度×大問の題材表(2024〜2026 は設問文を原本で精読しました)

年度 大問数/小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2024 3/25 地理: 北海道の地図(雨温図・カントリーサイン・農業・漁獲量・炭鉱分布・製造品出荷額) 8 問 公民: 最高裁判所裁判官の国民審査をめぐる違憲判決から三権分立・人権 8 問 歴史: 「私は〜」の人物語り〈A〉〜〈I〉を古い順に並べた通史 9 問
2025 4/26 公民: 自由民主党総裁選と内閣総理大臣指名から選挙制度・国会・地方自治 8 問 地理: 森林と林業(国土に占める森林の割合・パルプ・鎮守の森・マーク) 4 問 地理: 日本の農業(平野の位置・作付面積の推移・減反政策・県の同定) 5 問 歴史: 2024 年改刷の紙幣についての先生と生徒の会話文から通史 9 問
2026 3/29 地理: 日本の島 14,125 島
(島名・地形・海溝・津波・
人口・農業産出額・伝統的工芸品) 10 問
歴史: 系図〔1〕〜〔6〕(藤原氏・天皇家・武家)から通史 11 問 公民: 日本国憲法と参政権(普通選挙法から前年の政治・ドント式) 8 問

構成の性格

問い方

記述は 1 年に 1 問だけ、ただし特殊な形です

3 年とも記述は 1 問だけです(2024 大問 3 問 9、2025 大問 4 問 9、2026 大問 2 問 8)。字数指定は無く、中身がそれぞれ違います。

2024・2025 は知識を自分で選んで条件に合う形に組み立てる問題で、書き方の練習だけでは対応できません。人物・役職・事績を三点セットで言える状態が要ります。

時事の入口

導入文が前年〜前々年の出来事から始まるのが 3 年連続です。2024 大問 2 は 2022 年 5 月の最高裁判決、2025 大問 1 は 2024 年 9 月の自由民主党総裁選、2026 大問 1 は 2023 年 2 月の国土地理院による島の数の発表、2026 大問 3 問 6 は「昨年(2025 年)の日本の政治」。ニュースそのものを答えさせるというより、ニュースを入口にして制度の知識を聞く形になっています。

8-4. 国語(50 分・100 点)

先に断っておくこと: 国語は 2023 年度以降の問題文が資料に無く(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)、ここに書いたのは 2010〜2022 年度に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。原本の設問文を精読したのは 2020・2021・2022 の 3 年分です。

年度×大問の題材表(2020〜2022 は設問文を原本で精読しました)

年度 大問数/小問数 大問一 大問二 大問三 大問四
2020 4/41 論説 21 問(生きものの名前を覚えるとはどういうことか) 共通する言葉をひらがなで(「悪態を〜」「意表を〜」「核心を〜」)5 問 慣用句と同じ意味の熟語を選ぶ(琴線に触れる/目を見張る/口をつぐむ)5 問 漢字の書き取りと読み 10 問
2021 4/41 論説 21 問(雑草は本当に強いのか・ネアンデルタール人) ことわざの空欄に入る漢字一字+同じ言葉で成り立つものを選ぶ 5 問 傍線の漢字が使われている熟語を選ぶ 5 問 漢字の書き取り 7 問+読み 3 問
2022 4/24(転写は 1 大問にまとまっている) 小説 21 問(学級新聞係の井田敦也と「魔王」堤奏太) 語群 I と II を組み合わせて慣用句を作る 5 問 一つだけ画数が異なる漢字を選ぶ 5 問 漢字の書き取り 7 問+読み 3 問

構成が 3 年とも同じです

50 分で 41 問

問い方

読解の中に知識問題が混ざる形なので、読解だけ・知識だけに練習を分けないほうがよい作りです。


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の単元分類(算数 2010〜2026、理科 2010〜2026、社会 2010〜2026、国語 2010〜2022)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年の細部までは保証しません。

科目 単元 大問で出た年(転写の分類) 最終確認年度 状況
算数 規則性(数列・図形の数え上げ) 2010・2012(2 回)・2020・2022 2022 2023 以降 4 年なし。戻る候補の筆頭です(2016 も大問で出たとする記録があります → 13 節)
算数 約束記号 2014・2017・2021(2025 大問 4 の「4 で割った余り」も同じ作り) 2025 3〜4 年周期がきれいに出ています
算数 売買損益 2014・2017 2017(大問)/2026(小問) 大問としては 9 年なし。2026 大問 2(4) に仕入れと売れ残りの小問として登場しました
算数 仕事算 2021・2023 2023(大問)/2026(小問) 2026 は大問 2(4) の小問です
算数 時計算 2020・2025(大問 2 の小問) 2025 5 年おきです
算数 立体図形を大問の柱に 2015・2019 2019(大問)/2026(小問) 大問としては 7 年なし。小問(投影図・展開図・回転体)では 3 年連続で出ています
理科 電流のはたらき・電磁石 2010・2012・2013・2017・2019・2021 2021 2022 以降 5 年なし。最も長く空いている物理単元です(2019 でなく 2018 とする記録もあります → 13 節)
理科 気体の性質 2015・2016・2018・2019・2022・2023 2023 2024 以降 3 年なし
理科 星・星座 2012・2015・2017・2019・2024 2024 2024 が最後。天体は 2025 月→2026 なしと動いています
理科 水溶液の性質・中和 2012・2016・2019・2022 2022 3〜4 年周期。2023 以降なし。2025 はメスフラスコの操作という形での登場でした(2021 を含む記録もあります → 13 節)
理科 ふりこ・物体の運動 2010・2018・2024 2024 6〜8 年周期です
社会 地形図の読図 2010・2016 2016 大問の柱としては 2016 年が最後で 10 年なし(9 年なしとする記録もあります → 13 節)
社会 国際社会・国連 2013・2014・2017・2018 2018 8 年なし
社会 都道府県の同定を大問の柱に 2014・2021・2022・2023・2024 2024(大問)/2026(小問) 2025・2026 は小問に降りています(2025 大問 3 問 4・問 5、2026 大問 1 問 3)
社会 日本国憲法 2012・2014・2015・2016・2017・2021・2022・2026 2026 最も多い柱。2026 に戻ってきました(2018 を含む記録もあります → 13 節)
国語 文法(品詞・活用)を独立した知識問題に 2016 2016 2016 が最後。ただし読解の中の係り受け問題としては 2020・2021 に出ています
国語 四字熟語を独立した知識問題に 2015 2015 2015 が最後。2020 は読解の中の空欄補充として登場しました

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ

何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(分数・小数・逆算)を最優先に。図形は立方体・直方体を見て面と辺を数える遊びから。国語は漢字と慣用句を毎日少しずつ。理科は身のまわりの道具(てんびん・ばね・温度計)を触る。社会は都道府県と日本地図 算数の大問 1 は計算 3 問という形が長く続いているので、計算の正確さがそのまま得点になる学校です。時間計測はまだしません
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終えることが目標。算数は 8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使います(速さ・食塩水・割合・場合の数・平面図形の面積比・立体・水量・仕事算・ニュートン算(受験用教材の単元))。理科は 4 分野の計算単元(てこ・ばね・溶解度・電流・地震の速さ)を表から比例を読む形で。社会は通史を人物と事績で一巡し、地図と統計表を並べて見る。国語は漢字と語彙の知識を積み、字数指定つきの抜き出しを始める ここで幅を作っておくと小 6 が軽くなります。理科・社会は 1 年に全分野が出るので、苦手分野を残すと毎年そこで失点します
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降、算数は大問 1・2 だけを年度をまたいで縦に(2022〜2026 の 5 年分で 45 問)。理科・社会は 30 分を計った通し演習。国語は 50 分 40 問の処理速度 算数の前半は同じ場所に同じ種類が来るので、縦に解く効果が大きくなります。理科・社会・国語は時間との勝負なので、通し演習の回数が効きます

小 5 の週の組み立て: 「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にすると割り付けやすくなります。平日の 15 分は計算(分数・小数・逆算)と漢字・語彙にあて、週末の 60 分で単元を 1 つずつ一巡させます。算数の順番は上の表のとおり、速さ → 食塩水 → 割合 → 場合の数 → 平面図形の面積比 → 立体 → 水量 → 仕事算 → ニュートン算です。理科は てこ → ばね → 溶解度 → 電流 → 地震の速さ、社会は通史を人物と事績で一巡してから地図と統計表という順になります。国語は漢字と語彙を平日に置き、週末に字数指定つきの抜き出しを始めます。ただし国語は 2023 年度以降の資料が無いので、直近の形式は市販の過去問集で補ってください(→ 13 節)。

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか: 差がつくのは 小 5 での全分野の一巡 と 小 6 の処理速度の 2 か所です。理科は 1 年で生物・地学・化学・物理を一通り、社会は地理・歴史・公民を一通り出すので、小 5 で分野の穴を残すと小 6 で埋める時間が足りなくなります。そのうえで 4 科目とも「時間あたりの問題数が多い」ので、小 6 は「解けるか」より「時間内に解き切れるか」の練習になります。算数だけは大問 1・2 の並びが長く固定しているので、小 4 からの計算練習が最も長く効き続けます。


12. この学校と併願するなら

観点は「同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら過去問演習が二重に効くか」だけです。難易度・偏差値帯・通学圏は見ていません。数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100・100 が最も近い)で、同じ問題が出るという意味ではありません

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ


13. 資料の限界

資料側で食い違いに気づいた点

同じ単元について、集計の記録が 2 通りある箇所がありました。9 節ではどちらの年も残してあります。


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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