晃華学園中学校 の過去問分析

晃華学園中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

晃華学園中学校 過去問分析(2009〜2025 年度・4 科目の回・最大 17 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 東京都調布市
男女 女子校
入試回と日程・科目 第 1 回 2 月 1 日午前 — 4 科(国語・算数・社会・理科)/第 2 回 2 月 1 日午後 — 2 科(国語・算数)/第 3 回 2 月 2 日午前 — 4 科(第 1 回と同じ)
試験時間 第 1 回・第 3 回は 国語 50 分・算数 50 分・社会 25 分・理科 25 分。第 2 回は 国語 40 分・算数 40 分
配点 第 1 回・第 3 回は 国語 100・算数 100・社会 50・理科 50 の 300 点満点。第 2 回は 国語 80・算数 80 の 160 点満点

上の表は 2026 年度の募集要項による内容です。第 2 回だけは 2 科目・各 80 点で、時間も 40 分と他の回より短く、点の配分そのものが違います(→ 10 節)。

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。分析の対象は 4 科目の回(第 1 回または第 3 回)の問題だけで、第 2 回の中身はこの資料からは分かりません(→ 4 節・13 節)。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 座席(問題の置き場所)の固さが科目によってはっきり違う学校です。同じ種類の問題が同じ場所に出るという意味で、同じ問題が出るという意味ではありません。
  2. 理科がいちばん固く、大問 4 題が物理 → 化学 → 生物 → 地学の順に並びます。大問 1 が物理・大問 4 が地学なのは 2009〜2025 の 17 年連続です。社会は 2018 年から 2025 年まで 8 年連続で大問 1 題、算数は大問 1(計算から始まる 6 問の小問集合)と大問 6(誘導に沿って追いかける題材)が固定で、間は毎年作り直しています。
  3. 理科 25 分・社会 25 分という時間の厳しさが、単元の知識より先に効きます。

家でやること 3 つ

  1. 理科と社会を 25 分で通す演習をします。理科は 23〜27 問、社会は 19〜22 問+記述 3〜4 問です。
  2. 算数の大問 1 の (1) を 3 年分続けて解きます。入れ子の順序が同じなので、手順が手に入ります。
  3. 理科の天体 3 点セット(太陽の南中と日の出入りの方角、月の満ち欠けと位置、星座の日周・年周)を固めます。大問 4 の席は 17 年動いておらず、17 年中 13 年が天体です。

今週やる 1 つ

  1. 直近 3 年(2023・2024・2025)の算数の大問 1 の (1) を続けて解き、かっこの外し方と最後の「小数で割る」処理が手から出てくるか確かめます。

注意

  1. 国語は 2016 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いた国語の話は 2010〜2015 年度のものです(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並び・小問の数だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2023・2024・2025) 2009〜2025 のうち精読した 3 年と 2014 を除く各年 16 年(2009〜2025。2014 は資料なし) 図のある小問が 50%。図そのものは転写されないため、図の説明文からの読み取りを含みます。読み取り確度が低めと記録された冊が 16 年中 9 年(2024・2025 を含む)
理科 3 年(2023・2024・2025) 2009〜2025 のうち精読した 3 年を除く各年 17 年(2009〜2025) 図表のある小問が 62%。読み取り確度が低めと記録された冊が 17 年中 10 年(2023・2024 を含む)
社会 3 年(2023・2024・2025) 2009〜2025 のうち精読した 3 年を除く各年 17 年(2009〜2025) 地図・統計表・写真が多く、資料のある小問が 40%。読み取り確度が低めと記録された冊が 17 年中 11 年(2025 を含む)
国語 3 年(2013・2014・2015) 2010・2011 5 年(2010・2011・2013・2014・2015) 本文・設問とも読めます。出典(著者と作品)は 2010〜2015 の範囲で残っています。2012 年度、および 2016 年度以降は資料にありません(著作権処理の関係で問題文が掲載されない年が多いためです)

5. 一番大きな結論

晃華学園は、科目によって座席の固さがはっきり違う学校です。座席の固定とは、同じ種類の問題が毎年同じ場所に出ることで、同じ問題が出るという意味ではありません。この学校では次のように分かれます。

科目ごとの性格を並べると、次のようになります。

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかけること
算数 中くらい。大問 6・小問 15〜24 で、小問数の振れ幅が大きい。大問 1(小問集合)と大問 6(誘導に沿って追いかける題材)の役割は固定、間は毎年変わる 単元が広く散る(平面図形 20%・割合と文章題 18%・数の性質と規則性 16%・立体 14%・速さ 13%)。答えは数値のみで記述はゼロ 大問 1 の 6 問を確実に取ることと、立体(投影図・展開図・切断)。大問 6 の誘導に慣れる
理科 最も高い。4 大問・物理 → 化学 → 生物 → 地学が 17 年連続。小問 23〜27 単元は広く散る(最多の太陽でも 8%)。身の回りの道具や場面から入る導入文が全大問にある。表から比例を追う計算が毎年 25 分で 27 問の時間配分。天体(大問 4 の席)と電気回路の作図
社会 形は最も固い(8 年連続で大問 1 題)が、中身は毎年入れ替わる 歴史の縦の流れをリード文にして、地理と公民をぶら下げる。記述が毎年 3〜4 問。SDGs が 3 年連続 記述 3〜4 問を 25 分の中で書き切る練習と、通史を順に下る復習
国語 高い(資料のある 5 年で)。3 大問・小問 27〜29。大問 3 は漢字 8 問 記号選択が主軸(56〜62%)。漢字と語彙で設問の 4 割。記述は年 2〜3 問だが字数と文末の形を指定される 漢字 8 問と語句の意味、字数・文末指定つきの記述

科目ごとに求められる力が違います。算数は「広い単元を薄く確実に」、理科は「速く処理する」、社会は「長い文を読んで書く」、国語は「選択肢を精密に絞る」です。4 科目を通して共通するのは、特定の単元に山を張れないことで、単元の比重を見るとどの科目も最大の単元が 2 割に届きません。

したがって過去問の使い方は、同じ場所の問題を年度をまたいで縦に解くことと、時間の使い方を身につけることの二本立てになります。縦に解く対象がはっきりしている(理科の 4 分野の席、算数の大問 1 と大問 6、国語の漢字、社会の記述 3〜4 問)一方で、理科と社会が 25 分という時間の厳しさは通し演習でしか身につきません。単純計算で理科は 1 問 1 分弱、社会は記述 3〜4 問を含んで 25 分です。解ける問題を拾って書き切る練習の比重が、他校より大きい学校です。

「出る問題を覚える」学校ではありません。同じ問題の使い回しは、精読した 3 年の設問文には見当たりませんでした。繰り返されているのは問題そのものではなく、問題の作り方です。


6. この学校らしさが出る場所(過去問でしか掴めない題材の色)


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に優先順を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先にしてください。同じ場所を縦に解く演習は小 6 の夏以降が目安です。学年別の道筋は 11 節にまとめました。

各項目の根拠(何年に何が出たか)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。

  1. [週 1 回] 理科と社会を 25 分で通す練習(最優先)。理科は 23〜27 問、社会は 19〜22 問+記述 3〜4 問です。時間内に最後まで届くかどうかが、単元の知識より先に効きます。解く順序と、記述をいつ書くかを自分で決めておきます。(確認: 〜2025 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・大問 1 を縦と横に解く。(1) は 3 年とも同じ骨格の 4 段の入れ子計算なので、3 年分続けて解くと、かっこの外し方と最後の「小数で割る」処理が手に入ります(式は 8 節)。(2)〜(6) は年度をまたいで横に見ます。食塩水(2024・2025)・速さ・数の性質・図形が回っており、ここが 6 問あって算数の得点の土台になります。(確認: 〜2025 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・立体を 3 通りで(投影図から復元・展開図から体積・立方体の切断)と、大問 6 の誘導。精読した 3 年とも大問 1 本が立体です。真正面・真横・真上の図から立体を復元する練習(2023)は特に手薄になりやすいところです。大問 6 は会話文や新しい約束ごとを読んで空らんを順に埋める作りで、初見の設定を怖がらないことが目的です。知識では対処できません。(確認: 〜2025 年度)
  4. [毎日 10 分] 理科・天体 3 点セット(太陽の南中と日の出入りの方角、月の満ち欠けと位置、星座の日周・年周)。大問 4 の席は 17 年動いておらず、17 年中 13 年が天体です。角度で方角を答える形(2025)に慣れておきます。(確認: 〜2025 年度)
  5. [週末 60 分] 理科・電気回路と、導線をかき加える作図。2024 は 3 問、2025 は 1 問で、2 年連続で出ています。直列・並列と豆電球の明るさ、乾電池の数と実験結果の表もあわせて。(確認: 〜2025 年度)
  6. [週 1 回] 社会・記述の書き方を固める。資料(グラフ・表・条文・図)から読み取れる傾向と、その理由を 2〜3 文で書きます。指定された観点を必ず入れてください(2024「歳入と歳出の 2 つの点から」、2025「理由を 2 つ」、2023「条約名を挙げて」)。(確認: 〜2025 年度)
  7. [毎日 10 分] 社会・通史を順に下る+SDGs。原始 → 古代 → 中世 → 近世 → 近代 → 戦後 → 現在。この学校の 1 題はこの順に進むので、時代の前後関係がそのまま得点になります。SDGs は 2023・2024・2025 と 3 年連続で図が出ており、いずれも番号の暗記ではなく理由を書かせる/選ばせる形なので、「達成されると何が変わるか」で言えるようにしておきます。(確認: 〜2025 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・漢字 8 問と語句の意味、字数と文末の形を守る記述。漢字は 5 年すべてで最後の大問に 8 問、送りがなのある訓読みが 1〜2 問なので、小 6 配当までを送りがな込みで固めます。語句の意味を 4 択で選ぶ設問も 3 年とも入っており、「案の定」「だしぬけに」「虫が知らせる」「閉口する」のような大人の文章に出る語を意味とセットで覚えます。記述は 40 字・60 字・80 字の 3 段階で、「〜と思っている」「〜栽培すること」のような文末指定つき、句読点も 1 字に数えます。(確認: 〜2015 年度)

8. 科目別の詳細

形式面の注意は 10 節に、しばらく出ていない単元は 9 節に、家でやることは 7 節にまとめてあります。この節は「何がどこに出ているか」だけを扱います。

8-1. 算数(4 科目の回 50 分・100 点・大問 6・小問 15〜24)

年度×大問の題材表(2023〜2025・精読した年)

年度 大問 1(小問集合) 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2023 6 問(計算・通学方法の集合・登校の速さ・3 けたの偶数の場合の数・平行線と相似・正方形の厚紙を折る立体) 流水算(A 村 ↔ B 村をボートで往復) 円とおうぎ形(正方形の辺に半円を付けた図 1〜図 5 の弧の長さと面積の比) 立体(真正面・真横・真上の 3 方向から見た図 → 体積と表面積) 規則性(1 列 37 席のホールの座席番号) 平面図形+計算のくふう(会話文。21×19 を 20×20 から考える → 20232023×20232023−20232022×20232024)
2024 6 問(計算・食塩水の混合・通過算・和差算・円の中心と角度・えんぴつと消しゴムの比) 推理・論理(3 問のテストの合計点と人数の表から C の正解者数) 平面図形(30° をはさむ三角形の面積・正十二角形の面積) 立体(展開図から体積) 点の移動(長方形の辺上を動く P・Q。PQ が辺と平行/面積を 2 等分) 数の性質(素数のかけ算に分解し、分解した素数の合計を考える)
2025 6 問(計算・食塩水 A と B のやりとり・池の周りで追いつく・2 でも 3 でも割り切れない数・四分円の斜線部・過不足算) つるかめ算(個数を合計から逆算。10 円玉・50 円玉・100 円玉の枚数の組み合わせ) 水量とグラフ(段のある水そうから一定の割合で排水) 立体の切断(立方体を 3 点で切った切り口の形と面積比) 規則性(両端が 1・内側は左上と右上の和というブロックの三角形) 円とおうぎ形(会話文。正六角形・正八角形の周から円周率をはさみうちする)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

頻出単元と周期(転写の分類・2009〜2025 の 16 年)

問い方の特徴

8-2. 理科(4 科目の回 25 分・50 点・大問 4・小問 23〜27)

年度×大問の題材表(2023〜2025・精読した年)

年度 大問 1(物理) 大問 2(化学) 大問 3(生物) 大問 4(地学)
2023 てこ・つり合い(棒と糸で作るモビール。チョウのおもり) 気体(炭酸飲料のペットボトル。ふたを開けた音・溶けていた二酸化炭素の重さ) 動物の分類と人体(おすし屋のおすすめメニューを仲間分け。セキツイ/無セキツイ/節足動物、イクラとニワトリの卵の構造) 月と火星(火星食・月の位置と形、地球と火星が 780 日ごとに接近)
2024 電気回路(3×3 マスの回路ボードのキット。導線パーツの本数を最少・最多にする) 気体(気体 A〜C の判別・石灰石と塩酸・濃さを半分にしたときの発生量) 人体(臓器と血管の図から血液を追う・心臓の 4 つの部屋・1 日に送り出す血液量) 星・星座(88 の星座区分・夏の大三角・北斗七星から北極星・3 時間後の位置)
2025 電気回路(ハンディファン。モーターとペルチェ素子、乾電池の数と風速・表面温度の表) 中和(塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の 5 通りの組み合わせ・BTB・蒸発残留物・鉄片とアルミニウム片) 植物(スーパーの野菜。単子葉類と双子葉類・虫ばい花・でんぷんの実験) 太陽(天球上の一日の動き・冬至と春分・日の出と日の入りの方角)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

頻出単元と周期(転写の分類・2009〜2025 の 17 年)

問い方の特徴

8-3. 社会(4 科目の回 25 分・50 点・大問 1・小問 19〜22)

年度×リード文の題材(2023〜2025・精読した年)

社会は 1 題しかないので、リード文の題材と、そこにぶら下がる設問の流れを示します。

年度 リード文の題材
2023 中学生が調布市の魅力を伝える「かるた」を作った
2024 入学した華子さんが S 先生の社会科の授業を受けている会話
2025 日本の人口の移り変わり(縄文から現在まで)

設問の流れ(抜粋)は次のとおりです。

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

頻出単元と周期(転写の分類・2009〜2025 の 17 年)

問い方の特徴

8-4. 国語(4 科目の回 50 分・100 点・大問 3・小問 27〜29。資料は 2010〜2015 の 5 年分)

国語は 2016 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多いためです)。ここに書いたのは 2010・2011・2013・2014・2015 年度に限った話で、精読したのは 2013・2014・2015 の 3 年です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。

年度×大問の題材表(2013〜2015・精読した年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3
2013 説明文(報道と「疑似環境」。眞淳平『人類の歴史を変えた 8 つのこと II』)・8 問 小説(東京で一人暮らしの亜季と、消防士の父の出張。森浩美『家族ずっと』)・11 問 漢字 8 問(ホケン証・面会シャゼツ・スイシン・タバねる・シュヒ義務・デンショウ・サンピ両論)
2014 随筆(動物園の熊と飼育係。幸田文『動物のぞき』)・9 問 説明文(リンゴの自然栽培。杉山修一『すごい畑のすごい土』)・10 問 漢字 8 問(シンペン・シンソウ・ショウチ・ホリュウ・ゲンシュ・オサめる・バンネン・チュウコク)
2015 小説(ゆびきりと秘密をめぐる郷子と先生。三浦哲郎『遠出』)・11 問 説明文(オバマ大統領の会見とキング牧師。辻内鏡人・中條献『キング牧師』)・10 問 漢字 8 問(カイマク・キショウ・イチゲイ・ホキュウ・キシュ・カモツ・ヤシナウ・カイコ)

2010・2011 年度の資料も 3 大問・27 問前後で、大問 3 が漢字という並びは同じです(2010 の大問 2 は小野正弘『オノマトペがあるから日本語は楽しい』)。

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

頻出単元と周期(転写の分類・2010〜2015 の 5 年)

問い方の特徴

出典の傾向(2010〜2015 の資料で確認できた分)


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の単元分類(2009〜2025)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年の細部は保証できません。社会は 2018 年以降が 1 題構成なので、「リード文の柱になった主題」として読んでください。

科目 単元 大問で出た年 最終確認年度 状況
理科 気象 2014・2017・2022 2022 年度 地学の 3 席目。2023〜2025 は天体が 3 年続いており、最も戻りやすい枠
理科 地震・火山 2012・2013 2013 年度 12 年空いている。地学でいちばん長い空き
理科 ふりこ 2010・2012・2015・2020 2020 年度 5 年おき。2020 を最後に 5 年空き
理科 てこ・つり合い 2009・2014・2016・2023 2023 年度 2023 に出たばかりで当面低め
理科 浮力・密度 2011・2015・2022 2022 年度 3〜7 年おき
理科 熱と状態変化 2011・2016・2017・2018 2018 年度 2019 以降、大問としては空き
理科 溶解度・再結晶 2010・2012・2021 2021 年度 化学の 4 番手。2021 が最後
理科 燃焼 2013・2019 2019 年度 6 年おき。2019 を最後に 6 年空き
理科 実験器具の使い方 2016 2016 年度 大問としては 1 回だけ。小問には随時
理科 生態系・食物連鎖 2012・2017 2017 年度 2018 以降なし
理科 種子の発芽 2019・2022 2022 年度 3 年おきで 2025 は植物のつくり
算数 速さとグラフ・ダイヤグラム 2011・2017・2021・2022・2024 2024 年度 2〜4 年おき。2025 は大問に無く、2026 の候補
算数 平均算 2012(2 題)・2015・2020 2020 年度 2021 以降、大問としては空き
算数 売買損益 2011・2015 2015 年度 10 年空いている。大問 1 の小問に入る候補
算数 ニュートン算(一定に増える量を減らす追いかけ) 2022 2022 年度 16 年で 1 回だけ
算数 縮尺 2017 2017 年度 大問としては 1 回。単位換算とセットで小問に来やすい
算数 集合(ベン図) 2018・2020・2023 2023 年度 2023 は大問 1 の小問。2〜3 年おき
算数 場合の数 2011・2013・2016・2021 2021 年度 大問としては 2021 が最後。小問には 2023 にあり
社会 日本国憲法を正面から 2010 2010 年度 15 年空いている。近年は条文が小問に入る形(2023 社会権、2025 第 25 条)
社会 三権分立 2015 2015 年度 小問には入る(2024 の税率を決める機関)が、柱としては長い空き
社会 環境問題 2009・2012 2012 年度 近年は SDGs と防災の形で入っている
社会 情報・メディア 2016 2016 年度 9 年空き
社会 人権・多様性 2016 2016 年度 2023 に「取り残される人がいないように」の会話文で小問化
社会 交通・通信網 2017 2017 年度 2024 にモーダルシフトで復活。次は地図とセットの候補
社会 世界地理 2018 2018 年度 リード文の柱としては 2018 が最後。2025 に人口上位 5 か国の表で小問化
社会 国際社会・国際協力 2014・2017 2017 年度 単元比重は 5% あるが柱としては空き
社会 幕末・明治維新 2015・2020 2020 年度 5 年おき。2025 はシーボルトで小問
国語 資料が 5 年分しかなく、周期は語れません

10. 形式面の注意

全科目に共通すること

算数

理科

社会

国語


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)

何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(帯分数と小数が混じった四則、かっこの入れ子)、図形(コンパスと定規、立方体と直方体の見取図)、読解(傍線部を自分の言葉で言い換える)、短い記述(理由を 1 文で)、漢字語彙の 5 本。晃華学園で最終的に効く入口は「帯分数と小数が混じった入れ子の計算」と「理科・社会の資料を面倒がらずに読むこと」 差はほぼ無い。時間計測はまだしない。ただし説明文を読む習慣は早いほどよい(社会の長いリード文と国語の説明的文章に直結する)
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終える。算数は 8-1 の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使う。理科は 4 分野を均等に、特に天体と電気回路を厚めに。社会は通史を 1 本つなぐことと都道府県。国語は記号選択の根拠を口で言う練習と、漢字・語句 この学校は単元の山が無いので、ここでの一巡が最も効く。どの科目も最大の単元が 2 割に届かず、穴のある単元がそのまま失点になる。逆に言えば、小 5 で一巡させておけば小 6 で慌てる場所が減る
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降は理科と社会を 25 分で通す演習を繰り返しつつ、同じ場所を縦に解く(理科の大問 4 を 3 年分、算数の大問 1 を 3 年分、国語の漢字を 5 年分、社会の記述だけを 3 年分)。年度通しの時間計測と縦読みを交互に 時間配分の練習にいちばん時間を割く。理科 25 分・社会 25 分は、知識があっても慣れていないと最後まで届かない

小 5 の週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にすると、この学校で必要なものがちょうど収まります。割り付けは次の順です。

  1. 平日 15 分のうち前半は算数の計算(帯分数と小数の入れ子)と漢字・語句。
  2. 平日 15 分の後半で算数の単元プールを順に一巡します。順番は 流水算 → 通過算 → つるかめ算 → 過不足算 → 和差算 → 規則性 → 円とおうぎ形 → 立体の切断と展開図(つるかめ算・過不足算・和差算・流水算・通過算・ニュートン算は、教科書には出てこない受験用教材の単元です)。
  3. 週末 60 分は理科と社会に回します。理科は 4 分野を均等に回し、天体と電気回路を厚めに。社会は通史を 1 本つなぐことと都道府県を交互に。
  4. 国語は平日の 15 分に漢字・語句を混ぜ、週末に記号選択の根拠を口で言う練習を足します。ただし国語は 2016 年度以降の問題文が資料に無いので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください(→ 13 節)。

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか: 小 5 での全分野の一巡です。4 科目とも単元の偏りが小さく、「この単元だけやれば得点が伸びる」という場所がありません。小 5 までに単元プールを一巡しておくと、小 6 では座席の固定している場所(理科の 4 分野、算数の大問 1 と大問 6、国語の漢字)と時間配分の練習に集中できます。逆に単元に穴を残したまま小 6 に入ると、穴のある単元がどの席に来るか予測できないぶん、対策が立てにくくなります。加えて、理科・社会の長い導入文と資料を読み慣れているかどうかが 25 分の勝負を左右するので、小 4・小 5 のうちに「長い文章と表を面倒がらずに読む」習慣を作っておくと効きます。


12. この学校と併願するなら

観点は「勉強が転用できるか」だけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は扱いません。近さの数字は科目ごとの出題構造の近さ(0〜100・100 が最も近い)で、同じ問題が出るという意味ではありません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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