狭山ヶ丘高等学校付属中学校 の過去問分析

狭山ヶ丘高等学校付属中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

狭山ヶ丘高等学校付属中学校 過去問分析(2014〜2026 年度・第 1 回相当・科目により 2〜10 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 埼玉県入間市
男女 共学
校名の表記 「付属」の字を使います(「附属」ではありません)
入試回と日程・科目 第 1 回 1 月 10 日/第 2 回 1 月 12 日/第 3 回 1 月 15 日。いずれも 4 科・2 科・1 科(算数)から選択(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 国語・算数とも各 50 分・各 100 点、理科・社会とも各 30 分・各 60 点
面接 ありません

いまの小 6 は 2027 年 1 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 4 科目とも、大問の数と、どの大問に何の分野が来るかが、精読した年の範囲でそろっています。同じ種類の問題が同じ場所に出るということで、この置き場所を以下では座席と呼びます。
  2. 算数は大問 1 が計算 5 問、理科は大問 1 から物理・化学・生物・地学の順、社会は先頭が地理で末尾が公民。この並びが動きません。
  3. ただし固定されているのは座席だけで、同じ問題は出ません。設定・数値・題材は毎年作り直されています。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1(計算 5 問・うち逆算 2 問と単位換算 1 問)を 10 分以内・全問正解にします。
  2. 理科の 4 分野(物理・化学・生物・地学)を穴なくそろえます。どれか 1 分野を落とすと 60 点満点のうち 15 点前後が消えます。
  3. 国語の知識 16 問(漢字の読み書き・四字熟語やことわざ・敬語や部首)を毎日少しずつ積みます。

今週やる 1 つ

  1. 理科と社会を 30 分ずつタイマーで区切り、通しで 1 年分解きます。理科 30 分で 21〜25 問、社会 30 分で 28〜32 問という速さを体で知るためです。

注意

  1. 資料は校×年×科目で 1 冊のみで、どの回の冊子かは区別できません(第 1 回相当として読んでいます)。国語は 2018・2019 年度の 2 年分しかありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びだけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2023・2025・2026) 7 年(2014・2016〜2021) 10 年(2014、2016〜2021、2023、2025、2026) 高。大問・小問の抜けや取り違えは見当たりません
理科 3 年(2023・2025・2026) 6 年(2016〜2021) 9 年(2016〜2021、2023、2025、2026) 高。大問・小問の抜けや取り違えは見当たりません
社会 3 年(2023・2025・2026) 6 年(2016〜2021) 9 年(2016〜2021、2023、2025、2026) 高。大問・小問の抜けや取り違えは見当たりません
国語 2 年(2018・2019) 0 年 2 年(2018、2019) 高。ただし 2 年分では語れる範囲が狭くなります

5. 一番大きな結論

この学校の入試は「座席がほとんど動かない」つくりです。 4 科目とも、大問の数と、どの大問に何の分野が来るかが、精読した年の範囲でそろっています。

大事なのは、固定されているのは「同じ種類の問題が同じ場所に出る」ことであって、「同じ問題が出る」ことではないという点です。精読した 11 冊のなかに、年をまたいで同じ問題が再び出た例は見つかりませんでした。設定・数値・題材はすべて作り直されています。社会には「説明文 A・B の正誤の組み合わせ」のような同じ問い方が続けて出ますが、中身は毎年別物でした。

したがって過去問の使い方は「時間の使い方を身につける」と「単元ごとの解き方を仕上げる」の 2 つが中心になります。「出る問題を覚える」やり方は、この学校にはあまり効きません。一方で「大問 1 の (5) は単位換算だ」「理科の大問 3 は生物だ」といった座席の情報は、試験当日の時間配分をあらかじめ決めておくのに使えます(回し方は 過去問の使い方)。

もうひとつの大きな特徴は理科・社会の時間の短さです。理科 30 分で 21〜25 問、社会 30 分で 28〜32 問。1 問 1 分を切ります。国語・算数が各 50 分・100 点なのに対し、理科・社会は各 30 分・60 点で、この 2 科目は「速さ」がそのまま得点になる設計になっています。

科目横断の要点

科目 時間・配点 形式の固定度 中身の性格 最初に時間をかける価値があること
算数 50 分・100 点 非常に高い(大問 5・小問 17〜18・大問 1 は計算 5 問が 3 年連続) 前半 10 問が計算と小問集合、後半 3 大問が設定問題。全問が答えを書く形式 大問 1 の逆算・単位換算を落とさない。大問 2 の文章題 5 問を各 2〜3 分で
理科 30 分・60 点 非常に高い(大問 4・物理→化学→生物→地学が 9 冊すべて同じ) 4 分野を均等に。各大問に計算が 1〜2 問混ざる 4 分野を穴なく。表から比例を読む計算。人体(大問 3)と気象(大問 4)
社会 30 分・60 点 高い(地理→歴史 2 題→公民。大問数は 4〜5 で動く) 知識中心。漢字指定が多い。前年のニュースから入る導入文 30 分で 30 問の処理速度。平安と江戸。用語を漢字で書けるように
国語 50 分・100 点 2 年分では高い(論説→小説→知識・知識 16 問) 記号選択と抜き出しが主軸。字数指定つきの短い記述が 1〜2 問 知識 16 問の完答。選択肢の読み比べ。20〜40 字の記述

6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前の方は、この一覧を「いつまでに何を仕上げるか」の到達目標として読み、11 節の学年別ロードマップを見てください。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の 5 問を落とさない。 工夫のいる四則計算 2 問、逆算 2 問、単位換算 1 問という中身で、場所まで決まっています。逆算は 2025・2026 とも 2 問あり、2026 は「2026÷□=16 あまり 58」のようにあまりのある割り算の逆算が出ました。単位換算は L・dL・mL・cm³ の行き来と、分速↔時速の 2 系統を練習しておきます(2023・2025・2026 とも大問 1 の最後がこれ)。年度をまたいで大問 1 だけを 5 年分続けて解くと、出題のクセがはっきり見えます。10 分以内・全問正解が目標です。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・大問 2 の小問集合 5 問。年齢算(何年後に年齢の関係がこうなるかを求める・受験用教材の単元)・つるかめ算(2 種類のものの個数を合計から逆算する・受験用教材の単元)・仕事算(仕事の量を 1 として日数を求める・受験用教材の単元)・通過算(列車が橋やトンネルを通り抜ける時間・受験用教材の単元)・流水算(川の流れと船の速さ・受験用教材の単元)・過不足算(配り方を変えたときの余りと不足から数を求める・受験用教材の単元)といった文章題の定番と、角度 1 問。1 問 2〜3 分で処理できるようにします。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・大問 3〜5 の設定問題。大問 5 の「立体と水」は、円すい・四角すいの容器に水を入れてひっくり返す、水そうに容器を沈める、といった作りが 2023・2025 に出ています。円周率 3.14 の計算量が多いので、3.14 の段(3.14×2〜×9)を覚えておくと時間が浮きます。約束記号(見慣れない記号の計算ルールを読ませる問題)は 2023・2026 に出ており、初見の記号のルールを読んで小さい数で試す練習を、大問まるごと 1 題ぶんの分量でやっておきます。末尾の大問には「式・考え方も書くこと」が付くので、途中を書くつもりで解く癖をつけます。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 理科を 4 分野そろえる。物理(ばね・てこ・音)/化学(水溶液・気体・溶解度)/生物(人体)/地学(気象・月・地層)。どれか 1 分野を落とすと、そこだけで 5〜8 問(60 点満点のうち 15 点前後)が消えます。人体は大問 3 の座席で、2025 が呼吸と心臓、2026 がじん臓と尿。臓器のはたらきを覚えるだけでなく、「1 日 150L の原尿から尿 1.5L」のような割合・濃度の計算まで練習します。地学は気象を厚めに(飽和水蒸気量の表から湿度を出す計算が 2026 大問 4 問 4・問 5)、月・地層も 2 年に 1 度は回ってきます。物理は「表から比例を読む」練習を。理科の計算は湿度・濃度・つり合い・音速が中心で、30 分で 21〜25 問を処理するために、知識で即答できる問題(雲の名前・前線の名前・気体の判別)を先に取り、計算問題を後に回す順序を過去問で決めておきます。(確認: 〜2026 年度)
  5. [毎日 10 分] 社会の平安と江戸を、用語を漢字で書けるところまで。2025・2026 は歴史 2 題がこの組み合わせでした。摂関政治・院政・国風文化/三大改革・鎖国と開国・元禄と化政文化。この 2 つで歴史の 2 大問がほぼ埋まる年が続いています。答えの多くに「漢字で答えなさい」が付くので、参勤交代・武家諸法度・執権・六波羅探題・輪中・干拓・減反…と、書いて覚えます。読めるだけでは点になりません。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週 1 回] 社会を 30 分で 30 問の速さに。知識問題が中心なので、迷ったら飛ばして戻る運用を過去問で固めます。あわせて、説明文 A・B の正誤組み合わせ問題(「両方○」「A だけ○」「B だけ○」「両方×」の 4 択)に慣れること、前年のニュース(米・選挙・大河ドラマ・災害など)を教科書の単元に結びつけておくこと(米騒動 → 大正時代/解散 → 内閣と国会)、地形図と地図記号(等高線の間隔と傾斜、輪中のような地形と暮らしの結びつき)、資料やグラフの読み取り。時間が短いぶん、計算で詰まると総崩れになります。(確認: 〜2026 年度)
  7. [毎日 10 分] 国語の知識 16 問(2018・2019 の形式)。漢字の読み書き・四字熟語・ことわざ・敬語・部首。ここは努力が最も素直に点になる場所で、しかも量が多いところです。部首をひらがなで答える、四字熟語の空欄に漢字二字を入れる、といった答え方まで練習しておきます。あわせて選択肢の読み比べを。本文の言い換えとして正しいものを選ぶ問題が大半で、選択肢はどれも本文の語をなぞってきます。「どこが本文と違うか」を指で押さえて消す練習を。(確認: 〜2019 年度)
  8. [週 1 回] 字数を守って書く練習と、年度通しで時間を計る練習。国語は 20 字・40 字の指定つき(しかも使う語を指定されることがあるので、指定語を必ず入れて字数の 8 割以上で収める)、抜き出しは 21 字・7 字と細かく指定されるので探す前に字数で当たりをつける、社会は 1〜2 問の説明、算数は末尾の大問に「式・考え方も書くこと」。4 科目とも「短く書く」場面があります。通しで解くときは、国語は 50 分で 37 問(論説と小説を各 15 分、知識を 10 分、見直し 10 分といった配分をあらかじめ決める)、理科・社会は 30 分をタイマーで区切ります。この学校の対策では、これが単元別演習と同じくらい重要です。(確認: 国語は〜2019 年度・算数と社会は〜2026 年度)

8. 科目別の詳細

8-1. 算数(50 分・100 点・大問 5・小問 17〜18・原本で精読した年: 2023・2025・2026 年度)

年度×大問の題材表

年度 大問 1(5 問) 大問 2(5 問) 大問 3 大問 4 大問 5 小問計
2023 計算(たし算の工夫・小数・分数・逆算・単位換算 1L50mL→dL) 小問集合(分銅の推理/循環小数 30 桁目/遅れる時計/流水算/おうぎ形と角度) 約束記号【4 桁の整数】3 問 資料の読み取り(50m 走・表と円グラフ)2 問 立体(正方形の水そう+四角すいの容器・水の移動)3 問 18
2025 計算(3.14 の分配・小数の四則・逆算 2 問・単位換算 110cm³→dL) 小問集合(年齢算/つるかめ算/2025! の末尾の 0/通過算/直角三角形と長方形の重なり) 過不足算(修学旅行の部屋割り)2 問 速さ(バスと電車の往復・40km)3 問 立体(円すいの容器・ひっくり返す)2 問 17
2026 計算(分配法則・分数の四則・逆算 2 問・単位換算 分速 17.5m→時速 km) 小問集合(最大公約数と最小公倍数/年齢算/仕事算/速さの過不足/正三角形を折る角度) 場合の数(長方形を切り分ける)2 問 約束記号(2 種類の計算記号)3 問 図形の移動(正方形の辺上を動く 2 点)3 問 18

表に出てくる特殊算の中身は 用語集 にあります。

問い方と形式(3 年とも同じ)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

8-2. 理科(30 分・60 点・大問 4・小問 21〜25・原本で精読した年: 2023・2025・2026 年度)

年度×大問の題材表

年度 大問 1(物理) 大問 2(化学) 大問 3(生物) 大問 4(地学) 小問計
2023 ばね(直列・並列・棒のつり合い)5 問 熱と状態変化(氷を加熱するグラフ)6 問 植物のはたらき(ふ入りの葉とヨウ素液)6 問 地層(3 地点の柱状図・化石)8 問 25
2025 てこ(シーソーのつり合い)5 問 水溶液(指示薬・食塩水の濃度・使い捨てカイロの酸化)5 問 人体(呼吸と心臓・拍出量の計算)7 問 月と小惑星(南半球での見え方・はやぶさ 2)8 問 25
2026 音(海中と空気中を伝わる速さ・気温と音速)5 問 重そうの分解(溶解度・気体の判別・重さの計算)6 問 人体(じん臓と尿・再吸収の計算)4 問 気象(雲と前線・飽和水蒸気量の計算)6 問 21

問い方と形式(3 年とも同じ)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

8-3. 社会(30 分・60 点・大問 4〜5・小問 28〜32・原本で精読した年: 2023・2025・2026 年度)

年度×大問の題材表

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 小問計
2023 地理・地図(図法/緯度経度/等高線と傾斜/地図記号)4 問 歴史・近世(修学旅行の会話文から安土桃山〜江戸)9 問 歴史・中世(鎌倉幕府〜建武の新政)8 問 公民(選挙制度・国会と内閣)7 問 28
2025 地理・工業(近代工業の歩みから工業地帯・鉄鉱石の輸入先)9 問 歴史・古代(紫式部と国風文化・院政)8 問 歴史・近世(鎖国と開国・天保の改革)10 問 公民(2024 年 10 月の衆議院解散総選挙)5 問 32
2026 地理・農業(2025 年の米価高騰から稲作・減反)6 問 地理・地形図(長島町の地図・輪中)3 問 歴史・古代(藤原氏と摂関政治・院政)9 問 歴史・近世(蔦屋重三郎と元禄/化政文化)7 問 公民(日本国憲法の三大原則・人権)6 問 31

問い方と形式(3 年とも同じ)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)

8-4. 国語(50 分・100 点・大問 3・小問 36〜38・原本で精読した年: 2018・2019 年度の 2 年分のみ)

国語は 2020 年度以降の問題文が資料に無い(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)ため、ここに書いたのは 2018・2019 年度に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。2 年分しかないので「毎年」という言い方はしません。

年度×大問の題材表

年度 大問 1(論説・説明文) 大問 2(小説・物語) 大問 3(知識) 小問計
2018 池谷裕二『受験脳の作り方』(新潮社)— 脳の記憶のしくみと勉強法 9 問 三浦しをん『舟を編む』(光文社)— 辞書編集部が新しい編集者を見いだす場面 11 問 漢字の読み 4/漢字の書き取り 4/四字熟語 4/敬語(尊敬・謙譲への言いかえ)4 = 16 問 36
2019 鈴木孝夫『ことばと文化』(岩波新書)— 日本の食事の作法と文化の相対性 10 問 村山由佳『約束』(集英社)— 病気の友人を救うためタイムマシンを作る少年たち 12 問 漢字の読み 4/漢字の書き取り 4/ことわざ・慣用句 4/部首 4 = 16 問 38

出典は 4 つとも原本の本文末尾の表記で確認しました。

問い方と形式(2018・2019)

座席の固定(同じ種類の問題が同じ場所に出る)


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

精読した 3 年(算数・理科・社会は 2023・2025・2026)には出ていませんが、それ以前の資料では繰り返し出ていて、そろそろ戻ってきてもおかしくないものです。以下は自動集計の分類にもとづく見立てで、原本まで戻って確認したのは直近 3 年ぶんだけです。最終確認年度は、その単元が資料のうえで最後に確認できた年度を指します。

単元 出ていた年 最終確認年度 中身
円とおうぎ形の求積(算数) 2019 2019 年度 大問として出ています
規則性・数列(算数) 2016・2017・2018・2021 2021 年度 大問として 4 年
資料の読み取り(算数) 2023 2023 年度 2023 に出たきりです
食塩水(算数) 2016・2017 2017 年度 2 年続けて出ていました
電磁石・磁石(理科) 2018・2020 2020 年度 5 年以上顔を出していません
中和(理科) 2017・2018・2019 2019 年度 5 年以上顔を出していません
こん虫(理科) 2020 2020 年度 同じく間隔が開いています
太陽(理科) 2017 2017 年度 地学の座席では回数が最も少ない題材です
国際社会・国連(社会) 2016・2017・2019・2020 2020 年度 公民の座席で 4 年出ていました
地方自治(社会) 2017 2017 年度 公民の座席
水産業(社会) 2019 2019 年度 地理の座席
貿易と資源(社会) 2021 2021 年度 地理の座席
近現代史(社会) 〜2020 2020 年度 近代の戦争・戦後は 2020 年度の資料を最後に大問としては見えていませんが、2025・2026 とも小問レベルでは顔を出しています

国語は 2 年分しかないため、この節を立てられません。


10. 形式面の注意(4 科目まとめ)


11. 学年別ロードマップ(小 4 スタートを前提に)

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) 計算の正確さを最優先に。とくに逆算(□にあてはまる数を求める計算)と単位換算は、この学校の算数の大問 1 にそのまま出続けている入口です。あわせて、漢字の読み書きを毎日少しずつ(国語の知識 16 問の土台)、理科は身のまわりの観察(雲・月・植物)を言葉にする習慣を。時間を計る練習はまだ不要です
小 5(幅) 単元を一巡させる時期です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は社会の用語を漢字で書く練習と、国語のことわざ・四字熟語・敬語の知識。週末 60 分はその週の単元 1 つで、8 節の年度×大問の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使ってください。単元は次の順に置きます。算数は年齢算 → つるかめ算 → 仕事算 → 通過算 → 流水算 → 過不足算(ここまで受験用教材の単元)→ 場合の数 → 図形の移動 → 立体と水。理科は物理(ばね・てこ・音)→ 化学(水溶液・気体)→ 生物(人体・植物)→ 地学(気象・月・地層)を 4 分野そろえて。社会は地理(地形図・農業・工業)と歴史(古代〜近世)を通します。国語は選択肢を読み比べる練習を(ただし 2020 年度以降は資料が無い(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください)。この学校は毎年問題を作り直すので、小 5 で全分野をひととおり学び終えることがそのまま得点力になります
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降は 2 通りの解き方を併用します。縦(座席ごと)は、算数の大問 1 だけを 5 年分、理科の大問 3(生物)だけを 5 年分、というように同じ位置を続けて解くやり方で、座席が固定されているこの学校では効率がよい進め方です。横(年度通し)は、理科・社会を必ず 30 分計って通しで解くこと。時間内に解き切る練習の比重を、他校より高めにとります

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 この学校は「同じ問題が出る」つくりではないので、直前期に過去問を覚えて追い上げる形は取りにくいところです。差がつくのは小 5 で全分野をひととおり学び終えることと、小 6 の処理速度。理科 30 分・社会 30 分という短さは、知識の量ではなく「引き出す速さ」を問う設計で、その速さは小 4 からの計算と漢字の積み上げの上にしか乗りません。逆に言えば、算数の大問 1(計算 5 問)と国語の知識 16 問という毎年必ず同じ場所にある得点源が全体の 3 割前後を占めるので、早くから積んだ基礎がそのまま形になりやすい学校でもあります。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏・男女の区別は扱いません(それらは別のページの領分です)。

出題構造の近さで並べると、上位 3 校は次のとおりです。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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