攻玉社中学校 の過去問分析

攻玉社中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

攻玉社中学校 過去問分析(2009〜2026 年度・第 1 回・17〜18 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都品川区
男女 男子校
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前(男子 90 名)— 4 科(国語・算数・社会・理科)/第 2 回 2 月 2 日午前(男子 70 名)— 4 科/特別選抜 A 方式 2 月 5 日午前 — 算数(共通・発展)/特別選抜 B 方式 2 月 5 日午前 — 算数(共通)・国語(A・B 方式あわせて男子 40 名)/国際学級(帰国生)1 月 5 日午前 — 「国語・算数」または「英語」(男子 40 名)
試験時間・配点 第 1 回・第 2 回は国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点・社会 40 分 50 点・理科 40 分 50 点。特別選抜 A 方式は算数の共通 50 分 100 点+発展 60 分 150 点、B 方式は算数の共通 50 分 100 点+国語 60 分 100 点。国際学級は国語 50 分・算数 50 分・英語 60 分で各 100 点
面接 第 1 回・第 2 回・特別選抜に面接はありません。国際学級は英語で受験する場合だけ面接があります

上の表は 2027 年度の募集要項による内容です。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。

このレポートが分析したのは第 1 回の問題だけです。第 2 回・特別選抜・国際学級の傾向はこの資料からは分かりません(→ 4 節・13 節)。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 大問の数と座席(問題の置き場所)は動かないのに、中身は毎年作り直されます。算数は 2018 年度以降 4 大問・18〜20 問で、大問 1 が計算・大問 2 が文章題の小問集合・大問 3 が思考題・大問 4 が図形という並びが 2023〜2026 の 4 年で崩れていません。
  2. 理科は 18 年すべて 4 大問ですが、4 分野の並び順は年ごとに変わり、単元も循環します。
  3. 社会は 2022 年度以降 3 大問(歴史→地理・国際→公民)、国語は 5 大問(漢字の読み・書き取り・語彙・物語文・論説文)で並びが安定しています。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 4 を 2018 年度以降の 9 年分、縦に解きます(立体と平面図形の両方)。
  2. 社会の大問 3 の公民 7 問を、2022〜2026 の 5 年分縦に解きます。
  3. 国語の漢字の読み 5+書き取り 5 を毎日 10 問、論説文の最終問の記述を 4 年分縦に解きます。

今週やる 1 つ

  1. 直近 2 年(2025・2026)の算数の大問 1 の約束記号を解いて、定義を読んで逆算する手順が手から出てくるか確かめます。

注意

  1. このレポートが扱ったのは第 1 回だけです。第 2 回・特別選抜・国際学級の問題は含みません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並び・小問の数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 4 年(2023〜2026) 13 年(2009〜2022。2012 年度が欠落) 17 年(2009〜2026、2012 年度を除く) 2017 年度まで 5 大問、2018 年度以降 4 大問。転写は式の細部に揺れがある年がありますが、大問構成と題材は読み取れます
理科 4 年(2023〜2026) 14 年(2009〜2022。欠けている年はありません) 18 年(2009〜2026) 18 年すべて 4 大問。図・表が多く、小問数は転写で 29〜43
社会 4 年(2023〜2026) 13 年(2009〜2022。2012 年度が欠落) 17 年(2009〜2026、2012 年度を除く) 大問数が 1〜3 と年で変わります(→ 8-3)。文言まで読み取れます
国語 4 年(2023〜2026) 13 年(2009〜2022。2015 年度が欠落=解答用紙のみ) 17 年(2009〜2026、2015 年度を除く) 直近 4 年(2023〜2026)は本文・設問とも読み取れます。2024 は転写上 4 大問扱い

5. 一番大きな結論

攻玉社は「大問の数と座席(問題の置き場所)は動かないが、中身は毎年作り直す」学校で、科目によって固定の度合いが違います。

したがって過去問の使い方は、「時間の使い方を身につける」+「座席ごとの解法の手順を習得する」に近くなります。「出る問題を覚える」使い方が部分的に効くのは、国語の大問 1〜3(漢字・語彙の出方)と社会の大問 3(公民の正誤判断)、理科の数値問題(ばね・てこ・溶解度の手順)に限られます。

科目ごとの比べ方

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 高い。4 大問・18〜20 問・50 分・全問答えのみ(2018 年度以降)。図のある小問は集計で 57% 座席は固定、問題は毎年新作。大問 4 の図形は 5 小問すべて図依存 大問 4 の立体(切断・回転体・複合立体)と、大問 1 (3) の約束記号(2023〜2026 の 4 年連続)
理科 非常に高い。4 大問(18 年不変)・29〜43 問・40 分。選択 65%/短答(語句や数値を短く答える形式)32%(集計) 分野の並びと単元は毎年入れ替わる。記述は年 0〜1 問。数値問題は「整数で答えなさい。割り切れない場合は小数第一位を四捨五入」の指示つき ばね・てこ・浮力・滑車の数値計算と溶解度の計算、会話文から条件を拾う読み方
社会 高い(2022 年度以降)。3 大問・26〜31 問・40 分。選択 61%/短答 32%/記述 4%(集計) 歴史は史料・文章 A〜D の通史、公民は正誤判断 7 問、前年〜前々年の出来事が導入文の骨格 大問 3 公民の「間違っているものを 1 つ選び」を年度横断で。歴史語句を「漢字 ○ 字で」の指定どおりに書く
国語 高い。5 大問・35 問前後(2025 は 51 問)・50 分。選択 58%/短答 39%/記述 3%(集計) 漢字 10・語彙 5 は毎年同じ枠。読解 2 本は記号選択が主体、記述は最後の 1 問(60〜80 字) 漢字読み書き 10 問の完答と、60〜80 字の記述 1 問の書き方

理科・国語は「速く正確に処理する」試験、算数は「座席ごとの手順を再現する」試験、社会は「時事の枕から通史・制度へ翻訳する」試験と、科目ごとに競技が違います。


6. この学校らしさが出る場所

過去問でしか掴めない題材の色をまとめます。


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。過去問を使った座席ごとの演習は小 6 の夏以降が目安です。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [週末 60 分] 算数・大問 4 の立体と平面図形 — 2021 四角柱・四角すいの複合(集計)、2025 マス目上の図形の回転体 5 問、2026 立方体の切断(4 点 A・C・F・H を結んだ正四面体を 3 等分点の平面で切る)。2023・2024 は平面図形(直角三角形と正方形の内接、半円と合同な三角形)で、いずれも「図の中の比を見つける」5 段構えです。大問 4 だけを 2018 年度以降の 9 年分、縦に解きます。立体(切断・回転体・複合)と平面(内接する正方形・半円)の両方をやってください。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の約束記号と計算 — 2023「A☆B=A×B+A+B」(3 問)、2024「(A, B)=A を小数で表した小数第 B 位の数」で (1/2024, 7)、2025「A*B=(A×A−B×B)÷8」、2026「A☆B=A×A+B×B」(3 問)。定義を読んで逆算する 2〜3 問セットが 4 年連続です。約束記号は 2023〜2026 の 4 年分に加えて 2013・2016・2022(集計で大問 1 の主題)も解きます。計算 2 問は失点ゼロ枠です。3.14 を含む四則(2024)と分数・小数の混合を毎日 2 問。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・大問 3 の思考題と大問 2 の小問集合 — 2025 ロボット A〜E の周期(分速と停止時間の違い)、2026 カードを奇数番目・偶数番目で取り除く操作(1〜24、次に 1〜200)、2024 数表の (行, 列)、2023 しきり付き容器の水量。「小さい場合で実験→周期」「小さい場合で表を作る」手順で解きます。大問 2 の小問集合は単元を横断して 5 分以内で 5 問、落とすなら (4)(5) の 1 問までに。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 理科・力学と溶解度の数値計算 — 力学は 2023 大問 4 浮力・滑車・輪軸(10 問)、2024 大問 4 てこ・重心・円盤(12 問)、2026 大問 4 ばね A・B の組み合わせと台ばかり(7 問)をつり合いの手順でそろえ、「整数で・四捨五入」の指示を毎回守ります。溶解度は 2024 大問 3(3 物質・濃度%・純度%・蒸発量)、2025 大問 3(飽和・ろ過・混合物の再結晶)と 2 年連続で大問 3 なので、2 年を並べて解き、濃度%・純度%・蒸発量・再結晶の 4 計算を 1 枚にまとめます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 理科・気象と地学、会話文の大問 — 2025 大問 4(海陸風・ヒートアイランド・フェーン現象の 100 m あたりの計算)、2026 大問 1(温室効果・二酸化炭素濃度の季節変動)・大問 2(大谷石・関東ローム・火山灰)、2024 大問 2(P 波 S 波・初期微動継続時間・緊急地震速報)。地層・岩石は大谷石・関東ローム・示相化石・チャートを一式で。会話文の大問(真琴君)は 4 年分を通し、下線部と空欄の拾い方を練習します。生物は植物・人体・環境に寄せます。あわせて電気回路・電磁石・光・天体を 1 年分ずつ復習し、復活に備えます(→ 9 節)。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会・大問 3 の公民と時事の翻訳 — 2023 憲法 20 条・国連・日銀・選挙・ドント式・内閣・54 条、2024 人権・国会・内閣・裁判所・地方自治・株式会社・働き方改革、2025 憲法 21 条・天皇・予算審議・衆院選挙制度・内閣・円安・戦後経済、2026 国会(会期・緊急集会)・ノーベル平和賞・1980〜2025 の出来事・税・国連。この 7 問を 2022〜2026 の 5 年分縦に、憲法 20・21・54 条、国会の会期・緊急集会・予算、選挙制度、内閣、地方自治、税、国連を「間違い探し」の形で解きます。あわせて直近 2 年のニュース(受賞・会見・法改正・災害・祝日)を「どの制度・どの地理・どの時代の話か」に翻訳して 1 行で書きます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会・通史と気候・災害、記述 — 歴史の語句は漢字指定で書きます。2023「漢字 5 字」(治安維持法・立憲政友会など)、2024「漢字 4 字」(遼東半島)、2025「漢字 4 字・3 字」(井原西鶴・徴兵令など)、2026「カタカナ 6 字・漢字 5 字」で、指定字数が語句のヒントになります。通史はテーマ横断(暗殺・戦争・出版統制・元号)で年表を自作し、並べ替えに備え、人名・法令名は「漢字 ○ 字」を数えながら書きます。気候(気団・季節風・フェーン・高潮・線状降水帯)と災害史(伊勢湾台風・令和 2 年 7 月豪雨)は地理と結びます。記述は「30〜50 字・指定語句・下線」の条件つきで 1 問書ける状態を保ちます(2023 の 2 問を手本に)。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・漢字語彙 10+5 と読解・記述 — 旗手・率直・貸借・払底・過ち(2026 読み)、単調・識別・仲裁・浸透・危ぶむ(2026 書き)のように大人語彙が混ざります。漢字読み書き 10 問を 4 年分+市販の過去問で毎日、配当外の熟語(払底・比肩・知己)と送り仮名つき訓読みを重点的に。記述は 2023「疑う力」60 字、2024「かえって」を使って 80 字、2025 条件 2 つで 70 字、2026 本文全体を踏まえ 80 字と、論説文の最後に 1 問という位置が 4 年一致なので、最終問だけを 4 年分縦に「条件を先に読む→本文の核を 2 要素→指定語を組み込む」の順で書きます。心情選択は消去法で、「最も適当」と「適当でない」を読み違えないこと。語彙は同音異字・慣用句・故事成語・『おくのほそ道』級の古典常識を「意味+表記+使い方」で。物語文は家族もの(父・祖母・母)が続くので、大人の側の心情も読む練習を。中学一年生の話し合い設問は「本文にない一般論」を除外する目で読みます。(確認: 〜2026 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・4 大問・18〜20 問・答えのみ)

年度×大問の題材表(原本で設問文まで確認した 4 年)

年度 大問 1(計算 3〜5 問) 大問 2(小問集合 5 問) 大問 3(思考題 5 問) 大問 4(図形 5 問)
2026 四則・逆算・約束記号 A☆B=A×A+B×B(3 問) 場合の数(白玉 5 黒玉 3 の並べ方)・売買損益・通過算(鉄橋とトンネル 3:5)・回転体(直角三角形)・平均算(テスト 8 回) 規則性(カード 1〜24 に作業 A・B、次に 1〜200) 立体の切断(立方体内の正四面体 X を 3 等分点の平面で切る・MK の長さ・立体 Y の体積)
2025 四則・逆算・約束記号 A*B=(A×A−B×B)÷8(45*43、□*□=1・9) 規則性(1+3+…=2025)・つるかめ算・仕事算(1.2 倍速再生)・食塩水(2 容器)・分配算(ノート 3 日) 速さ(ロボット A〜E の周期・順位・記録) 回転体(マス目上の網掛けを直線 ①② の周りに回す・5 問)
2024 四則(3.14 を含む)・逆算・約束記号 (A, B)=小数第 B 位(3 問) 速さ(予定と実際)・場合の数(総当たり 120 試合・硬貨で 400 円)・集合(果物 3 種を 2 個ずつ)・立体(1 cm³ 123 個で直方体、体積÷表面積の最大) 規則性(数表の (行, 列)・(X, X)=221・上下左右 5 数) 平面図形(半径 5 cm の半円と合同な三角形・面積・辺の比)
2023 四則・逆算・約束記号 A☆B=A×B+A+B(3 問) 場合の数(先に 4 勝・4 勝 2 敗)・年齢算・通過算(列車 2 本と橋)・図形の移動(正方形を転がす)・平均算(0,2,4,6,8 の 3 桁の数) 水量とグラフ(しきり付き容器 A・B・毎分 1.2 L・45 度に傾ける) 平面図形(直角三角形 12・16・20 と正方形 3 図・辺の比・面積)

それ以前の年度(転写の集計・大問ごとの主な単元のみ)

年度 大問数/小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2022 4/20 約束記号 年齢算ほか 速さ 立体
2021 4/20 四則 小問集合(規則性ほか) 速さ(点の移動) 立体(四角柱・四角すい)
2020 4/20 四則 通過算ほか 食塩水 速さ
2019 4/20 四則 規則性ほか 速さ 立体
2018 4/19 四則 規則性ほか 速さとグラフ 立体
2017 5/17 四則 規則性 速さとグラフ 平面図形 立体
2016 5/19 約束記号 規則性 速さとグラフ 平面図形 立体
2015 5/22 四則 規則性 水量 平面図形 立体
2014 5/22 四則 規則性 速さ 平面図形 立体
2013 5/22 約束記号 規則性 速さとグラフ 平面図形 立体
2011 5/16 四則 規則性 流水算 平面図形 立体の切断
2010 5/18 四則 規則性 図形の移動 平面図形 立体
2009 5/17 四則 規則性 水量 平面図形 立体

(2012 は資料なし。この表は単元名だけで、題材は原本で確認していません。2021 は大問 2 が文章題の小問集合であることを確認済みです)

表から読める構造: 2017 年度までは「計算→規則性→速さ・水量→平面図形→立体」の 5 大問で、2018 年度から 4 大問になり、小問数は 18〜20 で安定しています。大問 2 は確認できた 2021・2023〜2026 では文章題の小問集合です。最終大問が立体(2009〜2022 の 13 年中 12 年、2025・2026)で、平面図形は 2023・2024 に最終大問へ移りました。大問 3 は速さが最多(集計で 2013〜2022 の 10 年中 8 年)で、2023 水量・2024 規則性・2025 速さ・2026 規則性と直近は速さと規則性が交互です。

頻出単元と周期

問い方

8-2. 理科(40 分・4 大問・29〜43 問・記述は年 0〜1 問)

年度×大問の題材表(原本で設問文まで確認した 4 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2026 環境・気象/夜の野外観察(真琴君と先生):外来種(アメリカザリガニ・オオクチバス)・温暖化・二酸化炭素濃度の季節変動・オゾン層(9 問) 地学/岩石と地層 I・II:攻玉社の大谷石の風化・岩石名・スケッチ・大谷石の運搬(浮力)
鹿沼土・関東ローム・火山灰(8 問)
化学/8 種の水溶液 A〜H の判別:石灰水の白いまく・気体の性質・沸とう後のリトマス紙(記述 20〜25 字)(5 問) 物理/ばね A・B の直列・並列・台ばかり・上下のばね(7 問・全問数値)
2025 生物/1 月のスキー学校(真琴君と先生):落葉樹の分布・落葉の理由・光合成・果実と種子・種子散布(7 問・全問選択) 物理/ふりこ I・II:長さの定義・周期・最下点の速さ・糸が切れた後・メトロノーム・ブランコ(8 問・全問選択) 化学/溶解度 実験 1〜3:飽和・濃度%・80℃ の溶解量・ろ過の器具・混合物の再結晶(7 問) 地学/気象 I・II:海陸風・気温のピーク・ヒートアイランドの原因・東京と熊谷・フェーン現象の計算(8 問)
2024 生物/駅前の鳥のフン(真琴君と先生):尿酸と尿素・卵生・脊椎動物の分類・消化・尿素の濃縮倍率と 1 日の血しょう量(8 問) 地学/地震:ゆれの大きさ・震度・P 波の速さ・発生時刻
初期微動継続時間・緊急地震速報のねらいと限界・震央(10 問)
化学/溶解度 実験 1〜4:溶解度曲線・物質の同定・濃度%・蒸発量
メスシリンダーの目の位置・純度%・析出温度(10 問)
物理/つり合い I・II・III:棒のつり合い・重心・補助線・円盤の静止角度(12 問)
2023 生物/会話文(真琴君と先生):蒸散・気化熱・汗・気孔の数(顕微鏡の視野)・毛細管現象・切り花を長持ちさせる方法(9 問) 化学/水溶液 A〜C:二酸化マンガンと酸素・塩酸のにおい・石灰水・気体発生量のグラフを描く(作図 2 問)(9 問) 地学/流水のはたらき I+地層 II:扇状地・堆積作用・示相化石・ぎょうかい岩・石灰岩とチャートの区別・地層の高さの計算(10 問) 物理/浮力 I・滑車 II・輪軸 III:密度・たまごと食塩水・潜水艦・動滑車・輪軸の組み合わせ(10 問)

それ以前の年度(転写の集計・大問ごとの主な単元のみ)

年度 小問数 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4
2022 38 地層・岩石 人体 燃焼 電気回路
2021 38 植物 太陽 気体の性質
2020 39 こん虫 地震・火山 熱と状態変化(溶解度含む) 電磁石
2019 35 人体 惑星・太陽 気体の性質 てこ
2018 37 地層・岩石 電気回路 溶解度 植物
2017 38 水溶液 人体 ふりこ 気象
2016 39 生態系 気象 ふりこ 溶解度
2015 34 植物 熱と状態変化 地層・岩石 気体の性質
2014 43 実験器具 星・星座 ふりこ 金属と水溶液
2013 38 中和 植物 惑星・太陽
2012 38 気体の性質 ばね 生態系 地震・火山
2011 29 水溶液 花のつくり 電気回路 星・星座
2010 42 濃度 生態系 電気回路
2009 43 気体の性質 地層・岩石 こん虫 電流

(単元名だけで、題材は原本で確認していません)

表から読める構造: 4 大問は 18 年不変ですが、物理・化学・生物・地学の座席は年ごとに入れ替わります(2018 は物理が大問 2、2022 は生物が大問 2)。1 年に 4 分野が 1 題ずつ、が基本です。小問数は 2009〜2024 が 34〜43(2011 のみ 29)、2025 が 30、2026 が 29 で、直近 2 年は 30 前後に減りました。

頻出単元と周期

問い方

8-3. 社会(40 分・3 大問・26〜31 問・記述 0〜2 問)

年度×大問の題材表(原本で設問文まで確認した 4 年)

年度 大問 1(歴史) 大問 2(地理・国際・環境) 大問 3(公民)
2026 初音ミク×東京国立博物館の読み物→江戸の出版統制(山東京伝・寛政の改革)・元号・攻玉社創立 1863 と 1925 年・近代の戦争の順序(10 問) ハラリ氏来日会見(2025 年 3 月)→貿易戦争・関税・ブロック経済・生成 AI ガイドライン(2025 年 5 月)
ラムサール条約・パナマ・IOM・県の同定(9 問)
国会(会期・予算・緊急集会・数字)・ノーベル平和賞・1980〜2025 の出来事・税・国連(7 問・全問選択)
2025 史料 A〜D(『続日本紀』長屋王・荘園・松尾芭蕉の同時代・徴兵令)→時代判定・墾田永年私財法・関白・仏像
俳句・地租改正・X/Y 正誤(14 問)
日本の四季(気団・季節風)→伊勢湾台風・高潮・三寒四温・令和 2 年 7 月豪雨
球磨川・スポーツの日・スキー場と暖冬(2023〜24)・エネルギー構成(10 問)
憲法 21 条の穴埋め・天皇・予算審議・衆院選挙制度・内閣・円安・戦後経済(7 問・全問選択)
2024 文章 A〜D(戦争の歴史:吉野ヶ里 2023 年の発掘・源平・元寇・後北条氏・キリスト教
三国干渉・元号・満州事変・ポツダム宣言・世界遺産)(12 問)
読売新聞記事(世界かんがい施設遺産)→ため池の県・瀬戸内の雨温図(記述)・筑紫平野・米・見沼田んぼの地形図
ビオトープ・2023 年 7 月の気温・線状降水帯・水資源賦存量(12 問)
人権・国会・内閣・裁判所・地方自治・株式会社・働き方改革の 2024 年問題(7 問)
2023 文章 A〜D(暗殺事件の歴史:乙巳の変・実朝・執権・江戸の将軍と事件
忠臣蔵・治安維持法・立憲政友会)(11 問)
自然環境とエネルギー→都市名・石牟礼道子・酸性雨対策(記述 30〜40 字)・オゾン層・フェアトレード
UNHCR・環境難民・風力発電・森は海の恋人(記述 40〜50 字)(9 問)
憲法 20 条・国連・日銀・選挙・ドント式の計算・内閣・54 条の数字(7 問)

それ以前の年度(転写の集計)

年度 大問数/小問数 大問の主な単元
2022 3/26 江戸時代/工業・産業/三権分立
2021 2/23 時事(前年の出来事)/交通・通信
2020 1/31 工業・産業(1 大問に通し)
2019 1/25 鎌倉・室町(1 大問に通し)
2018 2/25 近代の戦争/交通・通信
2017 2/25 史料・資料の読解/農業・畜産
2016 2/20 都道府県/文化史
2015 2/23 日本の地形/日本の地形
2014 3/22 農業・畜産/原始・古代/時事(前年の出来事)
2013 2/19 工業・産業/文化史
2011 3/29 地形図/都道府県/安土桃山
2010 3/20 人口・都市/都道府県/戦後・現代
2009 3/28 環境問題/都道府県/史料・資料

(2012 は資料なし。単元名だけで、題材は原本で確認していません)

表から読める構造: 大問数は 2009〜2011 が 3、2013〜2018 が 2、2019〜2020 が 1(分野をまたぐ 1 本の長文)、2021 が 2、2022 以降は 3 で安定しています。「大問 3=公民」は 2022〜2026 の 5 年です。小問数は 19〜31 で、2022 以降は 26〜31 です。

頻出テーマと周期

問い方

8-4. 国語(50 分・5 大問・35 問前後)

年度×大問の題材表(原本で設問文まで確認した 4 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3(語彙) 大問 4(物語文) 大問 5(論説文)
2026 漢字の読み 5(旗手・率直・貸借・払底・過ち) 書き取り 5(単調・識別・仲裁・浸透・危ぶむ) 誤用されやすい言葉の本来の意味(5 問・選択) 吉野葵『渡せなかったプレゼント』(父への腕時計)11 問:心情選択 6・抜き出し 3・空欄語句・中学一年生の話し合い 小林武彦『なぜヒトだけが幸せになれないのか』9 問:地図で場所・理由選択・15 字記述・慣用句・脱文挿入・80 字記述
2025 読み 5(自重・復権・奮発・比肩・潔し) 書き取り 5(均整・善処・刷新・展望・蒸し) 同音異字 5 組×4=20 問(使われていない漢字を選ぶ) 中村沙里『殻割る音』(さくらと祖母の出汁巻き玉子)10 問:心情・内容選択 8・調味料の語・中学一年生の会話文(混合) 荒川紘『龍の起源』11 問:接続語・段落の小題・脱文の直前 5 字・内容選択・二つ選ぶ・70 字記述(条件 2 つ)
2024 読み 5(峡谷・困苦・全幅ほか) 書き取り 5(朗報・公衆ほか) 『おくのほそ道』の俳句 5 句を旅程順に並べ替え+地図で場所(混合) 瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』(駅伝)10 問:擬態語・会話の順序・心情選択 7・中学一年生の話し合い 隈研吾『負ける建築』(写真と真実)11 問:接続語・語句・身体語・内容選択・趣旨・80 字記述(「かえって」を使う)
2023 読み 5(湯治・一矢・発汗・幼少・厳か) 書き取り 5(極秘・考案・知己・探訪・和やか) 年賀状の干支(未・子・申・巳・戌)から四字熟語・ことわざ・故事成語を選ぶ(5 問) 重松清『バスに乗って』12 問:心情・理由選択 9・季節の推定・語句の組み合わせ・五人の発言から間違いを選ぶ 『ミライの授業』(コペルニクスと疑う力)8 問:脱文の直後 5 字・指示語 10 字・理由選択・合致しないもの・60 字記述

※2024 は転写上、読み・書き取りが 1 つの大問にまとめられ 4 大問扱いですが、中身は他の年と同じ並びです。

それ以前の年度(転写の集計)

5 大問・33〜38 問が基本です(2009・2012〜2014・2016・2017・2019〜2023)。大問 1 は 17 年すべて漢字の読み、大問 2 は 2012 年度以降ほぼ書き取りです。大問 3 は語彙(季語・慣用句・同音異義・四字熟語・語句の意味)が年ごとに形式を変えます。例外は 2010・2011(4 大問・23〜25 問)、2018(3 大問・23 問)、2024(転写上 4 大問)、2025(大問 3 が 20 小問で計 51 問)です。古文・詩の大問は集計にありません。

頻出と周期

要素 出現 備考
漢字の読み 5 4/4(集計では 17/17) 湯治・一矢・払底・潔し・比肩など、小学校配当外の熟語・訓が混ざる
漢字の書き取り 5 4/4 知己・探訪・善処・刷新・仲裁・浸透など大人語彙。送り仮名つき(和やか・危ぶむ・蒸し)が毎年 1 問
語彙の大問 4/4 干支×故事成語(2023)、俳句の並べ替え(2024)、同音異字 5 組×4(2025)、誤用語の本来の意味(2026)。形式は毎年変わる
物語文 4/4 家族(父・母・祖母)と少年・少女の話が 4 年とも。心情選択が 6〜9 問
論説文 4/4 科学史・建築・文化史・生物学。記述 1 問は必ずここ
記述(60〜80 字) 4/4 2023 60 字・2024 80 字・2025 70 字・2026 80 字。条件(使う語・使わない語・本文全体を踏まえ)つき
「中学一年生が話し合う」設問 4/4 物語文の最終問。合致する/しない発言を選ぶ
抜き出し 4/4 年 1〜4 問(2026 は 4 問)。「十六字」「四字」「直前の五字」など字数指定
脱文挿入 3/4 2023 大問 5 問一・2025 大問 5 問三・2026 大問 5 問八

問い方


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した年(各科目 2023〜2026 の 4 年)と、それ以前の集計の範囲での話です。最終確認年度は、その単元を最後に確認できた年度を指します。

科目 単元 出ていた年 最終確認年度 状況
算数 水量とグラフ 大問 3 に 2009・2015・2023(転写の集計) 2023 年度 2023 のしきり付き容器のあと 3 年なし
算数 速さのグラフ読解 大問 3 の速さにグラフがついた年が 2013・2016・2017・2018(集計) 2018 年度 2019 以降は文章から比を立てる形(2025 のロボットも文章のみ)
算数 大問 4 の平面図形 2009〜2017 は毎年大問 4 が平面図形。2018 以降は立体が多く、2023・2024 だけ平面(直角三角形と正方形、半円と三角形) 2024 年度 立体 2 年(2025・2026)のあと平面が戻る可能性がある
算数 流水算 大問 3 に 2011(集計) 2011 年度 以後、大問 2 の小問でも精読した 4 年には出ていない
理科 電気回路 大問の主題として 2009・2010・2011・2018・2022(集計) 2022 年度 2022 のあと 4 年なし
理科 電磁石 2020(集計) 2020 年度 電磁石は 2020 が最後
理科 2013・2021(集計) 2021 年度 8 年周期なら次の候補
理科 星・星座/惑星 星座 2011・2014、惑星・太陽 2013・2019・2021(集計) 2021 年度 地学は 2023 地層、2024 地震、2025 気象、2026 気象+地層と続き、天体が 5 年出ていない
理科 人体 2017・2019・2022・2024(集計。2024 は尿素の濃縮計算まで精読) 2024 年度 隔年なら次は 2026 だったが出ていない
理科 こん虫 2009・2020(集計) 2020 年度 大問の主題としては 2020 が最後
社会 記述 2023 に 2 問(30〜40 字・40〜50 字、指定語句あり)、2024 に 1 問(字数指定なし) 2024 年度 2025・2026 はゼロ。戻る前提で 1 行記述の練習だけは残す
社会 地形図 2011 大問 1(集計)、2024 大問 2 の見沼田んぼ 2024 年度 出る年は少ないが読図の基本は保つ
社会 雨温図 2024 大問 2(瀬戸内の雨温図) 2024 年度 2025 は発電構成のグラフ、2026 は文章のみ
社会 都道府県の同定を大問の主題にする年 2009・2010・2011・2016(集計) 2016 年度 直近は県の同定が小問として出るだけ(2024 ため池、2026 県の隣接)
社会 学校独自の正誤の問い方 2017 に 5 問・2018 に 3 問、2019〜2021 は 3 文の正誤を 8 通りから選ぶ形(集計) 2021 年度 精読した 2023〜2026 には無く、「1 つ選び」に置き換わっている(→ 8-3)

逆に、直近で出たばかりで当面は低いとみられるのは、理科の地震(2024)とばね(2026)です。


10. 形式面の注意

算数

理科

社会

国語


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを最も早い出発点として)

何をするか
小 4(土台) 計算の正確さ(分数・小数の四則、□を求める逆算)、立体を「見取図→展開図→切り口」で描く経験、物語文を最後まで読み切る習慣、漢字の読み書きを毎日。時間計測はまだしません。この学校で最後に効く単元の入口は「立方体・直方体の体積」「約束記号の読み方(定義どおりに計算する)」「てこ・ばねの基本」です
小 5(幅) 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は算数の大問 2 の小問集合の単元(場合の数・売買損益・通過算・平均・つるかめ・仕事算・食塩水・分配算・集合・年齢算・図形の移動)をこの順に一巡し、あわせて国語の語彙(同音異字・慣用句・ことわざ・古典の常識)を回します。つるかめ算(個数を合計から逆算)・通過算・仕事算・分配算・年齢算は受験用教材の単元で、中身は 用語集 にあります。週末 60 分はその週の 1 つを深くやり、速さ(点の移動・周期)と規則性(数表・カード操作)を厚めに。理科は 4 分野の単元をひととおり学び終えることが目標で、8-2 の表を「一巡する単元リスト」として使えます。社会は通史を史料つきで、公民は憲法条文と国会・内閣・裁判所・選挙・地方自治を一式。国語は 60 字の要約練習も週末に
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目です。夏以降は算数の大問 1・4 と社会の大問 3、国語の大問 1〜3 を「同じ座席を縦に」、理科と社会は「年度通しで時間を計る」を交互に

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 算数の大問 2・3 と理科の 4 大問、社会の歴史・地理は毎年作り直されるので、小 5 のうちに全分野をひととおり学び終えたかどうかが本体になります。一方、国語の漢字・語彙 15 問と社会の公民 7 問、算数の約束記号と立体は同じ座席に同じ手順で出るので、小 6 に反復へ時間をかける価値が直接点になります。両方が要る学校で、どちらか一方に寄せる学校ではありません。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。出題構造(大問数・小問数・記述と選択の比率・図表の比率・同じ位置の単元・単元の分布)が近い学校を自動集計で選びました。同じ問題が出るという意味ではなく、過去問演習の手順が転用しやすいという意味です。難易度・偏差値・通学圏は見ていません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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