文化学園大学杉並中学校 の過去問分析
文化学園大学杉並中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。
文化学園大学杉並中学校 過去問分析(2011〜2026 年度・第 1 回相当・最大 12 年分)
更新 2026-08-20。
1. この学校の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都杉並区 |
| 男女 | 共学(2018 年に共学化。それ以前は女子校) |
| 以前の校名 | 城右女子高等学校、文化女子大学附属杉並中学・高等学校 |
| 入試回と日程・科目 | 第 1 回 2 月 1 日午前=2 科・4 科/第 2 回 2 月 1 日午後=2 科(国語・算数)/第 3 回 2 月 2 日午前=第 1 回と同じ/第 4 回 2 月 2 日午後=第 2 回と同じ/第 5 回 2 月 3 日午前=2 科・4 科/第 6 回 2 月 4 日午前=2 科。このほか適性検査の入試(2 月 1 日午前・Ⅰ Ⅱ または Ⅰ Ⅱ Ⅲ)と、英語特別入試①(2 月 1 日午後)・②(2 月 2 日午後)があります(2027 年度募集要項。募集人数は第 1 回〜第 4 回で男女 40 名・予定) |
| 試験時間・配点 | 第 1 回・第 3 回は国語 50 分 100 点、算数 50 分 100 点、理科・社会は合わせて 60 分で各 75 点。第 2 回・第 4 回は国語 50 分・算数 50 分で各 100 点 |
| 面接 | 第 1 回〜第 4 回のいずれも面接はありません |
いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。
2. このページでわかること
このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値 / 募集要項・入試結果)。
過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語(つるかめ算・過不足算などの特殊算を含みます)は 用語集 にまとめてあります。
以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。
3. まず結論だけ(10 行)
結論
- 算数は 5 つの大問が 12 年間、同じ座席(問題の置き場所)に同じ顔ぶれで並びます。大問 1 = 計算 10 問、大問 2 = 誤答直し 3 問、大問 3 = 一行文章題 5 問、大問 4 = 角度・円の面積・立体の 3 問、大問 5 = 速さか水量のグラフ 3 問で、内訳 10-3-5-3-3 の 24 問です。
- 大問 2 の導入文は精読した 5 年で句読点と表記が違うだけの同文で、全問答えのみ、記述・作図はありません。
- 理科は「大問 1 = 小問集合、大問 2 = 生物、大問 3 = 地学、大問 4 = 化学、大問 5 = 物理」の並び、社会は「歴史の長文」と「前年の出来事を導入にした地理+公民の長文」が柱です。
家でやること 3 つ
- 算数の大問 1 の計算 10 問を毎日 1 セット解きます。
- 算数の大問 2 の誤答直しを 5 年分(15 問)、年度をまたいで縦に解きます。
- 理科・社会は 2 科目を続けて 60 分計って解き、時間配分を確かめます。
今週やる 1 つ
- 直近 2 年(2025・2026)の大問 1 の (7)〜(10) を解いて、分配法則・部分分数・約束記号の 3 枠が手から出てくる状態か確かめます。
注意
- 国語は 2018 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理のためと思われます)。ここに書いた国語の話は 2017 年度までのものです(→ 13 節)。
4. 資料の状況
どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(転写データの単元分類で大問の並びと数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。
| 科目 | 精読した年 | 構成だけ数えた年 | 資料のある年 | 判読の確度・備考 |
|---|---|---|---|---|
| 算数 | 5 年(2021・2023〜2026) | 7 年(2015〜2020・2022) | 12 年(2015〜2026。2011〜2014 は未収録) | 転写の集計では 12 年すべて「大問 5・小問 24」。式の細部(分数・記号)は転写に揺れがある年があり、2016〜2020・2025 は読み取り確度が低め。精読した 5 年は大問構成と題材の読み取りに支障なし |
| 理科 | 4 年(2016〜2018・2026) | 1 年(2015) | 5 年(2015〜2018・2026。2019〜2025 の 7 年分が欠落) | 2015・2026 は読み取り確度が低め(2026 は小問 22 で、原本より少なく読み取れている可能性がある)。小問数は 22〜40 とぶれる |
| 社会 | 4 年(2016〜2018・2026) | 4 年(2011〜2013・2015) | 8 年(2011〜2013・2015〜2018・2026。2014・2019〜2025 が欠落) | 2013・2016 は読み取り確度が低め。地図・統計表は文字情報に置き換えられており、表の中身は設問文からの推定を含む |
| 国語 | 4 年(2013・2015〜2017) | 0 年 | 4 年(2013・2015〜2017。2018 年度以降は非掲載) | 4 年しか無く、直近 9 年は未確認。傾向の断定は避け、精読した 4 年の観察にとどめました |
- 収録冊子の校名は全校・全冊で照合済みです(別校の冊子が混じっていた場合はこの節に明記しています)。
- 入試回: 転写データは 1 年につき 1 冊で、冊子に回の表記は見当たりません。以下は 第 1 回相当 として扱います。2027 年度の入試要項では、第 1 回(2 月 1 日午前)・第 3 回(2 月 2 日午前)・第 5 回(2 月 3 日午前)が 2 科・4 科選択、第 2 回(2 月 1 日午後)・第 4 回・第 6 回が 2 科(国語・算数)で、ほかに適性検査での受験・英語特別入試があります(この回の数え方は 1 節の表と食い違っています。受ける回の日程・科目は必ず学校の募集要項で確認してください)。
- 「毎年」「〜年連続」は、原本で 3 年以上の反復を確認したものだけに使いました。年度×大問の題材表は、上の「精読した年」を設問文で読み直して起こしたものです。それ以外の年は、転写データの単元分類(大問ごとの主要単元)を数えたものだけを「転写の分類では」と断って書き、細部には触れていません。
- 満点・設問別配点は問題冊子には印刷されていません(精読した年で確認しました)。
5. 一番大きな結論
文化学園大学杉並の算数は、5 つの大問が 12 年間同じ座席に同じ顔ぶれで並び、大問 2 の導入文は一字一句ほぼ同じ、という学校です。 大問 1 = 計算 10 問、大問 2 =「文子さんの誤答のどの行が間違いか」を探して正しい答えを出す 3 問、大問 3 = 一行文章題 5 問、大問 4 = 角度・円の面積・立体の 3 問、大問 5 = 速さか水量のグラフ 3 問。内訳 10-3-5-3-3 の 24 問は精読した 5 年(2021・2023〜2026)で不変で、転写の集計では 2015 年から 12 年すべてが大問 5・小問 24 でした。全問答えのみで、記述・作図はありません。
- 大問 2 の導入文「次の各問いを文子さんが解きましたが、3 問とも間違えてしまいました。解答として、最初に間違えている行の番号①〜④と、この問いの正しい答えを求めなさい」は、精読した 5 年で句読点と「この問/この問い/この問題」の表記が違うだけの同文です。転写の照合では 2017 年以降の 10 年に同じ文が見つかっています。
- 大問 1 は「整数の四則→分数・小数の混合→分配法則でまとめる計算→(部分分数)→約束記号」の並びが 5 年でほぼ同じです。大問 1 (10) の約束記号は 2023〜2026 の 4 年連続で、2023「4*2=4×3、7*3=7×6×5」と 2026「8△3=8×7×6」は記号を変えただけの同じ規則(左の数から右の数の個数だけ 1 ずつ減らしてかける)です。
- 大問 5 は 2021 年以降「速さとグラフ→水量とグラフ→速さ→水量→速さ→水量」と交互になっています(2022 は転写の分類)。2023「A 駅と B 駅を往復するバスと杉男さん」と 2025「駅と図書館を往復するバスと文子さん」は (1)「バスの速さは時速何 km ですか」が同文で、(2) 位置・時刻 →(3) すれ違い、の 3 段も同じです。
- 理科は 5 年分しかありませんが、精読した 4 年(2016〜2018・2026)はすべて「大問 1 = ○×と 4 択の小問集合、大問 2 = 生物、大問 3 = 地学、大問 4 = 化学、大問 5 = 物理」の並びです(2015 も転写の分類では同じ並び)。単元は年ごとに入れ替わり、記述が毎年 1〜5 問あります。
- 社会は 2〜3 大問です。精読した 4 年は「歴史の会話文・プレゼン文・5 本の短文」の大問と「前年の出来事を導入にした地理+公民の長文」の大問が柱で、末尾に記述が 1 問ずつあります。前年のニュース(ドローン・世界遺産・九州北部豪雨・訪日外国人)が導入になります。
- 国語は精読した 4 年とも「大問 1 = 漢字と語句の知識 20 問、大問 2 = 物語文、大問 3 = 説明文」です。字数指定つきの記述が年 3〜7 問あります。
したがって過去問の使い方は科目で分けます。算数は「同じ座席の問題を年度をまたいで縦に解く」(大問 2 の誤答探しだけを 5 年分、大問 4 (2) の円の面積だけを 5 年分…)がいちばん効き、「出る問題を覚える」使い方に近くなります。理科・社会は「理社合わせて 60 分で 45〜70 問を処理する時間配分」と「大問の並びと問い方に慣れる」用途に使い、単元は全分野をひととおり学び終えることで埋めます。国語は「知識 20 問を落とさない」ことと「本文の言葉で 20〜40 字の記述を書く」練習の素材にします。
科目横断の要点
| 科目 | 形式の固定度 | 中身の性格 | 最優先で時間をかける価値があること |
|---|---|---|---|
| 算数 | 非常に高い。大問 5・小問 24(10-3-5-3-3)・50 分・答えのみ(精読した 5 年で不変。転写の集計では 12 年) | 同じ座席に同じ単元・同じ問い方。大問 2 は導入文まで同文、大問 1 (10)・大問 4 (2)・大問 5 は数値と図案を替えた同じ作り | 大問 1 の計算 10 問の並び(分配法則・部分分数・約束記号)と、大問 2 の「誤答の行を見つける」手順 |
| 理科 | 高い(5 年分の範囲で)。5 大問・小問集合+生物→地学→化学→物理 | 分野の座席は固定、単元は毎年入れ替わる。記号選択 4 割・短答(語句や数値を短く答える形式)4 割・記述 1〜5 問。大問 1 に前年のニュース(ノーベル賞・天体現象・災害)が入る | ○×と 4 択で答える基本知識の幅と、理由を 1〜2 文で書く記述(実験の失敗理由・水滴がつく理由) |
| 社会 | 中程度。2 大問(2011・2012・2018・2026)と 3 大問(2013・2015〜2017)が混在。小問 23〜32 | 前年の出来事を導入にした長文+歴史の長文。記号選択 5 割・漢字短答 4 割・記述 1〜3 問。「漢字○字で」の指定が多い | 統計表・地図から都道府県を当てる(精読した 4 年すべて)と、時代順並べ替え(2016〜2018 の 3 年連続)、末尾の記述 |
| 国語 | 精読した 4 年では高い。3 大問・39〜50 問・50 分 | 知識 20 問(漢字 10+部首・画数・送り仮名・類義語 5+ことわざ慣用句 5)+物語+説明文。記述は「本文中の言葉を使って○字以内」 | 知識 20 問の暗記量と、「〜から。」の理由記述を 20〜40 字で。ただし 2018 年以降は未確認 |
科目ごとに競技が違います。算数は「毎年同じ 24 問の手順を再現する」試験、理科・社会は「60 分を分け合いながら記号と用語を処理し、最後に短い記述を書く」試験、国語は「知識 20 問+4 択+字数指定の記述」の試験です。
6. この学校らしさが出る場所
- 登場人物の名前が校名でできています。 算数の大問 2 は毎年「文子さん」が解き、大問 3・5 には「杉男くん」「杉夫くん」「杉子さん」「大介くん」が出ます。理科 2016 は「杉子さんのある日の夕食のメニュー」、2026 は「文子さんと杉男さん」のヘチマの実験です。社会 2018 は「文男くんと先生の会話」、2026 は「文子さん・杉男さん・並江さん」の 3 人のプレゼン(文・杉・並で校名)。算数 2024 大問 2 (2) は「阿佐ヶ谷駅から文大杉並まで A 君は 800 歩、B さんは 950 歩」と最寄り駅からの通学路を題材にします。
- 算数は「人の解答を検算する」形です。大問 2 は問題を解くのではなく、文子さんの 4 行の解答のどこで最初に間違えたかを指摘し、正しい答えを添えます。10 年前後続く自校独自の形式で、計算・文章題を問わず「途中式を 1 行ずつ確かめる」姿勢そのものを毎年測っているように見えます。
- 理科は身近な生活と前年のニュースから入ります。夕食のメニュー(鶏肉のハンバーグ・ほうれん草のごまあえ・フランスパン)でタンパク質と発酵を問う(2016)、カブトムシを幼虫から育てる(2017)、メダカの飼育の注意(2018)、ヘチマのめばなに袋をかぶせる実験(2026)。大問 1 の 4 択には 2015 年のノーベル物理学賞(2016)、2016 年 5 月の火星最接近と探査機が撮った天体の画像(2017)、2017 年 8 月のアメリカの皆既日食(2018)、ノーベル化学賞の北川進さん(2026)と、前年の科学ニュースが毎年 1〜2 問入ります。2026 は宇宙開発の費用の資料を読んで賛否を書きます。
- 社会は前年の出来事が大問の導入になります。ドローンと「空の産業革命」(2016)、ル・コルビュジエの建築の世界遺産登録(2017)、九州北部豪雨と数十年に一度の降水量(2018)、訪日外国人の単月過去最高とカムチャツカ半島の地震(2026)。導入の時事から地理・公民・歴史へ枝分かれし、末尾で「災害への対策を 1 つ」「持続可能な観光」と自分の考えを書かせます。
- 都道府県の「形」と「漢字」で遊びます。A〜C の都道府県の形を面積順・国語辞典順に並べ、共通して使われている漢字 1 字を答えます(2016・2017 に同じ作り)。統計表の列と行を両方当てさせる問題も 4 年連続で、地理は「知っているか」より「表と地図を照らせるか」で作られています。
- 国語の知識大問が広いです。部首から漢字を挙げる、総画数を漢数字で書く、送り仮名の正誤、類義語、ことわざの空らんに動物名——4 年で毎年種類を替えて 20 問。読解の題材は和菓子屋のアルバイト(2017)、アニメ制作会社の監督(2016)、中 1 のクラス委員長(2015)、ベビーカーと保育士(2013)と、働く大人と学校生活が半々です。説明文は顔認知(2017)・仏像の素材(2016)・自然と人間(2015)・友だち関係(2013)。
7. 今からやるなら
想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。過去問を使った算数の座席縦断は小 6 の夏以降が目安です。学年別の道筋は 11 節にまとめました。
各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。
- [毎日 10 分] 算数・大問 1 の計算 10 問 — 精読した 5 年とも並びは「(1) 整数の四則 →(2)〜(6) 分数・小数の四則混合(帯分数、÷分数、小数と分数の混在)→(7)〜(8) 分配法則でまとめる計算 →(9) 部分分数か大きな数の工夫 →(10) 約束記号」です。分配法則は 2021 (7)「2.17×21+112×2.17−2.17×33」、2024 (8)「2×3.14+6.28×6−4×9.42」、2025 (7)「3.018×450+30.18×72−15.09×154」、2026 (7)「36×8.62−86.2×1.5+862×0.09」と、小数点の位置をずらして同じ数にそろえる形が 5 年連続です。部分分数は 2021 (9)「1/12+1/18+1/252」、2024 (9)「1/5+1/45+1/117+1/221」、2026 (9)「1/12+1/20+1/30+1/42」。約束記号は 2023「4*2=4×3、7*3=7×6×5」→2024「[A*B] は A と B の最大公約数」→2025「8*3=8×(8+3)」→2026「8△3=8×7×6」。2025 (9)「2025×2025×3024−2024×2025×3025」のように西暦を仕込む年もあります。5 年分を枠ごとに並べ、分配法則・部分分数・約束記号の 3 枠を先に固めます。(1)〜(6) は毎日。(確認: 〜2026 年度)
- [週末 60 分] 算数・大問 2「文子さんの誤答直し」を 5 年分縦に — 問題文の下に文子さんの解答が①〜④の 4 行で示され、最初に間違えている行の番号と正しい答えを両方書きます。中身は (1) 計算 1 問(2021・2023・2024・2025。2026 だけ通過算)+文章題 2 問(2021 数の性質・売買損益、2023 場合の数・速さ、2024 歩幅の比・売買損益、2025 つるかめ算・仕事算、2026 逆算・過不足算)です。「①から順に自分で計算し直して最初にずれる行を探す」以外に近道はないので、5 年分(15 問)を通して手順を体に入れます。(確認: 〜2026 年度)
- [週末 60 分] 算数・大問 4 の三段(角度→円の面積→立体) — (1) 角度は 2021 長方形の紙の折り返し、2023 平行線、2024 三角定規 1 組、2025 正方形と正三角形の組み合わせ、2026 印のついた角の和。(2) は「かげ(影)をつけた部分の面積」が 2021(直径 12cm の半円と正三角形)・2023(半径 10cm 中心角 90° のおうぎ形の中に半径 5cm)・2025(方眼上の半円と直線)・2026(半径 10cm の円と正方形)で同じ問い方、2024 だけ「二等辺三角形の外側を半径 1cm の円が 1 周する」図形の移動です。(3) は 2021 円柱をななめに切った立体の体積、2023 円すいの表面積、2024 正面図・真上図から体積、2025 展開図から体積、2026 正方形を組み合わせた図形の回転体。「円周率は 3.14 とします」の但し書きが 5 年とも大問 4 の導入に付きます。年度をまたいで縦に解き、(2) の「かげの面積」4 題は「全体−白い部分」の順で処理します。(確認: 〜2026 年度)
- [週末 60 分] 算数・大問 5 の速さ・水量のグラフ三段 — 速さ: 2021「姉と妹の自転車、8000m 先の公園、姉は 10 分後に休けい」→(1) 分速 (2) 休けい時間 (3) 妹が追いつく位置。2023「12km の A 駅 B 駅を往復するバス(10 分停車)と歩く杉男さん」・2025「駅と 8000m 先の図書館を往復するバス(10 分で走り 5 分停車)と文子さん」→(1) バスの時速 (2) 位置か到着時刻 (3) すれ違いの時刻。水量: 2024「直方体の水そうに仕切り板 2 枚で 3 区画、排水口 b と水道 c」→(1) 奥行き (2) 仕切りの高さ (3) 排水と注水を同時に。2026「円柱を 3 個つないだ容器(C の底面積は A の 8 倍、B は 70cm²)」→(1) C の底面積 (2) A・B の体積の和 (3) グラフの空欄ア。「速さ(底面積)→時刻・体積→出会い・空欄」の順が固定です。速さ 3 年分(2021・2023・2025)と水量 2 年分(2024・2026)を、グラフの縦軸・横軸の単位を確かめてから (1)→(2)→(3) の順に解きます。(確認: 〜2026 年度)
- [週 1 回] 算数・大問 3 の一行題 5 問 — 単元プールは割合と比(2021・2023・2025)、場合の数(2021・2024・2025)、食塩水(2021・2023・2024)、平均算(2021・2024・2026)、和差算・消去算(2023・2024・2025)、過不足算(2023)、数の性質(2023)、規則性(2024)、単位換算(2025)、集合(2026)、年齢算(2026)、仕事算(2026)、売買損益(2026)の 13 単元です。「0・1・2・3 の 4 枚のカードから 3 枚並べて 3 けたの整数」は 2021 (2) と 2025 (2) で同じ設定(2021 は何通り、2025 は偶数は何個)。「8% の食塩水 200g に食塩水 150g を混ぜて 11%」(2021)と「9% の食塩水 200g に食塩水 100g を入れて 8%」(2023)も同じ問い方です。1 年分ずつ回し、同じ設定が戻っているカード問題と食塩水の混合は並べて解きます。(確認: 〜2026 年度)
- [週 1 回] 理科・大問 1 の基本知識と、実験文の理由記述 — 大問 1 は 2016「すべての植物が花を咲かせる」「みょうばんは水温が高いほどとける」、2017「10 円玉をあたためると大きくなる」「乾電池 2 個は直列より並列のほうが電流が大きい」、2018「アルミニウムは磁石につく」「実験で使った液体は全て流しに捨てる」のような一文正誤 5 問と、「空気中に約 21% 含まれる気体」「エラで呼吸する生き物」「光をあてて最もあたたまりやすい色」の 4 択 5 問です。教科書の基本事項を分野横断で 10 問並べる形で、2016〜2018 の 3 年連続。2026 は 4 択(最も重い臓器・ふりこの周期・台風上陸時の危険)が読み取れました。4 分野の基本事項を「一文の正誤」で答える練習(実験の安全・気体の割合・磁石につく金属・呼吸の仕方)をしておきます。記述は「なぜ袋をかぶせておくのか」「実験はなぜ失敗したのか」(2026 ヘチマの受粉)、「なぜ実を動物に食べられるようにするのか」(2026)、「どんな実験でどんな結果なら電気が流れたと言えるか、器具名を挙げて」(2018)、「氷水のコップの外側に水滴がつく理由」(2016)、「野生のメダカはえさをあげなくても生きられる理由」(2018)で、1〜2 文の理由説明を書き慣れておきます。「対照実験でそろえる条件」「水滴・結露」「電気が流れたと言える器具と結果」は決まった言い回しにしておきます。あわせて中和の比例計算・てこのつり合い・ふりこの周期の表の読み方、飼育・栽培・観察の注意点(メダカ・カブトムシ・ヘチマ)を教科書の水準で、前年の科学ニュース(ノーベル賞・天体現象・大きな災害)を 1 行ずつ確認します。(確認: 〜2026 年度)
- [週 1 回] 社会・統計表と地図、歴史の並べ替え、末尾の記述 — 統計表と地図で都道府県を当てる問題は 2016 九州地方の統計表(年降水量・化学工業出荷額の列を当て、A・C の県を地図番号で)、2017 北海道・東北の統計表(同じ形)、2018 近畿地方の府県統計(ア〜オが何の項目か)、2026 肉牛の飼育頭数の表と地図①〜⑦で、「表の列が何の統計か」と「表の行がどの県か」を両方問う形が 4 年共通です。あわせて「A〜C の都道府県の形を面積順・国語辞典順に並べる」「A〜C に共通する漢字 1 字」(2016・2017 の同じ作り)、雨温図(2026 名古屋・網走・岡山)、漁業部門別漁獲量のグラフ(2026)。白地図で照合を練習し、「列が何の統計か」は面積・人口・農産物・工業出荷額・年降水量の順位感覚、「行がどの県か」は県庁所在地と特産でつかみます。歴史は「①〜⑤の文章を時代の古い順に」(2016・2017)、「人物を活躍年代の古い順に」(2018)が 3 年連続なので、各時代の代表人物と出来事で判定できるようにします。用語は「貝塚(漢字 2 字)」「関白(漢字 4 字)」「富岡製糸場(漢字 5 字)」「源頼朝のフルネームを漢字 3 字で」「書院造(漢字 3 字)」「応仁の乱の空らんを漢字 2 字で」と字数つきで、文字数が印字されているので、字数から用語を逆引きできる練習が効きます。末尾の記述は 2016「参勤交代を『江戸・領地』を使って説明」、2017「藤原氏はどのように権力を得たか(3 つの文を参考に)」「世界遺産が取り消される理由」、2018「鉄砲を合戦でどう活用したか(絵を見て)」「災害への対策を 1 つ取りあげ、どの点で被害から救うか」、2026「小村寿太郎が帰国後にののしられた理由」「持続可能な観光(3 つの資料を見て)」で、資料や指定語句を使う説明と、対策・提案を自分で 1 つ選んで理由を書くの 2 種を、各 2〜3 文で書けるようにします。前年の出来事は 1 テーマずつ「どの地域・どの制度・どの歴史につながるか」で整理して用語を漢字で書き、国連・ユネスコ・IAEA などの国際機関と、二院制・内閣・条例の基本も押さえます。(確認: 〜2026 年度)
- [毎日 10 分] 国語・知識 20 問と「〜から。」の理由記述 — 大問 1 は精読した 4 年とも 20 問で、漢字の読み書き 10(「学問をオサめる」「部下の判断に委ねる」「点呼をとる」)+第 2 部(2013 慣用句、2015 類義語 5、2016 送り仮名の正誤 5、2017 部首から漢字を挙げる 5)+第 3 部(2015 動物・体の慣用句、2016 総画数 5、2017 ことわざ・慣用句の空らん 5)です。年ごとに種類が替わるので、部首・画数・送り仮名・類義語・ことわざ(動物名の入るもの)を一式、漢字は読み書き半々で毎日回します。記述は「〜から。」の理由記述を「出来事+受け止め方」の 2 要素で 20〜40 字にまとめ、「本文中の言葉を使って」の指定には本文の語を 1 つ以上入れます。抜き出しは字数指定を見た瞬間に該当箇所を探し、「最初と最後の三字」の答え方に慣れておきます。接続語の空欄補充と、脱文をどこに戻すかの段落読みも。ただし 2018 年以降は未確認で、大問数・知識 20 問の維持・記述の字数はこの資料からは分かりません。2018〜2026 年度は市販の過去問集で必ず確認してください。(確認: 〜2017 年度)
8. 科目別の詳細
8-1. 算数(50 分・大問 5・小問 24・答えのみ)
年度×大問の題材表(原本で精読した 5 年)
大問 1 は毎年「計算 10 問」です(並びは後述)。大問 2〜5 を示します。
| 年度 | 大問 2(文子さんの誤答直し・3 問) | 大問 3(一行題 5 問) | 大問 4(角度/円の面積/立体) | 大問 5(グラフ 3 問) |
|---|---|---|---|---|
| 2021 | 四則計算/1〜100 で 2 でも 5 でも割り切れない数/売買損益(5 割の利益・3 割引) | 18kg は 24kg の何%/0〜3 のカードで 3 けた/アメ 64 個を 5:3/3 人の平均点/8% と 11% の食塩水 | 長方形の紙の折り返し/直径 12cm の半円と正三角形の影/円柱をななめに切った体積 | 速さ: 姉妹の自転車、8000m 先の公園、休けいと追いつき |
| 2023 | 四則計算/0〜4 で 3 けた・8 番目に大きい数/時速 4km で 1600m 先の駅へ | 9% と 8% の食塩水/和 19・積 78 の 2 数/紙を 3 枚・4 枚で過不足/本のページ 1/3 と 76 ページ/360×594 の床にタイル | 平行線 l・m の角/おうぎ形の中に半径 5cm/円すいの表面積 | 速さ: A 駅 B 駅 12km を往復するバス(10 分停車)と杉男さん |
| 2024 | 四則計算/阿佐ヶ谷駅から文大杉並まで 800 歩と 950 歩の歩幅/210 個仕入れて 70 個売れ残り | A〜E の平均/分数の数列/硬貨で 188 円/15% 350g をすてて薄める/えんぴつと消しゴムの消去算 | 三角定規 1 組の角/二等辺三角形の外側を円が 1 周/正面図と真上図から体積 | 水量: 直方体水そうに仕切り板 2 枚、排水口と水道 |
| 2025 | 四則計算/コイン投げの得点(つるかめ算)/エレベーター A・B の仕事算 | ひも 80cm の長方形/0〜3 のカードで 3 けたの偶数/兄弟 5:3 が 600 円ずつ/0.6km² の畑の収穫量/自転車通学の割合 | 正方形と正三角形の組み合わせ/方眼上の半円と直線のかげ/展開図(長方形 3・直角三角形 2)から体積 | 速さ: 駅と図書館 8000m を往復するバス(5 分停車)と文子さん |
| 2026 | 通過算(90m の電車・1080m のトンネル)/逆算(□)/みかんの過不足算 | 4 回の平均 80 点と 5 回目/自転車 13 人・電車 30 人の集合/5 さいと 39 さいの年齢算/5 日と 9 日の仕事算/原価 40% と 5% 引きの売買 | 印のついた角の和/半径 10cm の円と正方形のかげ/正方形を組み合わせた図形の回転体 | 水量: 円柱 3 個をつないだ容器、グラフの空欄 |
転写の分類(精読していない年): 2015 大問 2 逆算・大問 3 つるかめ算・大問 5 速さ/2016 逆算・集合・速さ/2017 計算・和差算・水量/2018 計算・割合・大問 4 円とおうぎ形・大問 5 流水算/2019 計算・年齢算・速さ/2020 計算・割合・円とおうぎ形・速さ/2022 大問 2 論理・和差算・角度・水量。いずれも大問 5・小問 24 です。
大問 1 の 10 枠(精読した 5 年)
| 位置 | 中身 | 内訳 |
|---|---|---|
| (1) | 整数の四則(加減か、÷と×の混合) | 5/5。2021「140÷7−30×2/5」、2026「26−7+19−13」 |
| (2)〜(6) | 分数・小数の四則混合 | 帯分数の加減、÷分数、小数と分数の混在、{ } つきの計算。2023 (7) は分数の分子分母に式が入る繁分数 |
| (7)〜(8) | 分配法則でまとめる計算 | 5/5。小数点をずらして同じ数にそろえる形(2.17/23.2/3.14/3.018/8.62) |
| (9) | 部分分数か大きな数の工夫 | 部分分数 3 回(2021・2024・2026)、2025 は「2025×2025×3024−2024×2025×3025」 |
| (10) | 約束記号 | 2023〜2026 の 4 年連続(2021 は計算)。下降階乗(4*2=4×3)が 2023・2026、最大公約数 2024、8*3=8×(8+3) が 2025 |
頻出単元と周期
- 毎年: 計算 10 問(大問 1)、誤答直し(大問 2)、一行題(大問 3)、角度・円の面積・立体の三段(大問 4)、速さか水量のグラフ(大問 5)。
- 循環: 大問 5 は速さ 7 回/水量 4 回/流水 1 回(転写の分類 12 年)。2021 年以降は速さと水量が交互です。
- 大問 3 の一行題プールは 13 単元ほどで、5 年で 3 回出たのが割合と比・場合の数・食塩水・平均算・和差算と消去算です。
- 近年集中: 大問 1 (10) の約束記号(2023〜2026)、大問 4 (2) の「かげをつけた部分の面積」(2021・2023・2025・2026)。
- 近年途絶: 大問 4 の主要単元が円・おうぎ形になる年(2018・2020)、大問 5 の流水算(2018)。
問い方
- 大問 2 は「問題文+文子さんの解答①〜④」を読み、最初に間違えた行の番号と正しい答えを両方書きます。計算問題では「約分・逆数・順序」、文章題では「割引の基準」「割り切れる数の数え方」で間違えさせています。
- 大問 4 (2) は「かげ(影)をつけた部分の面積を求めなさい」で 4 年同文です。円やおうぎ形と正方形・正三角形・直線の重なりで、「全体から引く」「等積移動」のどちらかで解けます。
- 大問 5 は「(1) 速さや底面積などの基本量 →(2) 時刻・位置・体積 →(3) すれ違い・追いつき・グラフの空欄」の順です。バスの往復は 2023・2025 で (1) が同文です。
- 大問 3 は単元が替わっても「〜は何個」「何%」「何通り」「何さい」の一行題(数行で終わる短い文章題)で、途中式は不要です。
8-2. 理科(理社合わせて 60 分・大問 5・小問 22〜40・記述あり)
年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)
| 年度 | 大問 1(小問集合) | 大問 2(生物) | 大問 3(地学) | 大問 4(化学) | 大問 5(物理) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | ○×5(植物の花・鬼怒川の堤防決壊・星の色・みょうばん・検流計)+4 択 5(2015 ノーベル物理学賞・防災の日・空気中の気体・気温差・ガスバーナー) | 杉子さんの夕食メニュー(タンパク質・炭水化物・発酵・ニワトリの子孫の残し方・ほうれん草とネギ) | ドロップストーンの地層+東京湾の海底地形+流水の地形 | 水の状態変化の実験(泡の正体・温度の折れ線グラフ作図・0℃のまま・水滴の理由・氷の体積の作図) | 電気を他のエネルギーに変える製品 12 個の分類+光電池の利点欠点 |
| 2017 | ○×5(10 円玉の膨張・乾電池の直列並列・胃液・太陽・曇りの気温)+4 択 5(2016 火星最接近・アインシュタインの写真・薬品の扱い・種子になる部分・2016 に姿が明らかになった天体) | カブトムシを幼虫から育てる(採集場所・器具・飼育の注意・幼虫の足) | ある季節の南の空(季節・星座名・大三角・1 時間後・2 か月後) | 気体の発生実験 A・B(装置の作図・水上置換・酸素と二酸化炭素・石灰水) | ふりこ(表から同じ周期の 2 つ・最も速い位置・ふれはばと周期・木片を動かす) |
| 2018 | ○×5(アルミと磁石・海水の酸素・雨水の行方・液体の廃棄・呼吸)+4 択 5(フレア・空気中 21%・エラ呼吸・2017 年 8 月のアメリカの天体現象・あたたまりやすい色) | メダカのたまごと成魚(飼育の注意○×・たまごの育ち方・人の子との違いの記述・野生のえさの記述) | 地殻中の金属の割合の表(最多・最少・1 円玉と 10 円玉と散弾の金属・リサイクルの理由の記述・濃集) | 水酸化ナトリウム 3g/水 100g の中和(濃度%・中性になる塩酸の量・47cm³+65cm³ は何性・蒸発後・スチールウールの気体・酸性雨) | 電気を通すもの(実験と結果の記述・通さない例・1 円玉と木片・ビニールテープの記述) |
| 2026 | 4 択 4(最も重い臓器・ふりこの周期・ノーベル化学賞の北川進さん・台風上陸時の危険)+宇宙開発の費用の資料(数値の読み・賛否の意見記述) | ヘチマのめばなとおばなの受粉実験(めしべの特徴・受粉の語・花粉を運ぶもの・袋をかぶせる理由の記述・失敗の理由の記述・実を食べられる理由の記述) | 地下の岩石と地層(れき・砂・泥・火山灰の層・ボーリングの呼び名) | ものの燃え方(3 要素・鉄球とスチールウール・穴あき缶のロウソク・吹き消すのと同じ理由・コップをかぶせる実験の表) | てこ(棒の中心から 60cm・水平にする位置と個数の表・別グループの装置の記述) |
2015 は転写の分類で 大問 1 電流(小問集合の主要単元)・大問 2 花のつくり・大問 3 気象・大問 4 状態変化・大問 5 電磁石です。並びは同じです。
頻出単元と周期(5 年分の範囲で)
- 分野の座席: 大問 2 生物・大問 3 地学・大問 4 化学・大問 5 物理が精読した 4 年すべてです。大問 1 は分野横断の小問集合です。
- 生物: 花のつくり・受粉(2015・2026)、栄養と植物(2016)、こん虫(2017)、メダカ(2018)。
- 地学: 気象(2015)、地層(2016・2026)、星座(2017)、地殻の金属(2018)。月・太陽・惑星の大問はありません。
- 化学: 状態変化(2015・2016)、気体(2017)、中和(2018)、燃焼(2026)。
- 物理: 電磁石(2015)、電気とエネルギー(2016)、ふりこ(2017)、電気を通すもの(2018)、てこ(2026)。
- 前年〜前々年の出来事: 大問 1 に毎年 1〜2 問(2015 の堤防決壊とノーベル賞→2016、2016 の火星最接近と天体画像→2017、2017 のアメリカ皆既日食→2018、ノーベル化学賞→2026)。天体現象と受賞ニュースが多くなっています。
問い方
- 大問 1 は一文の正誤と 4 択で、分野を問わない基本知識です。「実験で使った液体は全て流しに捨てる」(×)のような実験の安全も混じります。
- 大問 2〜5 は「実験・観察の文章+図や表」→「語句を漢字で」「ア〜エから 1 つ」→「理由を説明しなさい」の順です。記述は「なぜ〜のか」「どうすれば〜と言えるか」の理由・方法説明で、1〜2 文です。
- 計算は 2018 の中和(濃度%・中和点の比例)、2026 のてこ(つり合いの表の空欄)程度で、多くありません。
- 2026 は「実験がなぜ失敗したのか」「別グループの装置では棒が水平でなかった、どうすればよいか」と、実験の設計・不備を問う設問があります。
8-3. 社会(理社合わせて 60 分・大問 2〜3・小問 23〜32・記述 1〜3)
年度×大問の題材表(原本で精読した 4 年)
| 年度 | 大問 1 | 大問 2 | 大問 3 |
|---|---|---|---|
| 2016 | 時事・地理|ドローンと「空の産業革命」(航空・米軍基地・新幹線・格安航空会社・輸送機関別の帯グラフ)8 問 | 地理|A〜C の都道府県の形(面積順・共通の漢字 1 字)・農産物上位 5 県の地図・工業地帯のグラフ・九州の統計表と地図 11 問 | 歴史|文章①〜⑤(日明貿易・平安の戦い・藤原氏・原爆・古墳・参勤交代の記述・目安箱・化政文化)→時代順並べ替え 13 問 |
| 2017 | 時事・世界地理|ル・コルビュジエの建築と世界遺産(ユネスコ・フランス・法隆寺・姫路城の写真・文化庁・登録取り消しの記述)8 問 | 地理|A〜C の都道府県(国語辞典順・共通の漢字 1 字)・北海道東北の統計表と地図・農産物上位 5 県の地図・発電割合のグラフ 10 問 | 歴史|文章①〜⑤(富岡製糸場・鑑真・遣唐使の歌・五輪・下関条約・藤原道長・藤原氏の権力の記述)→時代順並べ替え 13 問 |
| 2018 | 歴史・公民|文男くんと先生の会話(貝塚・長篠の戦いの絵と鉄砲の記述・二院制・憲法・選挙権 18 歳・福沢諭吉の出身県・世界に影響を与えた日本人の記述・人物の並べ替え)14 問 | 地理・公民・時事|2017 年の九州北部豪雨(数十年に一度・県庁所在地・日本列島・地震の表・農林水産業・長野県のグラフ・IAEA・原発の地図・近畿の統計表・災害対策の記述)12 問 | — |
| 2026 | 歴史|文子さん・杉男さん・並江さんのプレゼン(平安京の位置・『枕草子』のあとがき・菅原道真の意見書・源頼朝を漢字 3 字・書院造・応仁の乱・満州事変・在留邦人の表・カムチャツカ半島の地震・不平等条約の条文・小村寿太郎の記述)13 問 | 地理・公民・時事|2025 年 1 月の訪日外国人 378 万人(県庁所在地・雨温図・徳島の阿波おどり・国連本部・漁業のグラフ・ハングル・肉牛の表・内閣・条例・持続可能な観光の記述)12 問 | — |
転写の分類(精読していない年): 2011 工業→原始・古代(2 大問)/2012 都道府県→鎌倉・室町(2 大問)/2013 環境政策→都道府県→幕末・明治(3 大問)/2015 幕末・明治→都道府県→原始・古代(3 大問)。
頻出単元と周期
- 大問構成: 2 大問(2011・2012・2018・2026)と 3 大問(2013・2015〜2017)です。3 大問の年は「時事+都道府県同定+歴史」、2 大問の年は「歴史長文+地理・公民の長文」。
- 地理: 都道府県・地域の同定が 8 年中 6 年で大問か連問です(転写の分類)。統計表と地図の照合が精読した 4 年すべて。雨温図(2026)、農産物上位 5 県の地図(2016・2017 同文)、工業地帯・発電割合のグラフ(2016・2017)、漁業のグラフ(2026)。
- 歴史: 5 本の短文か会話・プレゼン文で通史です。時代順並べ替えが 2016〜2018 の 3 年連続(2026 は無し)。平安(2016・2017・2026)、安土桃山(2017・2018)、幕末〜明治(2017・2026)、近代の戦争(2016・2017・2026)。文化財の写真(姫路城・平等院)から人物・名称を問います。
- 公民: 二院制・憲法・選挙権 18 歳(2018)、内閣の仕組み・条例(2026)、国際機関(ユネスコ 2017・IAEA 2018・国連本部 2026)。地理の長文の中に 1〜3 問入ります。
- 時事: 導入の出来事は前年です(ドローン 2015→2016、世界遺産 2016 年 7 月→2017、九州北部豪雨 2017 年 7 月→2018、訪日外国人 2025 年 1 月とカムチャツカの地震 2025 年 7 月→2026)。
問い方
- 「本文の空らん [ あ ] にあてはまる用語を漢字○字で」「下線部について誤っているものを 1 つ選び」「( A )・( B )の組み合わせとして正しいもの」が各大問に複数入ります。
- 「記号で答え、さらにその都道府県庁所在地名を漢字で」の 2 段(2018・2026)。
- 記述は大問の末尾に 1 問ずつです。①指定語句や資料を使う説明(参勤交代・藤原氏・鉄砲の活用・小村寿太郎)と、②対策・提案を自分で 1 つ選んで理由を書く(災害対策・持続可能な観光・世界遺産の取り消し理由)。字数指定はありません。
- 統計表は「ア〜オのどれが何の項目か」と「A〜C がどの県か」を別々に問います。
8-4. 国語(50 分・大問 3・小問 39〜50。2013・2015〜2017 の 4 年のみ)
問題冊子を精読できたのは 2013・2015・2016・2017 の 4 年です。2018 年度以降は資料が無く、以下は 9 年前までの傾向です。
年度×大問の題材表
| 年度 | 大問 1(知識 20 問) | 大問 2(物語文)・設問数 | 大問 3(説明文)・設問数 |
|---|---|---|---|
| 2013 | 漢字読み書き 10+慣用句の空らん 10 | ベビーカーの赤ちゃんと保育士「ケロ先生」(重松清『ステップ』)・16 問 | 友だちとのつながり・相互承認(菅野仁『友だち幻想』)・14 問 |
| 2015 | 漢字読み書き 10+類義語 5+動物・体の慣用句 5 | 中 1 A 組のクラス委員長ヒロと三学期最後の日・13 問 | アフリカの森と人間の手の入った自然・12 問 |
| 2016 | 漢字読み書き 10+送り仮名の正誤 5+総画数 5 | アニメ制作会社の監督・瞳と太陽くん・11 問 | 仏像の素材と木彫仏の修理・11 問 |
| 2017 | 漢字読み書き 10+部首から漢字 5+ことわざ・慣用句の空らん 5 | 和菓子屋でアルバイトする「私」と友人の京都旅行・10 問 | 顔の記憶と「顔認知の異人種効果」・9 問 |
頻出と問い方
- 4 年とも「知識 20+物語+説明文」の 3 大問です。詩・随筆・古文はゼロです。
- 記述は年 3〜7 問で「本文中の言葉を使って○字以内で」(15〜45 字)。文末は「〜から。」(理由説明が最多)、「〜こと。」(指示語・内容説明)、「〜気持ち。」(心情)。
- 4 択は「最も適切なものを次のア〜エから選び」で 15〜20 問。「適切なものを二つ選び」(2016)もあります。
- 抜き出しは「三十六字でぬき出し、最初と最後の三字を」「『こと』につながる形で二十五字以内」と字数が細かくなっています。
- 接続語・副詞・擬態語の空欄補充が毎年 2〜4 問。脱文挿入(2013・2015)、助詞や助動詞の用法識別(2013「が」・2015「なり」・2016「の」)が 1 問ずつ。
- 大問 1 の第 2 部・第 3 部は年ごとに種類が替わります(慣用句・類義語・送り仮名・総画数・部首・ことわざ)。
9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)
転写の単元分類(算数 2015〜2026 の 12 年、理科 5 年、社会 8 年)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年の細部は保証しません。最終確認年度は、その単元を資料で最後に確認できた年度です。
| 科目 | 単元 | 出た年(転写の分類。◎ は原本で確認した年) | 最終確認年度 | 状況 |
|---|---|---|---|---|
| 算数 | 大問 5 の速さとグラフ | 2015・2016・2019・2020・◎2021・◎2023・◎2025 | 2025 年度 | 2021 年以降は水量と交互で、2026 が水量でした。交互が続くなら次は速さの番ですが、2019・2020 のように 2 年続いた例もあります |
| 算数 | 大問 5 の流水算 | 2018 | 2018 年度 | 8 年空き。速さの一種として「上り・下り・静水」の 3 段は触れておきます |
| 算数 | 大問 4 (2) の図形の移動 | ◎2024 | 2024 年度 | 円が図形の外側を 1 周する形。かげの面積が 4 年、移動が 1 年 |
| 算数 | 大問 3・大問 2 のつるかめ算 | 2015・◎2025 | 2025 年度 | 10 年空いて戻りました。次は間が短い可能性があります |
| 算数 | 大問 3 の集合・年齢算 | 集合 2016・◎2026、年齢算 2019・◎2026 | 2026 年度 | 2026 に 2 つとも戻りました。当面は他の一行題(規則性・数の性質・単位換算)に席を譲るとみます |
| 算数 | 大問 1 (10) が計算のままの年 | ◎2021 以前 | 2021 年度 | 2023〜2026 は約束記号。(10) が計算に戻る可能性は残ります |
| 理科 | 天体(月・太陽・惑星)の大問 | 星座 2017 のみ。月・太陽の大問は資料のある 5 年に無し | 2017 年度 | 2019〜2025 が欠けているので周期は言えません。大問 1 の 4 択には天体現象(2017 火星最接近・2018 皆既日食)が入ります |
| 理科 | 電気(回路・電磁石・電気を通すもの) | 2015・2016・◎2018 | 2018 年度 | 2026 はてこ。物理は電気→ふりこ→電気→(欠落)→てこ |
| 理科 | 状態変化・溶解度・中和 | 状態変化 2015・◎2016、中和 ◎2018 | 2018 年度 | 2026 は燃焼。化学は状態変化→気体→中和→(欠落)→燃焼 |
| 社会 | 都道府県同定を独立した大問に | 2012・2013・2015・◎2016・◎2017 | 2017 年度 | 2018・2026 は長文の中の小問に吸収されました。3 大問に戻る年は復活の候補です |
| 社会 | 世界地理を大問に | ◎2017 | 2017 年度 | 世界遺産から。2026 は訪日外国人の長文で世界地図は無し |
| 社会 | 原始・古代を歴史の主軸に | 2011・2015 | 2015 年度 | 2016 平安〜江戸、2017 明治が主の通史、2018 安土桃山、2026 平安〜明治 |
| 社会 | 時代順の並べ替え | ◎2016・◎2017・◎2018 | 2018 年度 | 3 年連続で出たあと、2026 では出ていません |
理科は 5 年分しか無く、2019〜2025 が欠けているので周期は言えません。資料のある範囲で大問に出ていない天体(月・太陽)、人体の単独大問、溶解度は、全分野をひととおり学び終えることで備えます。
10. 形式面の注意
- 算数: 記述・作図なし、全 24 問答えのみ(精読した 5 年。転写の分類でも 12 年で記述 0)。記号選択も 0 問で、24 問すべて短答(語句や数値を短く答える形式)です。大問 1 は「次の計算をしなさい」、大問 3・4 は「次の各問いに答えなさい」で 5 年同文。円周率は「ただし、円周率は 3.14 とします」が大問 4 の導入に 5 年とも付き、精読した 5 年で 3 の年はありません。大問 2 は答えが「行の番号+正しい答え」の 2 つで、片方だけでは完答になりません(番号だけ合っていても答えが違えば失点します)。単位は設問文に書かれます(「何 cm³ ですか」「時速何 km ですか」「何時何分何秒ですか」)。図は大問 4・5 に付き、大問 4 (1) の角度は図から辺の関係を読む前提です。転写の集計では図つきの小問は全体の 25% ほど。
- 理科: 5 大問で 22〜40 問(精読した 4 年は 40・32・35・22)。大問 1 は「次の文が正しければ○を、間違っていれば×を」5 問+「あてはまるものをア〜エから 1 つ選び」5 問(2016〜2018)。記述は毎年あります(2016 は 2 問+作図 2 問、2017 は理由を添える混合 1 問、2018 は 5 問、2026 は 5 問)。指定語句や器具名を挙げさせる条件がつくことがあります(2018「器具の名前を挙げて」)。作図は 2016(温度変化の折れ線グラフ・氷の体積の図)と 2017(気体の集め方の装置)。桁指定は 2018「小数第 2 位を四捨五入」。「適切でないものを全て」(2017 大問 2 問 1)、「2 つ選び」(2017 大問 5 問 1)が混じります。2026 大問 1 には「(Y)の数値を用いた上で、宇宙開発に賛成か反対か意見を述べなさい」の意見記述があります。図・表つきの小問は 3 割ほど(転写の集計)で、グラフは 2016 の温度変化。理社合わせて 60 分なので、大問 1 の 10 問を即答し、記述は最後に回す配分が現実的です。
- 社会: 2〜3 大問で 23〜32 問。記述は毎年 1〜3 問で、字数指定はなく(精読した 4 年)、代わりに「漢字 2 字」「漢字 3 字」「漢字 4 字」「漢字 5 字」「漢字 7 字」「カタカナ 4 字」「都道府県まで含めて漢字で」の文字種・字数指定が非常に多く、県名・人名・制度名を漢字で書けることが前提になります。「誤っているもの」「まちがっているもの」「明らかに誤っているもの」「あてはまらないもの」を選ぶ消去法が毎年複数。「記号で答え、さらにその都道府県庁所在地名を漢字で」(2018・2026)のように 1 問で 2 つ答える形があります。時代順並べ替えは「解答らんに合う形で」。資料は地図(位置を選ぶ・ぬりつぶし地図を選ぶ)・統計表・雨温図・帯グラフ・円グラフ・写真(姫路城・合戦の絵)で、地形図の読図は精読した 4 年にはありません。記述は各大問の最後にあるので、後回しにすると白紙になりやすいです。
- 国語: 記述は「本文中の言葉を使って」「○字以内で」の指定つきです(15・20・30・35・40・45 字)。抜き出しは「三十六字でぬき出し、最初と最後の三字を」「二十五字以内」「六字で」と字数が細かく、最初と最後の 3〜5 字で答える形が多く、「『こと』につながる形で」の条件がつきます。接続語・副詞・擬態語の空欄補充が 4 年すべて。「本文からは次の一文がぬけています。どこに入れるのが適切か」(2013・2015)と、助詞「の」「が」「なり」の用法識別(2013・2015・2016)が 1 問ずつ。大問 1 の漢字は「線部のカタカナは漢字に、漢字はひらがなに直しなさい」で 10 問、書き 4〜6・読み 4〜6。
11. 学年別ロードマップ
| 段 | 何をするか | この学校での重み |
|---|---|---|
| 小 4(土台) | 計算の正確さ(帯分数と小数の混合、÷分数、小数の桁ずらし)、図形(角度の基本、円の面積と円周、柱体の体積)、読解(物語の気持ち、説明文の接続語)、短い記述(1 文で理由を言う)、漢字語彙(部首・画数・送り仮名の入口)の 5 本です。この学校で最終的に効く単元の入口は「分配法則で計算をまとめる」「割合と%(食塩水の前段)」「速さの単位(時速⇔分速)」「円とおうぎ形の面積」 | 差はほぼありません。時間計測はまだしません |
| 小 5(幅) | 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。算数は 8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使い、平日 15 分は一行題の単元を順に(割合と比 → 食塩水 → 平均算 → 場合の数 → 和差算と消去算 → 過不足算 → つるかめ算 → 仕事算 → 売買損益 → 年齢算 → 集合 → 数の性質 → 通過算)、週末 60 分は図形と速さを順に(角度の折り返し → おうぎ形と正方形/正三角形の複合 → 円すいと回転体 → 速さとグラフ → 水量とグラフ)回します。つるかめ算・過不足算・仕事算・売買損益・年齢算・通過算・和差算・消去算・平均算は受験用教材の単元で、中身は用語集にあります。理科は 4 分野の基本用語と実験の定番(電気を通すもの・ふりこ・てこ・状態変化・気体の発生と集め方・中和・燃焼・花のつくりと受粉・メダカ・こん虫・地層・星座・気象)を○×と 4 択で答えられる水準に。社会は都道府県・県庁所在地・統計表の読み方を白地図で、歴史は縄文から戦後まで一巡、公民は国会・内閣・憲法・地方自治の基本。国語は物語と説明文の 4 択で「消去の理由」を言わせ、20〜30 字の記述を書き始めます。ただし国語は 2018 年度以降の資料が無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください | 算数は「同じ座席に同じ単元」なので単元の幅は狭くてよい代わりに、大問 3 の一行題プールと大問 4・5 の手順を確実にします。理科・社会は毎年単元が入れ替わるので、ここで幅を持たせます |
| 小 6(仕上げ) | 7 節の 8 項目です。夏以降に過去問を、算数は座席ごとに縦に(大問 1 の 10 枠→大問 2→大問 4→大問 5 を 5 年分ずつ)、理科・社会は 2 科目を続けて 60 分計って解きます。国語は記述の字数と「本文中の言葉を使って」の指定を守れているかを直してもらいます | 算数はここに集中して時間をかける価値があります(同じ座席の反復がそのまま得点になります)。理社は「60 分の配分」を通し演習で数回確かめれば足ります |
この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 算数は小 6 の反復で差がつきます(大問 1 の 10 問を落とさず、大問 2 の誤答探しと大問 4・5 の三段を数値が変わっても同じ順で再現できるか)。理科・社会は小 5 での全分野の一巡で差がつきます(理科は○×と 4 択を分野横断で 10 問答え切る基本知識の幅、社会は都道府県と統計表・通史の穴の少なさ)。国語は知識 20 問の暗記量が精読した 4 年では最も大きなブロックで、これは小 4〜小 5 の積み上げがそのまま出ます。
12. この学校と併願するなら
観点は「同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら過去問演習が二重に効くか」だけです。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は見ていません。数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100・100 が最も近い)で、自動集計です。同じ問題が出るという意味ではありません。国語は文化学園大学杉並の資料が 4 年しか無いため計算していません(—)。男女・日程の欄は学校情報の表記をそのまま写しました。
- 佼成学園女子中学校(東京都・女子校)— 社会が最も近く、算数もそこそこ近い組み合わせです。
- 東海大学付属高輪台高等学校中等部(東京都・共学)— 理科が近く、算数・社会は中程度です。2027 年度は 2 月 1 日・2 月 3 日の同じ時間帯に入試が重なる回があります。
- 聖園女学院中学校(神奈川県・女子校)— 理科・社会が近く、算数は離れます。2027 年度は 2 月 1 日・2 月 2 日・2 月 3 日の同じ時間帯に入試が重なる回があります。
8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。
読み方: 文化学園大学杉並の算数(計算 10 問+誤答直し 3 問+一行題 5 問+図形 3 問+グラフ 3 問)に 70 以上で近いのは佼成学園女子(74)と東海大学付属高輪台(70)だけで、大問 2 の誤答直しは他校にほぼ無い形式なので、算数の座席縦断は文化学園大学杉並自身の過去問で行い、他校の一行題は大問 3 の補充に使うのが確実です。社会(前年ニュース導入の長文・記号と漢字短答・末尾の記述)は 8 校中 6 校が 76 以上で転用しやすく、理科(小問集合+実験文 4 題・記述あり)は 5 校が 76 以上で、全分野をひととおり学び終えるための素材として回せます。
この学校は第 2 回・第 4 回が 2 科(国語・算数)です。2 科で受けるつもりでも、併願先が 4 科目校の場合、理社は本校の準備とは別に立てる必要があります。
13. 資料の限界
- 入試回は 1 年につき 1 冊のみで、冊子に回の表記は見当たりません。第 1 回相当として扱いましたが、別の回の問題である可能性は否定できません。第 2 回以降の傾向は分かりません。
- 理科は 2019〜2025 の 7 年分、社会は 2014・2019〜2025 が欠けています。理科・社会の「並び」「問い方」は 2018 と 2026 の間が見えていないので、この 7 年で変わったものがあれば拾えていません。
- 国語は 2017 年度で止まっています。直近 9 年の変化は未確認です。
- 算数の 2016〜2020・2025 は読み取り確度が低めです。題材表は精読した 5 年で起こし、それ以外の年は転写の単元分類だけを使いました。
- 転写データは画像からの読み取りで、式・数値・図の細部に読み落としがあり得ます。2026 理科は小問 22 と少なく読み取れており、原本にはもう少し設問がある可能性があります。
- 配点はどの科目も冊子に無く、設問数ベースの比重しか語れません。理科・社会は 2027 年度要項で各 75 点です。
- 「同じ問題の使い回し」は、両年の設問文を原本で確認したもの(大問 2 の導入文・大問 1 (10) の下降階乗・大問 5 のバス往復・大問 3 のカード問題と食塩水の混合)だけを実例として書きました。数値まで同一の再出題は今回の範囲では見つかっていません。
- 「〜のように見える」と書いた箇所は題材からの推測で、出題意図を裏づける資料はありません。
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