二松学舎大学附属柏中学校 の過去問分析

二松学舎大学附属柏中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

二松学舎大学附属柏中学校 過去問分析(2012〜2026 年度・総合探究 第 1 回相当・4 科目)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 千葉県柏市
男女 共学
旧称 二松學舍大学附属沼南高等学校(1969 年〜2011 年)
入試回と日程・科目 第一志望 12 月 1 日(国語・算数・英語から 2 科選択+表現力検査)/総合探究 第 1 回 1 月 20 日(2 科=国語・算数、または 4 科)/グローバル特待 1 月 21 日・1 月 23 日(2 科・3 科=国語・算数・英語・4 科から選択)/総合探究 第 2 回 1 月 24 日/全コース 2 月 5 日(2 科のみ)。全回は募集要項
試験時間・配点 国語 45 分・100 点、算数 45 分・100 点、社会と理科は合計 60 分で各 50 点(2026 年度募集要項)
面接 第一志望入試の表現力検査に、自己アピールと個人面接があります

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 社会は、資料のある 9 年(2017・2019〜2026)すべてが 4 大問 30 小問で、小問の配分まで 10・10・5・5 のまま動きません。並びも 大問 1 =地理/大問 2 =歴史/大問 3 =公民/大問 4 =前年のニュース で 9 年変わりません。
  2. 算数は大問 1 の 8 問がすべて計算で、その (8) は 6 年連続で単位換算、(5) には 6 年連続で 0.25 か 0.5 が入ります。
  3. 理科は精読した 3 年(2024・2025・2026)とも 大問 1 =環境・気象の長文/大問 2 =物理/大問 3 =化学/大問 4 =生物/大問 5 =地学の順で、作図 1 問も 3 年とも大問 5 です。つまりこの学校は、同じ種類の問題が同じ場所に出る度合いが高く、座席(問題の置き場所)は動かないまま、席に座る単元だけが毎年入れ替わります。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 を、年度通しではなく枠ごとに((5) だけ・(8) だけ)6 年分続けて解きます。
  2. 社会の大問 4(前年のニュース)だけを 9 年分続けて解きます。
  3. 理科の大問 5(地学)を、作図までセットで 3 年分続けて解きます。

今週やる 1 つ

  1. 直近 2 年(2025・2026)の算数の大問 1 から (5) と (8) だけを解いて、0.25=1/4・0.5=1/2 の置き換えと単位換算が手を止めずに書けるか確かめます。

注意

  1. 過去問データベースは校×年×科目で 1 冊しか収めていないため、どの回の冊子かは表紙に印字のある年しか分かりません。国語は 2023 年度以降の問題文が資料にありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びと導入文だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 6 年(2021〜2026) 0 年 13 年(2012・2013・2014・2016・2017・2019〜2026) 高。2021〜2026 は大問構成・小問数・設問文とも鮮明
理科 3 年(2024・2025・2026) 7 年(2016・2017・2019〜2023) 10 年(2016・2017・2019〜2026)
社会 3 年(2024・2025・2026) 6 年(2017・2019〜2023) 9 年(2017・2019〜2026)
国語 2 年(2019・2022) 0 年 3 年(2019・2020・2022。2020 は問題文が資料に無い) 低。3 年しか無く、うち 1 年は中身が読めない

5. 一番大きな結論

同じ種類の問題が同じ場所に出る度合いがとても高い学校です。ただし、同じ問題が使い回されているわけではありません。

一方で、設問文そのものの使い回しは 4 科目とも見つかりませんでした。理科では「化石からその場所の当時の環境を推測させる」問い方が 2024 と 2026 に出ていますが、両年の原本を突き合わせると設問文は「わかること」と「推測できること」で違い、化石もサンゴとアサリで別でした。同じ作りの問題であって、同じ問題ではありません。

ですから過去問の使い方は「出る問題を覚える」ではなく、同じ座席の問題を年度をまたいで縦に解いて、その席で要求されるやり方を身につけるのが中心になります。算数の大問 1 の (8) だけを 6 年分、社会の大問 4 だけを 9 年分、理科の大問 5 だけを 3 年分、という並べ方が効きます(手順は 過去問の使い方)。そのうえで、社会・理科は 1 冊に合冊されて 2 科目 60 分なので、時間配分の練習も欠かせません。

毎年変わるのは「席の中身」のほうです。算数の大問 2 に入る 5 つの一行題(数行で終わる短い文章題)、理科の各分野の中の単元、社会の歴史で扱う時代と資料は年ごとに入れ替わります。ここは幅を持って準備することになります。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々は基礎(計算の正確さ・単元の一巡・漢字語彙)を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の 8 枠を枠ごとに縦断する — 年度通しで解くより、6 年分の (5) だけ・(6)(7) だけ・(8) だけを続けて解くほうが速く仕上がります。目標は 8 問 10 分以内・全問正解。(5) は 6 年連続で 0.25 か 0.5 を含む計算なので、0.25=1/4、0.5=1/2 の置き換えを先に固めておくと、この枠は毎年ほぼ暗算で終わります。(8) は 6 年連続で単位換算で、長さ・重さ・面積・時間・体積の 5 つが回っています。1km=1000m、1ha=100a=10000m²、1 時間=60 分=3600 秒、1g=1000mg を即答できる状態に。2022 の ha と a、2026 の mg のように、ふだんの計算練習では薄い単位が入ります。ここは 100 点満点の中で最も大きく、かつ最も練習が直結する枠です。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週 1 回] 社会・大問 4(前年のニュース)を「地理・歴史・公民への入口」として準備する — 9 年で 8 回この作りでした。ニュースを覚えるのではなく、出てきた地名を白地図で確認し、関係する省庁・国際機関・憲法条文まで一緒に押さえます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 理科・大問 5 の地学を作図込みで固める — 柱状図(地層の重なりと標高の対応)、示相化石と示準化石、断層としゅう曲、地震のグラフ(初期微動継続時間、震源距離と時刻の比例)。精読した 3 年とも作図がここに出ています(2024 は火山灰の層を塗る、2025 は震源距離とゆれ始めの時刻を 4 点打って結ぶ、2026 は柱状図を模様で描く)。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・大問 4 の作図を練習する — グラフは速さと道のり(2026)、水そうの深さ(2023)、動く点と面積(2024)の 3 通りで、どれも「折れ線がどこで折れるか」を先に決めてから線を引きます。解答用紙にグラフの枠と目盛りが印刷してあるので、方眼への当て方に慣れておきます。立体で来る年(2022 の展開図に線、2025 の切断面)は、切断面を描く・展開図上で最短距離の線を引く・投影図から体積と表面積を求める、が 3 問まとめて出ます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 社会・大問 2 の資料から時代を当てる、そのうえで漢字で書く — 写真・絵・像・年表を見て「これは何時代の何か」を即答する練習です。9 年で出た資料は、高床式倉庫・阿弥陀来迎図・鑑真像・平城京の復元写真・蒙古襲来絵詞・絵踏・ペリー来航・ビゴーの風刺画・第 1 回衆議院選挙の投票用紙・リットン調査団・東京五輪など。図版問題集を 1 冊回すのが早道です。あわせて「漢字 4 字で」「漢字 2 字で」の指定が毎年あるので、地方自治・立憲主義・排他的経済水域・環境アセスメントといった公民用語を漢字で書けるようにします。公民は憲法・三権・地方自治・選挙・裁判の 5 本で、大問 3 は 9 年すべてこの範囲から出ていますので、憲法前文と主な条文の穴埋めも見ておきます。統計の読み取りは「1984 年をピークに急減」「割合の推移」のように、グラフの形を説明する語彙を持っておくと選択肢の消去が速くなります。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 理科・大問 1 の環境問題の長文と、物理・化学・生物の単元回し — 大問 1 は地球温暖化・ヒートアイランド・大気汚染・酸性雨・黄砂・海洋プラスチックといった環境の話題を扱った長文で、下線部ごとの選択肢を消去法で切る練習が効きます。知らない語が出ても文脈で処理できることが多い枠です。物理(大問 2)は豆電球の直列・並列と明るさ、電磁石の巻き数・電流と磁力、滑車・輪じく・てこのつり合いの 2 本立てで、図を見て「力が何分の 1 か、ひもは何倍引くか」を言葉にできる状態にします。化学(大問 3)は 5 種の水よう液を、におい・蒸発残留物・リトマス・金属との反応で表に整理し、実験器具(ガスこんろ・ろ過・加熱の終了手順)まで。生物(大問 4)は血液循環(肺・心臓・肝臓・小腸と、それぞれの直後の血管)、ヒトの誕生(へその緒・たいばん・羊水)、動物の分類(ほ乳類・魚類・軟体動物)。理科は記号選択の比重が大きいので、4 択のうち明らかに言い過ぎている 1 つ、単位や数値がずれている 1 つを先に外す作業を速くしておくと効きます。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 算数・大問 2 の一行題 5 枠と、データの読み取り — 優先は立体の体積・表面積(円柱・円すい・立方体・積み上げ)、図つきの角度(折り返し・平行線・多角形)、食塩水の濃度。この 3 つで 6 年分の (1)〜(5) の半分近くを占めます。あわせて度数分布表と代表値(2024・2025・2026 の 3 年連続)は、最頻値・中央値・平均・累積度数の読み取りで、計算は軽いぶん用語の取り違えだけが失点源になります。点の移動と面積(2021 大問 3・2024 大問 4)も、長方形の辺上を動く点で面積が半分になる時刻を求める作りが繰り返し出ています。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・漢字と 40 字記述 — 精読した 2 年で漢字は 8 問と 20 問。小学校配当漢字と送り仮名(「タメル」「ヨロコぶ」「おマイリ」)を確実にします。漢字以外の知識(部首名・総画数・熟語の組み立て〈白紙=上が下を修飾/円安=主語述語〉・品詞の識別・文の主述)も 2019 の大問 1 で 6 問ありました。記述は両年とも 40 字以内 1 問で、物語文の傍線部について「なぜか」「どういうことか」を 40 字で書き、文末は「〜から。」「〜こと。」で締めます。句読点も字数に入ります。読む素材は、抽象語の多い評論より中学生向けの新書に近い文章が合います。ただし直近の形式は市販の過去問集で確認してください。(確認: 〜2022 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(45 分・100 点・大問 4・小問 18)

年度×大問の題材表(精読した 6 年)

年度 大問 1(計算 8 問) 大問 2(一行題 5 問) 大問 3(2 問) 大問 4(3 問・作図つき)
2021 (8) は重さの換算(4kg+60g)×5+800g 消毒液の単位あたり量/和差算/食塩水/角度/円すいの体積 長方形上を動く点 P と三角形・四角形の面積(3 問) 4 方向から見た図(投影図)→ 頂点の数・体積・表面積
2022 (8) は面積の換算(0.5ha・0.5a・5000cm²) 売買損益/エレベーターの仕事算/和差算/角度/円柱の体積 遊歩道を 3 人が歩く速さ 立方体の展開図と最短距離((1) 記号選択・(2) 展開図に線を作図)
2023 (8) は時間の換算(1 時間÷5、24 分 24 秒) 消去算/のりしろの規則性/割合と比/速さ/角度 三角形の面積比(BD:DC=2:3) 仕切り板 2 枚の水そうと水の深さ((2) グラフを作図)
2024 (8) は長さの換算(0.2km・1200m・1500cm) 公倍数/ガソリンの比例/10 円玉と 50 円玉/食塩水/立方体の体積 20 人の計算テストの表(最頻値・平均) 長方形上を動く 2 点 P・Q と四角形の面積((2) グラフを作図)
2025 (8) は時間の換算(2 時間÷3、20 分 25 秒) 折り返しの角度/ご石の規則性/つるかめ算/速さ/度数分布表 段状に並べたタイルの周りの長さ(規則性) 直方体の切断((2) 切断面を作図)
2026 (8) は重さの換算(0.5g×90、0.07kg÷2、40mg×500) 和差算/おくれる時計/円周 5 等分と場合の数/食塩水/立方体 10 個の積み上げ 2 つの小学校の度数分布表 家から駅までの速さとグラフ((2) 兄の自転車のグラフを作図)

表に出てくる和差算・仕事算・消去算・つるかめ算・売買損益などの中身は 用語集 にあります。

座席の固定(何年連続か)

8-2. 理科(社会と合わせて 60 分・50 点・大問 5・小問 23〜25)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5
2024 黄砂(発生地・偏西風・落下距離・酸性雨の中和) 滑車と輪じく(定滑車・動滑車・引く長さ) 食塩水の蒸留(沸とう石・あわの正体・こんろの消し方) ヒトの誕生(へその緒・たいばん・産声・胎生の動物) 地層のスケッチ(断層・海の深さ・粒の形・サンゴの化石・火山灰層の作図)
2025 ヒートアイランド現象(原因・アスファルト・風の道) 豆電球とかん電池の回路(直列と並列・明るさ比べ) 水よう液 A〜D の判別(食塩水・炭酸水・アンモニア水・塩酸) 血液の循環(肺・肝臓・動脈血・養分の多い血管) 能登半島地震(震度・災害・グラフの作図・地震波の速さ)
2026 地球温暖化(四季の変化・温室効果ガス・火山の噴火と気温) 磁石と電磁石(磁石かどうかの判定・巻き数と電流) 氷の加熱と状態変化(融点・沸点・グラフの読み) 会話文で動物の分類(イクラ・魚とそうでないもの・ほ乳類) ボーリング調査(れき砂どろ・アサリの化石・石灰岩・柱状図の作図)

座席の固定(何年連続か)

「同じ問い方」と「使い回し」の区別

8-3. 社会(理科と合わせて 60 分・50 点・大問 4・小問 30)

年度×大問の題材表

大問 1〜4 の題材と、大問 1 の導入文の形は、資料のある 9 年(2017・2019〜2026)すべてを原本で確認しました。設問の中身まで読んだのは 2024・2025・2026 の 3 年です。

年度 大問 1(地理・10 問) 大問 2(歴史・10 問) 大問 3(公民・5 問) 大問 4(前年のニュース・5 問)
2017 神戸市と兵庫県(A・B の文章) 人物の写真 A〜D 熊本地震と災害 2016 年の伊勢志摩サミット
2019 日本の 4 つの島(A・B の文章) 農業の年表 A〜H 人類の未来と課題 2017 年の天皇陛下退位(A・B の文章)
2020 東京オリンピックの聖火リレー 人物 A〜D の吹き出し 対立と合意・多様な人々 グリーンランドとメルカトル図法
2021 日本の山地(A・B の文章) 資料 A〜F(阿弥陀来迎図ほか) 国のしくみの図 2019 年のアイヌ施策推進法
2022 2020 年国勢調査(A・B の文章) 世界文化遺産 A〜F 裁判のしくみの図 I・II 2021 年のアメリカ大統領就任
2023 日本列島の弓なりの地形(A・B の文章) 歴史資料 A〜D を年代順に 憲法と権力の制限 2022 年のサッカーワールドカップ
2024 森林率と林業/宅配便と物流(A・B の文章) 資料 A〜F(高床式倉庫〜国連) 地方自治と統一地方選挙 2023 年の文化庁の京都移転・マイナンバーカード
2025 イカナゴ漁と水産業/北陸の交通(A・B の文章) 資料 A〜G(鑑真像〜東京五輪) 裁判員制度 2024 年の中国の月探査
2026 米の価格と南海トラフ/新潟水俣病と公害(A・B の文章) 大阪の年表(万博まで) 民主政治と日本国憲法 琵琶湖疏水の国宝指定

座席の固定(何年連続か)

8-4. 国語(45 分・100 点・2019 年度と 2022 年度の 2 年分のみ)

先に断っておきます。この学校の国語は、資料に入っているのが 2019・2020・2022 年度の 3 年だけで、しかも 2020 年度は転写が途中で止まっていて大問が 1 件も入っていません(13 節を参照してください)。2023 年度以降の国語は資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。したがってここに書けるのは 2019 年度と 2022 年度の 2 年に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。しかも 2019 年度の冊子は「第 2 回グローバル/特選」の回のものでした。

年度×大問の題材表(精読した 2 年)

年度 大問 1(知識) 大問 2(説明文) 大問 3(物語文)
2019 14 問。漢字の読み書き 8+部首名と総画数+熟語の組み立て 2+「ながら」の意味の識別+主語の書きぬき 7 問。斎藤孝『考え方の教室』(本文末尾の表記で確認) 6 問。草野たき『グッドジョブガールズ』(同)
2022 20 問。漢字の読み 10+書き取り 10 のみ 6 問。榎本博明『読書をする子は◯◯がすごい』(同) 6 問。小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(同)

出典の 4 件は、いずれも原本の本文末尾の「(著者『作品名』による)」の表記と一致することを確認しました。

精読した 2 年に共通していたこと


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

原本の本文を検索して出現年を確かめたものだけを挙げます。「次に必ず出る」という意味ではなく、「準備から外さないほうがよい」という意味です。最終確認年度は、その単元を原本で最後に確認できた年度を指します。

科目 単元 原本で確認できた出現年 最終確認年度 状況
理科 星・星座 2019・2022 2022 年度 3 年周期で来ていましたが 2023〜2026 は無し。大問 5(地学)の枠に戻る候補
理科 月の満ち欠け 2017・2023 2023 年度 6 年周期。2024〜2026 は無し
理科 光(反射・屈折・凸レンズ) 2016・2019・2023 2023 年度 3〜4 年周期。2024〜2026 は無し。大問 2(物理)の枠
理科 溶解度・再結晶 2019・2022 2022 年度 3 年周期。2023〜2026 は無し。大問 3(化学)の枠
理科 種子の発芽 2016・2022 2022 年度 6 年周期。大問 4(生物)の枠
理科 植物のつくりとはたらき 2016・2020・2021・2023 2023 年度 生物の枠が 2024〜2026 は動物・人体で 3 年続いています。植物に戻る候補
理科 燃焼 2017・2019 2019 年度 7 年空き
理科 てこ・ばね 2023 2023 年度 2024 は滑車。力のつりあいは物理枠の常連
社会 地形図の読図 2017(言及)・2021(大問 1 の柱) 2021 年度 2022〜2026 の 5 年は出ていません。地理の大問 1 に戻ると 10 問のうち数問を占めます
社会 雨温図 2020・2023 2023 年度 3 年周期。2024〜2026 は無し
算数 円・おうぎ形(円周率 3.14 の但し書き) 2016・2017・2021・2022 2022 年度 2023〜2026 の精読した 4 年では円を使う設問そのものが出ていません。戻れば大問 2 (5) の立体の枠
算数 水量とグラフ 2023 2023 年度 大問 4 のグラフ枠は 2024 が面積、2026 が速さ。水量が戻る候補
算数 立体の切断・展開図 2021・2022・2025 2025 年度 3 年前後の周期。大問 4 が立体で来る年の中心

10. 形式面の注意

算数

理科

社会

国語

共通


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) 計算の正確さがそのまま得点になる学校なので、まずここ。四則混合、小数と分数の行き来(0.25=1/4、0.5=1/2)、単位(長さ・重さ・面積・時間)を「換算表を見ないで書ける」ところまで。図形は角度と面積の基礎、立体は立方体・直方体の体積と表面積まで。国語は漢字の読み書きを毎日と、200 字くらいの文章を読んで一文で言い直す練習。社会は都道府県の位置と特産を白地図で。理科は生き物・天気・磁石の観察を楽しんでおくだけでよい。時間を計るのはまだ先
小 5(幅) この学校は席は固定で中身が毎年入れ替わるので、小 5 は全分野をひととおり学び終える時期として最も効く。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にする。平日 15 分は計算と単位換算を毎日、週末 60 分はその週の単元 1 つ。算数は 8-1 節の大問 2 に出た一行題を次の順に一巡する。売買損益 → 仕事算(何人・何日で終わるかを 1 日分から求める・受験用教材の単元)→ 消去算(2 つの式から片方を消して解く・受験用教材の単元)→ つるかめ算(個数を合計から逆算・受験用教材の単元)→ 和差算(和と差から 2 数を出す・受験用教材の単元)→ 時計算(長針と短針の追いかけ・受験用教材の単元)→ 場合の数 → 食塩水 → 角度 → 立体の体積。理科は物理・化学・生物・地学の 4 分野を均等に(大問の座席が 4 分野なので、どれか 1 分野の穴がそのまま大問 1 つ分の失点になる)。社会は地理を分野ごと(農業・水産業・林業・工業・貿易・交通・環境)に、統計 1 枚とセットで。歴史は写真・絵・年表から時代を言えるようにする。国語は説明文と物語文を交互に、理由を 2〜3 文で書く習慣をつける。ただし国語は 2023 年度以降の問題文が資料に無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてほしい。この学年でニュースを家族で話す習慣をつけておくと、社会の大問 4 がそのまま得点源になる
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目がそのまま優先順。夏までに単元の穴を埋め、夏以降は同じ座席を縦に解く(算数の大問 1 の (5)(6)(7)(8) だけを 6 年分、社会の大問 4 だけを 9 年分、理科の大問 5 だけを 3 年分)。そのあとで年度通しの時間計測に移る。社会・理科は合冊 60 分なので、2 科目まとめて計る

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 の「全分野をひととおり学び終える」段です。席の位置は毎年同じでも、席に座る単元は毎年入れ替わるので、「出る単元だけ絞る」やり方が効きにくくなります。逆に言えば、小 5 までに 4 科目の単元を平らに並べておけば、小 6 は同じ座席を縦に解くだけで形式に慣れられます。もう 1 つは小 4 からの計算と単位です。算数 18 問のうち 8 問が計算で、そのうち 1 問は必ず単位換算という構成が 6 年続いています。ここは低学年から積み上げた差がそのまま残ります。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・合格可能性・通学圏は扱いません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界

このレポートは過去問の転写データだけを見て書いています。次の点は読むときに割り引いてください。


二松学舎大学附属柏中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 用語集 / 過去問の使い方


数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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