和洋国府台女子中学校 の過去問分析

和洋国府台女子中学校の過去問を年度ごとに数えて、何が固定で何が毎年変わるか・よく出る単元・過去問の使い方をまとめたページです。

和洋国府台女子中学校 過去問分析(2009〜2026 年度・一般入学試験第 1 回相当・科目により 7〜17 年分)

更新 2026-08-20。


1. この学校の基本情報

項目 内容
所在地 千葉県市川市
男女 女子校
旧称 私立和洋裁縫女学校(1901 年)ほか
入試回と日程・科目 推薦 12 月 1 日(2 科型/3 科型/探究型から選択)/一般第 1 回 1 月 20 日(2 科・3 科・4 科から選択。3 科は第 1 回のみ)/一般第 2 回 1 月 24 日(2 科または 4 科)/一般第 3 回 2 月 5 日午後(1 科・当日に国語か算数を選ぶ)(2027 年度募集要項)
試験時間・配点 一般入学試験は国語・算数が各 50 分 100 点、英語が 40 分 100 点、理科・社会が各 30 分 60 点。第 3 回の 1 科は 50 分 100 点。推薦入学試験の 2 科型は国語・算数が各 40 分 100 点、探究型は探究課題 60 分
面接 推薦入学試験にあります。2 科型・3 科型はグループ面接、探究型は個人面接です

いまの小 6 は 2027 年 2 月、小 5 は 2028 年、小 4 は 2029 年の入試を受けます。


2. このページでわかること

このページは、どんな問題が出るか・家で何をやるかだけを扱います。難易度・偏差値・合格可能性・入試結果は扱いません(偏差値募集要項・入試結果)。

過去問そのものの回し方は 過去問の使い方、受験用語は 用語集 にまとめてあります。

以下、大問(問題の大きなかたまり)・小問(その中の一問)という言い方をします。


3. まず結論だけ(10 行)

結論

  1. 社会は 17 年間ずっと 5 大問で、大問 1 の地形図の読図が 2019〜2026 の 8 年連続です。同じ種類の問題が同じ場所に出るという意味での座席(問題の置き場所)が、4 科目のなかで最も固まっています。
  2. 算数は小問が 21 問ぴったりで、大問 1 の四則計算 5 問と大問 2 の一行問題(数行で終わる短い文章題)8 問、合わせて 13 問が全体の 6 割を占めます。
  3. 理科は大問 1 が生物(2021〜2026 の 6 年連続)、大問 3 が化学・大問 4 が物理・最後の大問が地学(いずれも 3 年連続)。国語は資料のある 7 年すべてが 4 大問(物語文・説明文・詩または言葉の知識・漢字の書き取り 5 問)です。

家でやること 3 つ

  1. 社会の大問 1(地形図)だけを 8 年分、続けて解きます。
  2. 算数の大問 1・2 だけを 10 年分、時間を測って 20 分以内で解きます。
  3. 国語の漢字の書き取り 5 問を毎日やります(送り仮名つきの訓読みが必ず混ざります)。

今週やる 1 つ

  1. 直近 3 年(2024・2025・2026)の社会 大問 1 の最初の 3 問(縮尺の計算・地図記号 2 つ・8 方位)を続けて解き、数字と地名だけが違う同じ問題であることを目で確かめます。

注意

  1. この資料は一般入学試験第 1 回に相当する 1 冊だけで、推薦・第 2 回・第 3 回の問題は含まれていません。国語は 2019 年度以降の問題文が資料にありません(→ 13 節)。

4. 資料の状況

どの年をどこまで見たかを、3 つに分けて書きます。精読した年(設問文まで読んだ年)/構成だけ数えた年(大問の並びと単元名だけを数えた年)/資料のある年(転写が存在する年)。転写=過去問の紙面を文字データに起こしたもの、です。

科目 精読した年 構成だけ数えた年 資料のある年 判読の確度
算数 3 年(2024・2025・2026) 13 年 16 年(2010〜2026 のうち 2013 を除く) 高。数式の細部(分数・記号)に転写の揺れがある年がありますが、大問構成と題材の読み取りには支障がありません
理科 3 年(2024・2025・2026) 12 年 15 年(2010〜2026 のうち 2011・2012 を除く)
社会 3 年(2024・2025・2026) 14 年 17 年(2010〜2026) 高。選択肢の一部に転写のつぶれがありますが、設問の問い方と題材は読めます
国語 3 年(2015・2016・2018) 4 年 7 年(2009・2010・2011・2014・2015・2016・2018) 2018 年度で止まっています。2019 年度以降の問題文は資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)。直近の形式は市販の過去問集で確認してほしいところです

5. 一番大きな結論

この学校の入試は、大問の並びと「何番に何が来るか」が固まっています。とくに社会と算数は、同じ種類の問題が同じ場所に何年も続けて出ます。

ここでいう固定は「同じ問題が出る」ではなく「同じ種類の問題が同じ場所に出る」という意味です。ただし社会の大問 1 の縮尺計算・地図記号・方位の 3 問だけは、問い方の文までほぼ同じで、実質「出る問題が分かっている」枠に近いといえます。

したがって過去問の使い方は、「同じ座席を年度をまたいで縦に解く」のが最も効率よく進みます。社会の大問 1 だけを 8 年分、算数の大問 1・2 だけを 10 年分、理科の大問 4(物理)だけを 3 年分、という並べ方です(手順は 過去問の使い方)。年度通しで時間を計る練習は、社会(30 分で 30 問)と理科(30 分で 26〜28 問)で必要になりますが、これは数回で足ります。

一方で「毎年変わるもの」もはっきりしています。算数の大問 3 以降の単元、理科の各分野の中の題材(生物なら人体 → 植物 → こん虫の循環)、社会の大問 3 の歴史の時代は、年ごとに入れ替わります。ここは幅を持って準備してください。


6. この学校らしさが出る場所


7. 今からやるなら(4 科目統合の優先順)

想定している学年: 受験学年(小 6)の、過去問演習に入っている段階を前提にしています。小 5 以前なら、この節は「最終的にここへ向かう」地図として読み、日々は基礎を先に進めてください。学年別の入り方は 11 節に書きました。

各項目の根拠(年度と実例)は 8 節(科目別の詳細)を参照してください。先頭の [ ] は家での回し方の目安、末尾の(確認: 〜◯年度)は、その内容を原本で確認できている最後の年度です。

  1. [週末 60 分] 社会・大問 1(地形図)を 8 年分、縦に解く — 縮尺計算・地図記号 2 つ・8 方位の 3 問は、数字と地名だけを替えた同じ問題が 3 年連続で出ています。ここは「解く」より「作業として速くする」対象です。縮尺は 2 万 5 千分の 1 なら 1 cm = 250 m、5 万分の 1 なら 1 cm = 500 m。同じ大問に入る等高線・土地利用・上空写真の撮影方向・自然災害伝承碑も、地図を見て「上流はどちらか」「この写真はどの向きから撮ったか」を答える練習で拾えます。(確認: 〜2026 年度)
  2. [毎日 10 分] 算数・大問 1 と大問 2 を 10 年分、縦に解く — 21 問中 13 問がここです。時間を測って 20 分以内に。大問 1 の 5 問は 6 分で全問正解を目標にし、毎年 (5) に来る工夫計算は「3.14 でくくる」「0.125 = 1/8」「共通因数でまとめる」の 3 手を反射でできるように。大問 2 の 8 問は 12 分。範囲が広い(逆算(□にあてはまる数を求める計算)・余りの条件・売買損益・平均算・旅人算・循環小数・集合・角度・おうぎ形)ので、一行問題集を分野横断で回すのが最短です。1 問 1 分半で切り上げて次へ行く判断も、練習に含めてください。(確認: 〜2026 年度)
  3. [週末 60 分] 算数・速さとグラフ — 3 年連続で大問として出て、いずれも 2 人(または人と車)が別の速さで動きます。ダイヤグラムを自分で描き足して交点を求める形に慣れておくと、そのまま点になります。(確認: 〜2026 年度)
  4. [週末 60 分] 理科・物理(大問 4)と地学(最後の大問)を 3 年分、縦に — 物理は電気回路 → ふりこ → 磁石と回っており、6 小問と重い枠です。回路の明るさ比較、周期と長さの関係、方位磁針の向きは、図を描いて答えるところまで。地学は最後の大問に 3 年連続で来て、月の見え方・金星の位置・南中する星座と、いずれも図の上で位置関係を追う問題なので、自分で図を回す練習が要ります。(確認: 〜2026 年度)
  5. [週 1 回] 社会・記述を 5 年分書いて添削してもらう — 毎年 2〜3 問、必ず資料が添えられて「理由を説明しなさい」と聞かれます。資料から読めることを 1 つ挙げて理由につなぐ形を固定してください。「あなたならどうするか」(合意形成・共生社会・少子化対策)も年に 1 問あるので、立場を決めて理由を 2 文で書く形も用意しておきます。公民の大問 5 は 3 年連続なので、国会・選挙・裁判所と今の社会の話題をセットにして、二院制の理由・国民主権にもとづく権利・被選挙権の年齢・歳入の内訳(公債金・所得税・消費税・法人税)まで押さえておくと安全です。(確認: 〜2026 年度)
  6. [週末 60 分] 理科・生物(大問 1・2) — 3 年とも生物が 2 大問あり、人体(消化・血液・呼吸)と植物(光合成・発芽・つくり)が中心です。覚えれば取れる配点なので優先度が高い枠です。表やグラフから数を出す小問には単位換算(m² と km²、mL と L)と比例計算が要るので、理科の問題集より算数の割合・比の練習が効く場面があります。(確認: 〜2026 年度)
  7. [週末 60 分] 算数・後半の大問(立体・円とおうぎ形・規則性・考え方を書く 1 問) — 立体(体積・容器の水・切断)は最後の大問に 3 年連続。時間切れになりやすい位置なので、前半の貯金が前提です。円とおうぎ形の斜線部は正方形との組み合わせが 3 年連続なので、「足して引く」の分解を 10 題ほど手を動かして体に入れます。規則性は小さい場合を 5 個ほど書き出す入口から。考え方を書かせる小問は毎年 1 問だけ入るので、「まず〜を求める。次に〜だから〜」と 2〜3 文で書く形を用意し、角すいの 1/3 や円の面積の求め方は言葉で説明できるところまで持っていってください。(確認: 〜2026 年度)
  8. [毎日 10 分] 国語・漢字の書き取り 5 問と、抜き出し・空欄補充・短い記述 — 大問 4 は資料のある 7 年とも 5 問で、送り仮名つきの訓読みが必ず混ざります。書き取り専門の問題集を送り仮名ごと覚える形で。抜き出しは「十三字」「十六字」と字数がきっちり指定されるので、候補を見つけたら数えて合わせる手順を体に入れます。空欄補充は接続語と擬態語が大問 1・2 の問一に来る確率が高いので、接続語は「つまり/ただし/ところが/たとえば」の使い分け、擬態語は情景と結びつけて覚えます。記述は 10〜40 字なので「〜から。」「〜こと。」で結んで字数に合わせて削る練習が直接効きます。大問 3 の言葉の知識(表現技法の名前・熟語の構成の 6 パターン・敬語の 3 種類・季語と季節)も一通り。ただし国語は 2019 年度以降の問題文が資料に無いので(→ 13 節)、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください。(確認: 〜2018 年度)

8. 科目別の詳細

はじめに 4 科目の見取り図を置きます。短答(語句や数値を短く答える形式)・記号選択・記述の割合は、精読した年のものです。

科目 形式の固定度 中身の性格 最優先で時間をかける価値があること
算数(50 分・100 点) 6〜7 大問・21 小問で 3 年とも同数。大問 1 が 5 問、大問 2 が 8 問。短答 9 割・記号選択はほぼ無し 前半 13 問は計算と一行問題の速さ勝負。後半は速さとグラフ・立体・円とおうぎ形が繰り返す 大問 1(工夫計算を含む 5 問)と大問 2(一行問題 8 問)を 20 分以内で。次に速さとグラフ
理科(30 分・60 点) 5〜6 大問・26〜28 小問。生物 → …→ 化学 → 物理 → 地学の並び。記号選択が主軸(61〜85%)、記述は年 0〜2 問 生物が 2 大問を占める。会話文・実験文の導入が長い。表やグラフから計算する小問が各年に入る 人体と植物(大問 1・2)、物理の 3 単元(電気・ふりこ・磁石)、最後の大問に来る天体
社会(30 分・60 点) 5 大問で 17 年不変・30〜31 小問。地形図 → 産業 → 歴史 → 近現代 → 公民。選択 61〜77%・記述 2〜3 問 大問 1 の 3 問が毎年同じ問い方。会話文の登場人物(香奈さん・文絵さん・麗子さん)まで年をまたいで同じ 地形図の読図(縮尺・地図記号・方位)と、資料から理由を書く記述
国語(50 分・100 点。2018 年度まで) 4 大問・28〜35 小問。物語文 → 説明文 → 詩か知識 → 漢字 5 問 記号選択と字数指定つき抜き出しが二本柱。記述は 10〜40 字で短い 漢字の書き取り(送り仮名つき訓読み)と、字数を数える抜き出し

科目別の「今からやるなら」は 7 節に、復活の警戒は 9 節に、形式面の注意は 10 節にまとめました。


8-1. 算数(50 分・100 点・6〜7 大問・21 小問)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

小問の数は 3 年とも 21 問ちょうどです。うち大問 1 が 5 問・大問 2 が 8 問の計 13 問で、これも 3 年とも 1 問もずれていません。残りの 8 問を 4〜5 個の大問で分け合う形になっています。

年度 大問 1(5 問) 大問 2(8 問) 大問 3 以降
2024(6 大問 21 問) 四則計算 5 問((5) は 12.3×5×3−4×5×1.23−2×5×1.23 のような工夫計算) □ を求める一行問題
逆算/余りの条件と整数/売買損益(仕入れ値・定価・売り値と利益の計算)/平均算(合計=平均×回数に戻して考える文章題)/速さの往復/割合と比の玉/角度/正方形と内接円の面積
3 食塩水の濃度(容器 A・B を混ぜる)
4 速さとグラフ(家と公園を往復するグラフ・妹が追う)
5 図形の移動(直角三角形が正方形と重なる部分)
6 立体と水量(直方体から直方体を切り取った容器の水)
2025(7 大問 21 問) 四則計算 5 問((5) は 3.14×10+3.14×7+3×3+0.14×3 のような工夫計算) □ を求める一行問題
逆算/食塩水/売買損益/池の周りの旅人算(2 人が追いかける・出会う問題)/循環小数の第 2025 位/集合/角の和/おうぎ形と正方形
3 規則性(0 以上 1 以下の分数を段に並べるルール)
4 速さとグラフ(1500 m の道を和子さん・洋子さんが歩く)
5 和差算(重なった長方形 A・B)
6 円とおうぎ形(大小 2 円の斜線部)
7 立体(先生と生徒の会話・角すいの体積の理由)
2026(7 大問 21 問) 四則計算 5 問((5) は 0.125×12+0.25×5−0.5×3 のような工夫計算) □ を求める一行問題
逆算/36 の約数の和/くいの間隔/カレンダーの木曜日/分母分子に同数を足す/さいころ 2 個の 2 けた整数/正方形の縦横を 20% 変える/小数点をつけ忘れた差
3 規則性(1・4・7 だけでできた数を小さい順に)
4 約束記号(A◎B = 積と和の差)
5 円とおうぎ形(正方形とおうぎ形の差・考え方も書く)
6 速さとグラフ(駅で待ち合わせ・迎えの車)
7 立体の切断(立方体 9 個を 3 点で切る)

表に出てくる売買損益・平均算・旅人算・和差算・約束記号などの中身は 用語集 にもあります。

頻出単元と周期(転写の自動集計・2010〜2026 の 16 年で数えたもの)

問い方


8-2. 理科(30 分・60 点・5〜6 大問・26〜28 小問)

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1 大問 2 大問 3 大問 4 大問 5 大問 6
2024(6 大問 28 問) 生物・トノサマバッタ(緑色と黒色の個体・不完全変態・地域別の個体数の表・イネの被害量の計算) 化学・水よう液(洋子さんと先生の会話/パスタの塩・でんぷんと食塩の分離・リトマス紙・鉄とアルミの反応・中和のグラフ) 化学・燃焼(割りばし 3 本の燃焼実験+ロケットの記事・宇宙ゴミ・水素が燃えてできるもの) 物理・電気回路(豆電球とかん電池で組んだ回路 A〜F の明るさと電池の持ち) 生物・種子の発芽(洋子さんと父親の会話/光合成・葉脈・発芽の条件・最後に当てた光と発芽) 地学・気象(地球が受け取り放出するエネルギーの流れの図・温暖化)
2025(5 大問 26 問) 生物・人体(北里柴三郎と新千円札/微生物・けんび鏡・血液の成分・予防接種・抗体の量のグラフ) 生物・人体(和子さんの寒天とゼラチンのお菓子作り/パイナップルの酵素・条件をそろえた実験の検討) 化学・状態変化(とかしたろうと水を凍らせる・注射器の空気と水の圧縮) 物理・ふりこ(ふりこの長さ・周期の表・くぎを打ってふれ方を変える) 地学・月(日周運動・月から地球を見るとどう見えるか)
2026(5 大問 26 問) 生物・人体(消化管と消化液・食後の血液・吐く息の量から酸素量を計算) 生物・植物(和美さんが牛乳パックの植木鉢で 4 種類を育てる・光合成・根の育ち方) 化学・金属の酸化と質量保存(スチールウールと銅の粉・加熱前後のグラフ・不十分な加熱の判定) 物理・磁石と電流(棒磁石のまわりの方位磁針・磁石の切断・導線の上下の方位磁針) 地学・惑星(地球と金星の公転の図・市川市で南中する星座・内合から次の内合まで)

頻出単元と周期(転写の自動集計・2010〜2026 の 15 年)

問い方


8-3. 社会(30 分・60 点・5 大問・30〜31 小問)

年度×大問の題材表(精読した 3 年・★=記述が出た大問)

年度 大問 1(地理・地形図) 大問 2(地理・産業) 大問 3(歴史) 大問 4(歴史) 大問 5(公民)
2024(31 問) 安土城跡の地形図(香奈さんの自由研究・地図記号・8 cm の縮尺計算・8 方位・琵琶湖・ラムサール条約) 貿易と工業(会話文・貿易港・製鉄とたたら・輸出品のグラフ・水産資源) ★ 江戸期の絵図で見る市川周辺(国府台城・弘法寺古墳・浮世絵師・市川の出来事の並べかえ) ★ 1950 年以降のお札の人物(伊藤博文・新渡戸稲造・守礼門・渋沢栄一・津田梅子と使節団) 学園祭で市川市の特産品を売る会話(国会の仕事・18 歳選挙権・裁判所・クラス 30 人の合意形成) ★
2025(30 問) 幕張の地形図と千葉市の年表(5 cm の縮尺計算・地図記号・8 方位・自然災害伝承碑の 3 つの地図) 地球温暖化と二酸化炭素(千葉県の排出量・産業部門・フードマイレージ) ★ 修学旅行(京都)の感想文(時代の並べかえ・祇園祭・街道・平安の貴族文化・都道府県の同定) 花火の歴史(両国川開き・条約改正・関東大震災・対外戦争の並べかえ・戦後) ★ パラ・トライアスロンの新聞記事(共生社会・保健福祉センター・バリアフリー・法律ができるまで・生成 AI) ★
2026(31 問) 茨城県取手市の花火大会の地形図(6 cm の縮尺計算・地図記号・方位・上空写真の撮影方向) 利根川と日本の位置・産業(月別の流量グラフ・排他的経済水域・キャベツと鉄鋼の表・米作り・食料の輸入相手国) 家族のあり方の歴史(前方後円墳の分布・渡来人・戸籍と 7 世紀の政治・太閤検地・宗門改帳・身分の解体) 平均身長の資料 2 枚(古墳〜江戸の身長・徴兵検査・1900 年の学校・A/B/C 期間の社会) ★ 選挙の会話文(二院制・国民主権・被選挙権の年齢・国の歳入の表・少子化対策の公約・女性議員) ★

頻出テーマと周期(転写の自動集計・2010〜2026 の 17 年)

問い方


8-4. 国語(50 分・100 点・4 大問・28〜35 小問。2009〜2018 の 7 年のみ)

国語は 2019 年度以降の問題文が資料にありません(著作権処理の関係で掲載されない年が多い)。ここに書いたのは 2009・2010・2011・2014・2015・2016・2018 の 7 年、うち精読したのは 2015・2016・2018 の 3 年に限った話です。直近の形式は市販の過去問集で確認してください。

年度×大問の題材表(精読した 3 年)

年度 大問 1(物語文) 大問 2(説明文) 大問 3 大問 4
2015(31 問) 佐藤さとる『コロボックル物語④ ふしぎな目をした男の子』(用水池の水と生き物のつりあい・中学生のヒロシと年下のタケル)12 問 池田理恵子『日常生活のことばの正しさ』(手紙とパソコン・依頼の言い方・敬語と話し方の使い分け)9 問 詩・室生犀星「あゆのかげ」(句点の位置・表現技法・「ばちりとはねりかえる」もの)5 問 漢字の書き取り 5 問(オギナウ/セイヨウ/ユウボウ/ハッチャク/タシカメル)
2016(28 問) 吉田篤弘『つむじ風食堂と僕』(食堂に集まる文房具屋・肉屋と「幸せ」について考える僕)10 問 岸田國士『劇の好きな子供たち』(段落番号つき・劇をやるのは何のためか)9 問 詩・小川未明「月が出る」(各連の構成・四連目だけ異なる点)4 問 漢字の書き取り 5 問(カイマク/ケイケン/タレて/サガス/カイテキ)
2018(28 問) 四姉妹の次女きなりと諏訪のおじいちゃん(焼きトウモロコシ・ハクレンの花・ドラキュラの話)12 問 齋藤孝『新聞力 できる人はこう読んでいる』(ネットと新聞のメリット・満員電車で新聞を読んだ時代)8 問 言葉の知識(熟語の構成・敬語の誤り直し・俳句の季語と季節)3 問 漢字の書き取り 5 問(バイバイ/ハヤマル/フルイ立たせる/タンニン/アヤマリ)

頻出と問い方(資料のある 7 年に限った話)


9. しばらく出ていない単元(復活の警戒)

転写の自動集計(2010〜2026)で、大問の主要単元として数えたものです。構成だけ数えた年の細部は保証しません。最終確認年度は、その単元を資料で最後に確認できた年度を指します。

科目 単元 大問で出た年 最終確認年度 状況
理科 浮力・密度 2013・2016・2017・2018・2021・2023 2023 年度 ほぼ 2 年おきに出ていた頻出単元で、3 年空いています。4 科目のなかでも警戒度が高い枠です
社会 国際社会・国際協力 2010・2014・2016・2017・2018・2020・2021・2023 2023 年度 17 年で 8 回、公民の大問 5 の定番でしたが 3 年空いています。周期からすると戻ってきやすい枠です
算数 仕事算・ニュートン算 2010・2016・2022 2022 年度 4 年なし。大問 2 の一行問題として戻りやすい枠です
算数 水量とグラフ 2010・2011・2015・2017・2018・2020・2024 2024 年度 2024 に容器の水として出ましたが、「グラフを読む水そう」の形は 2020 以来 6 年ありません
算数 過不足算・つるかめ算 2012・2020 2020 年度 6 年なし
算数 場合の数 2014・2021・2026(大問 2) 2026 年度 大問として独立したのは 2021 が最後です
算数 図形の移動・回転 2015・2016・2017・2022・2024 2024 年度 2024 が最後。周期は 1〜2 年おきです
算数 約束記号 2021・2026 2026 年度 2026 に 5 年ぶりに復活しました
算数 平均算・資料の読み取り 2017・2019・2023・2024(大問 2) 2024 年度 大問としては 2023 が最後です
理科 実験器具の操作と観察 2010・2015・2020・2023 2023 年度 大問としては 3 年なし。2025 大問 1 問 2(けんび鏡)のように小問では出ています
理科 地層・岩石・地震・火山 2015・2017・2023 2023 年度 3 年なし。地学の大問は 2024 気象 → 2025 月 → 2026 惑星と天体が続いています
理科 気体の性質 2015・2016・2019 2019 年度 大問としては 7 年なし。2024 大問 3・2025 大問 3 に小問で混ざります
理科 てこ・つり合い 2013・2021 2021 年度 5 年なし。物理の大問 4 は電気 → ふりこ → 磁石と回っています
理科 星・星座 2021・2022 2022 年度 大問としては 4 年なし(2026 大問 5 に小問で登場)
理科 2020 2020 年度 6 年なし
理科 生態系・食物連鎖 2022 2022 年度 4 年なし。2024 大問 1 の地域別個体数が近い題材です
理科 気象 2018・2020・2024 2024 年度 2 年なし。2 年おきの周期で来ています
社会 選挙制度 2016・2019 2019 年度 大問の主題としては 7 年なし(2024・2026 に小問では出ています)
社会 鎌倉・室町時代 2011・2021・2022 2022 年度 4 年なし。歴史の大問 3 は古代・近世・通史が続いています
社会 飛鳥・奈良時代 2013・2020・2023 2023 年度 3 年なし。3〜7 年おきの周期です
社会 都道府県・地域の同定 2010・2011・2013・2016 2016 年度 大問としては 10 年なし(2025 大問 3 問 6 に小問で登場)
社会 交通・通信 2017・2020 2020 年度 6 年なし
社会 水産業・海流 2012 2012 年度 大問としては 14 年なし。2024 大問 2 問 6 に小問で登場します
社会 観光・地域おこし 2022 2022 年度 4 年なし
社会 環境問題・防災 2019・2025 2025 年度 2025 に 6 年ぶりに大問の主題として復活しました
国語 2014・2015・2016 2016 年度 3 年連続で出たあと、2018 は言葉の知識に替わりました。2019 年度以降は資料が無く分かりません
国語 短歌・俳句 2016・2018(季語) 2018 年度 詩と入れ替わる枠です
国語 表現技法の名前 2010・2015 2015 年度 大問 3 の定番です
国語 熟語の構成・敬語 2018 2018 年度 大問 3 が知識になる年の中身です
国語 語句の意味・慣用句 2010・2015・2018 2018 年度 読解の中に必ず 1〜2 問入ります

10. 形式面の注意

4 科目に共通すること

科目ごとの細部


11. 学年別ロードマップ

この学校に向けて何をするか
小 4(土台) 計算の正確さ・図形の基礎・読解・短い記述・漢字語彙の 5 本。この学校でとくに効く入口は 3 つです。①四則計算と逆算(算数の 21 問中 13 問がここにつながります)、②地図を見る習慣(地図記号・方位・縮尺は社会の大問 1 に 8 年連続で出ます)、③漢字の書き取りと送り仮名。時間を測るのはまだ早い段階です。地図帳を開いて「うちから駅はどっちの方角か」を話すだけでも、後の大問 1 に効きます
小 5(幅) 全分野をひととおり学び終える段です。週の器は「平日 15 分×5 + 週末 60 分」を基本形にします。平日 15 分は算数の計算と一行問題を毎日、週末 60 分はその週の単元 1 つ(理科・社会の分野を当てる週も作ります)。算数の単元は 8 節の年度×大問の題材表を「小 5 で一巡する単元リスト」として使い、割合 → 速さ → 平面図形 → 立体 → 規則性 の順に置いてから、一行問題を分野横断で回す形に早めに移ります(大問 2 の 8 問がこの形です)。9 節に挙げた仕事算(全体を 1 として仕事の量で考える)・ニュートン算(減りながら増える量の問題)・過不足算(配り方を変えたときの余りと不足から数を求める)・つるかめ算(個数を合計から逆算)は、いずれも受験用教材の単元で教科書には出てきませんが、大問 2 の一行問題として戻りやすい枠です。理科は生物(人体・植物)と物理(電気・ふりこ・磁石)を厚めに。社会は地形図の読み方を「作業」として身につけ、統計の表から都道府県を当てる練習を始めます。国語は説明文の段落の役割を口で説明する習慣を。ただし国語は 2019 年度以降の問題文が資料に無いので(→ 13 節)、直近の形式は市販の過去問集で確かめてください
小 6(仕上げ) 7 節の 8 項目。夏以降は同じ座席を縦に解く形(社会の大問 1 を 8 年分、算数の大問 1・2 を 10 年分、理科の大問 4 を 3 年分)を主にし、年度通しで時間を計る演習は社会・理科を中心に数回。記述(社会 2〜3 問・算数 1 問・理科 0〜2 問)は添削してもらう回数を確保してください

この学校は小 4 から始めるとどこで差がつくか。 差が出るのは、小 5 で全分野を一巡することよりも小 6 の反復です。大問の並びが固まっているぶん、同じ座席の問題を何年分も解いた経験がそのまま点になります。ただし理科だけは単元の重みが分野内でよく散っていて(いちばん多いこん虫・動物の分類でも 9%)、「この単元だけ捨てる」が効きません。理科は全分野を小 5 のうちに一巡させ、小 6 は算数・社会の座席の反復に時間を回す配分が、この学校の形に合います。


12. この学校と併願するなら

観点は勉強が転用できるかだけです。同じ形式・同じ頻出単元・同じ問い方なら、過去問演習が二重に効きます。難易度・偏差値帯・入試日程の重なり・通学圏は扱いません。

科目ごとに見ると、算数は横須賀学院・芝国際・茨城中、理科は法政大学第二・埼玉栄・日本大学藤沢、社会は二松学舎大学附属柏・埼玉栄・日本大学藤沢、国語は東海大学付属浦安・法政大学第二が近い並びです。

8 校の一覧・記述量・注意は 併願候補ページ へ。


13. 資料の限界


和洋国府台女子中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 用語集 / 過去問の使い方


数字はすべて出所つきで、換算や評価語は足していません(→ 方法論)。合格可能性・お子さんとの相性は扱いません。更新 2026-08-17。

和洋国府台女子中学校 のページ: 学校トップ / 偏差値(4 出所併記) / 過去問分析 / 併願候補 / 募集要項・入試結果 / 校風・理念

索引: 出題スタイル別 / 単元別 / 問い方別 / 同じ場所に同じ種類の問題 / 入試結果の公表状況 / 国語の出典 / 校風キーワード / 旧称 / 入試日程 ・ 共通: 過去問の使い方 / 用語集 / 資料の限界 / 方法論 / トップ