城西川越中学校 の過去問分析

城西川越中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

城西川越中学校 過去問分析(2010〜2026 年度・回の区別が付かない 1 冊ずつ・最大 16 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 埼玉県川越市
男女 男子校
入試回と日程・科目 総合一貫入試 第 1 回 1 月 10 日午前/特別選抜入試 第 1 回 1 月 10 日午後/特別選抜入試 第 2 回 1 月 11 日午前/総合一貫入試 第 2 回 1 月 11 日午後。4 教科(国語・算数・理科・社会)と 2 教科(国語・算数)を選べるのは総合一貫入試 第 1 回・第 3 回と特別選抜入試 第 1 回で、総合一貫入試 第 2 回・第 4 回と特別選抜入試 第 2 回は 2 教科のみです。総合一貫入試は第 4 回まであり、全体では 1 月 10 日から 2 月 5 日に日程が分かれます(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 国語 50 分 100 点・算数 50 分 100 点。理科と社会は合わせて 50 分で各 50 点
面接 面接があるのは帰国生入試(1 月 10 日・国語と算数)だけです(日本語・英語で 15 分)。帰国生入試の問題は総合一貫入試 第 1 回と共通です
同名の学校に注意 城西大学附属城西中学校(東京都)とは別の学校です

いまの小 6 は 2027 年 1 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 算数は精読した 3 年(2024・2025・2026)がすべて大問 4・小問 19 で、大問 1 が計算 3 問+一行題(数行で終わる短い文章題)5 問の小問集合、大問 2 が図形 4 問という座席(問題の置き場所)が動きません。
  2. 社会は最後の大問が「前年の主なできごと一覧表」から出る時事で 3 年連続、国語は大問 4 本の内訳(物語文/説明文か随筆/生活の中の資料/言葉の知識)が 3 年連続で同じです。
  3. 理科だけは並びが決まっていません。生物・化学・物理・地学が 1 題ずつという組み方は 3 年連続ですが、どの分野が大問 1 に来るかは年ごとに違います。

家でやること 3 つ

  1. 算数の大問 1 の 8 問だけを何年分も続けて解き、15 分で全問合わせられる状態にします。
  2. 前年 1 年間のニュースを月ごとに並べます(社会の最後の大問がこれです)。
  3. 国語の大問 3(生活の中の資料)と大問 4(言葉の知識)だけを続けて解き、10 分で抜けられるようにします。

今週やる 1 つ

  1. 算数の大問 2(1) の角度だけを、2024・2025・2026 の 3 年分続けて解きます。

注意

  1. 資料は 1 年につき 1 冊しかなく、ここに書いたことがどの回のものかは分かりません。国語は 2024 年度以降の問題文が資料にありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(転写の単元分類だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2024・2025・2026) 12 年 15 年(2010〜2026 の範囲) 読み取り確度が低めの年が 15 年中 7 年あり、精読した 2024 年度もこれに当たります
理科 3 年(2024・2025・2026) 13 年 16 年(2010〜2026 の範囲) 読み取り確度が低めの年が 16 年中 7 年。精読した 3 年はいずれも確度が高い年です
社会 3 年(2024・2025・2026) 13 年 16 年(2010〜2026 の範囲) 読み取り確度が低めの年が 16 年中 3 年あり、精読した 2024・2025 年度がこれに当たります
国語 3 年(2021・2022・2023) 7 年 10 年(2010〜2023 の範囲) 2024 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)

5. 一番大きな結論

この学校は「同じ種類の問題が、毎年同じ場所に出る」学校です。 同じ問題文がそのまま再登場するわけではありませんが、大問の並びと各大問の中身の性格が動きません。

したがって過去問の使い方は、同じ座席を年度をまたいで縦に解くのがいちばん効きます。算数なら 3 年分・5 年分の大問 1 だけを続けて解く、大問 2 の角度だけを続けて解く。社会なら最後の時事の大問だけを続けて読む。国語なら大問 3 の資料問題と大問 4 の知識問題だけを続けて解く。出た問題そのものを覚える使い方ではなく、決まった場所で出る決まった作業に慣れる使い方です(手順は 過去問の使い方)。

もう一つの軸は時間です。社会と理科が合わせて 50 分で、それぞれ 23〜28 問あります。1 問 1 分弱で、しかも理科は導入文が長い。知っている問題を止まらずに片づける速度が、4 科目すべてで問われます。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提に順番を付けています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々の学習は基礎(計算の正確さ・図形・読解・短い記述・漢字語彙)を先に進めてください。過去問を座席ごとに縦に解く使い方は小 6 の夏以降が目安です。学年別の道筋は 11 節にまとめました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [毎日 10 分] 算数・大問 1 の 8 問を 15 分で全問合わせる — 計算 3 問(うち 1 問は必ず工夫の余地があります。2024 は 7.03、2026 は 3.14 をくくり出す、2025 は 2025+2023+… の交互の和)+一行題 5 問(平均算(合計=平均×個数に戻す・受験用教材の単元)・割合・場合の数・食塩水・和差算(2 つの数の和と差から両方を求める・受験用教材の単元)・売買損益・約束記号(その問題だけの記号の意味を決めて計算させる問題)・周期)。3 年とも同じ構成なので、過去問の大問 1 だけを何年分も続けて解くのが最短です。計算の 3 問目は工夫の余地があるので、まともに計算し始めないこと。(確認: 〜2026 年度)
  2. [週末 60 分] 算数・大問 3・4 に来る 3 単元(規則性・食塩水・速さ) — 規則性は 3 年連続で大問に入っています(2024 循環小数の周期、2025 正六角形の板を段状に増やす、2026 三角形状に並んだ数の和)。(1) で小さい場合を確かめ、(2)(3) で段数を増やし、(4) で逆算(□にあてはまる数を求める計算)させる誘導が共通なので、「表に書き出して差を見る」手順で固めます。食塩水は 3 年連続(2024 は大問 3 で入れ替え、2025・2026 は大問 1 の一行題)で、「入れ替え(流して水を足す)」まで含めて練習します。速さは 2025(追いかけ)・2026(図形の移動と重なり)で大問。どちらも標準的な設定なので、解法の手順を固めれば取り切れます。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週 1 回] 社会・前年 1 年間のニュースを月ごとに並べる — 3 年連続で最終大問がこの形です。学校が示すのも「月/できごと」の表なので、同じ形でノートを作るのが最短です。2024 年度はウクライナ・消費税・育児休業、2025 年度は物流の 2024 年問題・合計特殊出生率・米価、2026 年度は備蓄米・公職選挙法の改正・大阪関西万博。ニュースに出た制度(税・選挙・国会・憲法・社会保障)を、その都度教科書の公民のページに戻って確認するところまでを 1 セットにします。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 算数・大問 2 の図形 4 問 — (1) の角度は 3 年連続(折り返し・二等辺三角形と正三角形の組み合わせ)で、この 2 パターンを反射的に処理できるまで。続けて円とおうぎ形の斜線部(2024・2025)、立体(切断 2024・くりぬき 2025・回転体 2026)。円周率は 3.14 です。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週末 60 分] 国語・大問 3 と大問 4 を 10 分で終える — 大問 3 は生活の中の資料(レシピ 2021・遠足の行程表 2022・自然教室のしおり 2023)、大問 4 は言葉の知識(作品と著者 2021・慣用句 2022・四字熟語 2023)。行程表・しおり・レシピを読んで時刻や順序を答える形は塾のテキストにあまり無いので、意識して触れておきます。ここを速く抜けると大問 1・2 の長い本文に時間を回せます。(確認: 〜2023 年度)
  6. [週末 60 分] 理科・長い導入文から条件を拾い、1〜2 文で説明する — 実験の条件比べ(対照実験)は「水・土・室温それぞれについて A〜F から 2 つずつ選ぶ」(2024 大問 1)、「産卵に水草が必要かを調べるにはどの飼育ケースを比べるか」(2026 大問 1)。何を変えて何をそろえるかを自分で表に整理し、口で言えるようにします。記述は「簡単に説明しなさい」の形で、2024 は 1 問、2025 は 2 問、2026 は 3 問と増えています。理由を聞かれたら「〜だから」で閉じる形を固めてください。字数指定はありません。理科の中の計算(比・割合・速さの単位換算・電流が何倍か)は、算数と地続きで練習します。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週 1 回] 社会・雨温図と統計グラフ — 雨温図は 3 年連続(2024 仙台・松本・金沢・那覇、2025 利根川流域、2026 金沢・高知・札幌・長野)なので、日本海側・太平洋側・内陸・南西諸島の 4 パターンを即答できるようにします。工業地帯の製造品出荷額等の構成グラフは 2024 と 2026 に同じ形式で出ました。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・漢字と指定語つきの記述 — 漢字は大問 2 の問一に 5 問(3 年連続、「カタカナは漢字に、漢字はひらがなに」)。四字熟語・慣用句・ことわざは意味とセットで覚えます(大問 4 は年ごとに切り口が変わるので、暗記の幅が要ります)。記述は「『学校』『計画』という二つの言葉を用いて」(2023)のように使う言葉を指定される形が出るので、指定語を必ず入れて、その年の字数指定(二十字〜三十字)に収める練習を。「本文の内容に合うもの」の○×形式では、選択肢の言い過ぎ(「〜のみ」「必ず」)を消す練習が効きます。(確認: 〜2023 年度)

8. 科目別の詳細

まず 4 科目の見取り図です。

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数 高い。大問 4・小問 19 が 3 年連続、50 分。答えの数値だけを書く形式で、記述はゼロ 大問 1 の 8 問(計算 3・一行題 5)で 4 割強を占める。大問 2 は図形 4 問、大問 3・4 は速さと規則性 大問 1 の 8 問を落とさない速度と正確さ。次に規則性の書き出しと角度の処理
理科 中程度。4 大問・23〜25 問で、生物・化学・物理・地学が 1 題ずつ。並び順は年ごとに違う 身近な出来事の長い導入文(缶の破裂・イネ作り・メダカの飼育・電気パン・旅行日記)から入り、実験の条件比べと計算につなげる。記述が年 1〜3 問 長い文章から必要な数値と条件を拾う練習と、「簡単に説明しなさい」に 1〜2 文で答える練習
社会 中程度。大問 2〜3・小問 23〜28。地理 → 歴史 → 時事の順は動かない 最後の大問が前年のニュース表。公民は時事の中に混ぜて出る。記号選択が主軸で、記述は年 0〜1 問 前年 1 年間のニュースを月ごとに整理すること。次に雨温図と統計グラフの読み取り
国語 高い(2021〜2023)。大問 4・小問 27〜30・50 分。物語文/説明文・随筆/生活の資料/言葉の知識 本文の総量が 2 題で 1 万字前後と多い。記号選択が主軸で記述は年 3〜4 問。抜き出しは字数と範囲の指定つき 読む速さと、大問 3・4(資料・知識)を短時間で終える処理。漢字は毎年 5 問

科目ごとに求められる作業が違います。算数は「決まった座席の作業を速く正確に」、理科は「長文から拾って計算する」、社会は「前年のニュースと資料の読み取り」、国語は「速く読んで、指定どおりに書く」です。

8-1. 算数(50 分・100 点・大問 4・小問 19・答えのみ)

年度×大問の題材表(2024〜2026 は精読して起こしました。3 年とも大問 4・小問 19)

年度 大問 1(8 問) 大問 2(4 問) 大問 3 大問 4
2024 計算 3 問(分数の四則/{ } のある計算/7.03 をくくり出す工夫)
一行題(平均算・割合(生徒数と為替)・場合の数(5 教科から 3 教科)・数の性質(分数を整数の 3 乗で割る))
角度(正三角形の折り返し)/円とおうぎ形(正方形+おうぎ形 2 つの斜線部)/立方体を 3 点を通る平面で切る(切り口の形の選択・体積) 食塩水(1000 g を流して水を足す・3 問) 規則性(会話文。分数を小数に直したときの循環する数字・1÷91 の周期・4 問)
2025 計算 3 問(分数の四則/逆算/2025+2023+… の交互の和)
一行題(場合の数(さいころの目の和が 3 の倍数)・周期(水曜日の 999 日後)・食塩水・和差算(りんごとみかん)・売買損益)
角度/台形とおうぎ形 2 つの斜線部(円周率 3.14 と明記)/立方体から円柱をくりぬく/直方体の水そうとグラフ 規則性(1 枚 10 g の正六角形の板を段状に接着・接着剤の量・4 問) 速さ(商店街を通り抜けて駅へ・弟が追いかける・3 問)
2026 計算 3 問(整数の四則/{ } のある分数計算/3.14 をくくり出す工夫)
一行題(速さ(池の周り)・食塩水の混合・和差算(りんご 126 個を 3 箱に)・約束記号〈A〉・場合の数(0,1,2,4 のカードで偶数))
角度(二等辺三角形と正三角形)/面積の差(三角形 AFD と BEF)/正三角形の中の面積比/正方形 9 個の図形を直線のまわりに 1 回転(回転体) 速さとグラフ(直角二等辺三角形と平行四辺形がすれちがう・重なりの面積・3 問) 規則性(三角形状に並んだ数・8 段目の和・和が 6142 になる段・4 問)

大問の並びが動かない

頻出単元と周期(精読した 3 年+転写の単元分類)

問い方

8-2. 理科(社会と合わせて 50 分・50 点・大問 4・小問 23〜25)

年度×大問の題材表(2024〜2026 を精読)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 小問数
2024 生物・種子の発芽(実験 1 の A〜F の条件比べ・実験 2 の呼吸) 地学・地震と台風(たろう君とけやき君の会話文。震度階級・マグニチュードと 32 倍・線状降水帯・ハザードマップ) 化学・金属と酸(駅でコーヒー缶が破裂した出来事から水素・塩素・「まぜるな危険」) 物理・ばね(水中の円柱を引き上げる・浮力とばねののび 6 問) 23
2025 化学・気体の識別(A〜C の試験管に入った水素・酸素・アンモニア+マグネシウムと塩酸の量的関係) 物理・ばねとかっ車(つり合いの実験 5 問) 生物・イネの栽培(塩水選・中干し・受粉・白米の位置を塗る) 地学・流水のはたらき(けずる/運ぶ/積もらせる・速さの換算・砂の実験) 23
2026 生物・メダカの飼育(エサの原料表示・雌雄の判別・産卵条件の比べ方・稚魚) 物理・電気回路(豆電球と電池の組み合わせで電流が何倍か 6 問) 化学・電気パン作り(ベーキングパウダー・電流計の読み・体積計算) 地学・伊豆大島の旅行日記(不整合・裏砂漠・船と飛行機の速さの比) 25

大問の並び

頻出単元と周期(精読した 3 年+転写の単元分類)

問い方

8-3. 社会(理科と合わせて 50 分・50 点・大問 2〜3・小問 23〜28)

年度×大問の題材表(2024〜2026 を精読)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 小問数
2024 地理と歴史の混合大問 20 問
A 九州のカルデラ・地熱発電
B 愛知と織田信長・工業地帯の出荷額グラフ
C 伊藤博文と明治維新・地租改正
D 東北の奥羽山脈・やませ・雨温図・宇都宮駅前の地形図
時事(2023 年 2〜8 月のできごと一覧表。ウクライナ・消費税と軽減税率・憲法・与党・育休取得率と出生率)8 問 28
2025 地理(利根川。流域の都道府県・日本三大河川・高冷地の抑制栽培・雨温図・銚子漁港・堰)7 問 歴史(Ⅰ〜Ⅴの通史。十七条の憲法・藤原道長の日記・勘合貿易の史料 3 点を読む/鎖国と対外方針/国際連合)11 問 時事(2024 年 1〜10 月のできごと表。物流の 2024 年問題・合計特殊出生率・米の相対取引価格)8 問 26
2026 地理(A〜C さんの旅行発表から都道府県を当てる。新幹線・雨温図・果樹の収穫量地図・工業地帯の出荷額グラフ・万博の来場者データ)7 問 歴史(歴史上の人物の妻 A〜E から通史。平城京・承久の乱・戦国大名・徳川家定の時代・ポーツマス条約)10 問 時事(2025 年のできごと表。備蓄米・公職選挙法の改正条文・防災・資源)6 問 23

大問の並び

頻出単元と周期(精読した 3 年+転写の単元分類)

問い方

8-4. 国語(50 分・100 点・大問 4・小問 27〜30。2021〜2023 年度の資料のみ)

先に資料の条件です。国語は 2024 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)。ここに書いたのは 2021〜2023 年度に限った話で、直近の形式は市販の過去問集で確認してください。資料としては 2010〜2023 年度の 10 年分があります。

年度×大問の題材表(2021〜2023 を精読)

年度 大問 1(物語文) 大問 2(説明・随筆) 大問 3(生活の中の資料) 大問 4(言葉の知識) 小問数
2021 竹内真『図書館のキリギリス』(学校司書が新入生に図書館の使い方を教える)10 問 汐見稔幸『人生を豊かにする学び方』(学ぶことは山を登ること・ホモサピエンス)10 問 ロールキャベツのレシピと会話文(語の組み合わせ・体の一部を表す漢字・四字熟語)5 問 作品と著者の組み合わせ(舞姫・たけくらべ・こころ・走れメロス・羅生門)5 問 30
2022 山田詠美『ぼくは勉強ができない』(小 5 のホームルームの回想と委員長選挙)8 問 中西進『日本人の忘れもの①』(日本庭園・枯山水とヨーロッパの噴水)10 問 秋の遠足の行程表と会話文(到着時刻の計算・敬語)5 問 慣用句(【 】に共通する漢字一字を入れて意味を選ぶ)4 問 27
2023 中沢けい『うさぎとトランペット』(学校に行けない宇佐子と夜明けの公園)10 問 外山滋比古『伝達の整理学』(科学の「であろう」と日本語のあいまいさ)10 問 自然教室のしおりと募集要項(資料①②の内容の○×)5 問 四字熟語(漢数字が 2 つ入る四字熟語の和を答える)5 問 30

大問の並びが動かない

問い方

出典の傾向(資料に出典が残っている 2016〜2023 年度)


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の単元分類(2010〜2026)で大問の主要単元として数えたものです。精読していない年の細部は保証しません。最終確認年度は、その単元を大問・小問を問わず最後に確認できた年度を指します(算数・理科・社会は 2026 年度、国語は 2023 年度までを見ています)。

科目 単元 大問で出た年(転写の単元分類) 最終確認年度 状況
算数 水量とグラフ 2010・2016 2025 年度 大問としては 10 年空いています。2025 は大問 2(4) に小問として復活したので、大問での復帰も念頭に
算数 立体の切断 2012・2014 2024 年度 大問としては 12 年空き。2024 は大問 2(3) で小問として出ました
算数 論理・推理 2015 2015 年度 11 年なし
算数 流水算 2019 2019 年度 7 年なし。速さの大問が流水算に置き換わる形はあり得ます
算数 売買損益・資料の読み取り 売買 2015、資料 2022 2025 年度 近年は大問 1 の一行題どまり(2025 大問 1(8))
理科 月・星座 2018・2020・2021・2023 2026 年度 大問としては 2023 を最後に 3 年なし(2026 は大問 4 問 1 で天体の語句が 1 問出ただけ)。地学は 2024 地震→2025 流水→2026 地層と回っていて、天体が最も長く空いています
理科 人体 2017・2021 2021 年度 5 年なし
理科 熱と状態変化・燃焼 2012・2017・2018 2026 年度 大問としては 8 年なし。2026 は化学の大問の中に 1 問(大問 3 問 6)
理科 気象 2012・2014・2016 2024 年度 大問としては 10 年なし。2024 は地震の大問の後半に台風として入りました
理科 こん虫・動物の分類 2014・2019・2023 2026 年度 4〜5 年周期。2026 はメダカの大問の中の小問
社会 国際社会・国際協力を大問の柱に 2010・2012・2013・2016・2021・2023 2026 年度 2〜3 年おきに戻る周期で、2024 以降は時事の中の小問。次に大問へ戻る候補
社会 農業・畜産を大問の柱に 2012・2016・2019・2020 2026 年度 6 年なし。近年は地理の大問の中の 1〜2 問(2025 のキャベツ、2026 の果樹)
社会 水産業・海流 2010 2025 年度 大問としては 16 年なし(2025 は銚子漁港として小問)
社会 財政・税・社会保障を大問の柱に 2014 2024 年度 12 年なし。2024 は時事の中で消費税として復活しました
社会 地形図の読図 2024(大問の中の 1 問) 2024 年度 3 年に 1 回程度。読図の練習は切らさないでおきます
国語 敬語・文法の知識大問 2022(大問 3 の中に 1 問) 2023 年度 大問 4 の知識問題の切り口として、四字熟語・慣用句・文学史のほかに敬語が来る可能性があります。敬語を単独の知識大問にした年は近年見当たりません。文法(品詞・修飾)は、表現技法(2023 大問 2 問四の修辞法)として出た程度です
国語 熟語の構成 2010 2010 年度 大問 4 の切り口の候補。四字熟語・慣用句の年に混ざる可能性があります
国語 短歌・俳句 2021(大問 3 の中に 1 問) 2021 年度 音数・季語の知識は薄く持っておきます

10. 形式面の注意


11. 学年別ロードマップ

何をするか この学校での重み
小 4(土台) 計算の正確さ(分数・小数・逆算・工夫して計算する習慣)、図形(角度・面積の基本)、読解(線部を自分の言葉で言い換える)、短い記述(理由を 1 文で)、漢字語彙の 5 本。この学校で最後まで効く入口は「計算 1 問を 30 秒で合わせる」「数を書き出して規則を見つける」「本を読む速度」 差はほぼありません。ただし計算のミスの少なさは、算数の大問 1 が 8 問ある学校なので早くから効きます
小 5(幅) 週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は計算と漢字語彙、週末 60 分はその週の単元 1 つ。算数は 8-1 の題材表を「小 5 で全分野をひととおり学び終えるための単元リスト」として使い、四則と工夫 → 平均算 → 割合 → 場合の数 → 数の性質 → 角度 → 円とおうぎ形 → 立体 → 食塩水 → 速さ → 規則性 の順に置きます。理科は 4 分野(生物・化学・物理・地学)を均等に(1 分野を落とすと大問 1 つ分が消える構成が続いています)。社会は日本地理と古代〜明治の通史を一巡し、ニュースを月ごとにメモする習慣をこの学年から始めます。国語は物語文と説明文を 1 万字読む体力づくり。ただし国語は 2024 年度以降の資料がありません(→ 13 節)ので、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください ここで幅を作っておくと、小 6 は座席ごとの反復に集中できます。特に社会の時事メモは小 5 から始めた分がそのまま得点になります(小 6 の 1 年分だけでは足りない年があります)
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降の過去問は「同じ座席を縦に」が基本です(算数の大問 1 だけを 5 年分、大問 2 の角度だけを 5 年分、社会の時事の大問だけを 3 年分、国語の大問 3・4 だけを 3 年分)。年度通しの時間計測は、社会・理科を合わせて 50 分で解く配分の練習として月 1 回程度 同じ種類の問題が同じ場所に出る学校なので、ここに時間をかける価値が最も高いところです。1 年分ずつ通して解くより、座席ごとに縦に解いた回数が効きます

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差がつくのは小 5 の「4 分野・4 領域を均等に埋める」作業と、小 6 の「座席ごとの反復」です。算数の大問 1(8 問)と国語の大問 3・4(10 問)は、取り方が決まっていて、練習量がそのまま結果に出る場所です。逆に、初見の難問を粘る練習に時間を使う必要は他校ほど大きくありません。社会の時事だけは 1 年で仕上がらないので、小 5 のうちからニュースを月ごとに書き留める習慣を始めておくと小 6 が軽くなります。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・合格可能性・通学圏は扱いません。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


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数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

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